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多肉植物がぶよぶよになる原因と復活方法!手遅れになる前にできる対処

ぶよぶよの多肉が復活できるかの見分け方 多肉植物

「大切に育てていた多肉植物が、気づいたらぶよぶよに…」

そんなショックな経験をした方は少なくないでしょう。

多肉植物がぶよぶよになる原因は、水やりや気温など身近な管理の仕方にあります。

まだ茎や一部の葉が元気なら、復活できる可能性も十分にありますよ。

この記事では、ぶよぶよになってしまったときの原因と復活方法を詳しくご紹介します!

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この記事を書いた人
meme

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。キラキラ輝くハオルチア・オブツーサが大好き。

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  1. ぶよぶよになった多肉植物は復活できる?
    1. 復活できるケース
    2. 復活が難しいケース
  2. 多肉植物がぶよぶよになる原因と対処法とは?
    1. 多肉植物がぶよぶよになる原因①水や肥料のやり過ぎによる根腐れ
    2. 多肉植物がぶよぶよになる原因②高温多湿(梅雨時期や夏場)
    3. 多肉植物がぶよぶよになる原因③霜に当たった(冬場)
    4. 多肉植物がぶよぶよになる原因④病害虫やカビなど
  3. 多肉植物がぶよぶよになったときの対処法は?
    1. ぶよぶよになった葉を元通りにすることはほぼ不可能
    2. 腐敗した箇所は取り除き水やりを控えて乾燥気味に管理する
    3. ぶよぶよにならずに済んている箇所は挿し木や葉挿しで育て直すこともできる
  4. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:多肉植物がぶよぶよになるのは水不足ですか?
    2. Q2:ぶよぶよの葉は元に戻りますか?
    3. Q3:ぶよぶよになったら植え替えたほうがいいですか?
    4. Q4:夏と冬でぶよぶよの原因は違いますか?
    5. Q5:葉が透明になってぶよぶよするのは?
    6. Q6:ぶよぶよになった株はすぐ捨てるべきですか?
    7. Q7:水やりはどのくらい控えればいいですか?
    8. Q8:肥料をやりすぎてもぶよぶよになりますか?
    9. Q9:風通しが悪いとぶよぶよになりますか?
    10. Q10:復活させた株はまた弱りやすいですか?
  5. 多肉植物がぶよぶよになったときの原因と対処法【まとめ】
    1. 多肉植物のその他topics

ぶよぶよになった多肉植物は復活できる?

ぶよぶよの多肉が復活できるかの見分け方

多肉植物がぶよぶよになると「もうダメかも…」と心配になりますが、状態によっては復活できるケースもあります。

復活できるケース

伸びすぎたマサイの矢尻をカット

  • 茎や根元がまだ硬くしっかりしている
  • ぶよぶよの葉が一部のみで、他は健康そう
  • 葉の付け根や上部にまだ硬い葉が残っている
  • 腐敗が株全体に広がっていない
👉 この場合は「傷んだ葉を取り除く」「水を控えて乾燥気味に管理する」「挿し木・葉挿しで仕立て直す」ことで復活の可能性があります。

復活が難しいケース

ぶよぶよに腐ったハオルチア

  • 株全体が黄色や茶色に変色している
  • 葉も茎も触れると崩れるほどぶよぶよ
  • 根元から腐敗している
  • ほとんどの葉が落ちて再生できる部分がない
👉 この場合は残念ながら復活は難しいでしょう。ただし、まだ使える葉があれば「葉挿し」で再挑戦できます。

 

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多肉植物がぶよぶよになる原因と対処法とは?

ぶよぶよになって落ちた多肉植物の葉
ぶよぶよになって落ちた多肉植物の葉

まずは、多肉植物がぶよぶよになってしまう主な原因から見ていきましょう。

多肉植物がぶよぶよになる原因①水や肥料のやり過ぎによる根腐れ

多肉植物はその多肉質な葉や茎に多くの水分を蓄えています。その理由は、多肉植物の多くが砂漠や海岸などの乾燥地帯を原産とする植物だからです。

そのため、多肉植物は乾燥状態には非常に強く、その反面、多湿状態ではダメージを受けやすくなります。

土が乾ききらないうちに次から次へと水を与えていると、徐々に葉がぶよぶよになりそのまま根腐れしてしまいます。

また、必要以上の施肥も根腐れの原因になるため気をつけなければなりません。多肉植物は基本的にあまり多くの肥料を必要としないことが多いです。

多肉植物(春・秋型の場合)は、生育が緩慢になる夏・冬の肥料は基本要らないよ。

※春・秋型とは?…春と秋に生育が旺盛になる生育期を迎える多肉植物のこと。多くの多肉植物はこの春・秋型ですが、種類によっては生育期が異なるため再度確認してみてください。

多肉植物(春・秋型)の水やり【目安】

・生育期である春、秋
⇒土が乾いてからたっぷりと与える

・休眠期である夏、冬(梅雨時期も多湿に注意)
⇒断水気味に管理。土が乾いて3~4日ほどしてから表面が湿る程度に与える。

多肉植物がぶよぶよになる原因②高温多湿(梅雨時期や夏場)

「土がしっかりと乾いてから水やりしていたのに多肉植物がぶよぶよになってしまった…」

このような場合、考えられるのは「空気中の湿度」や「強光」「30度以上の高温」による影響です。

特に、多肉植物がぶよぶよになった時期が梅雨時期や夏場の場合、風通しが悪いことや湿気がこもったことで根腐れを引き起こすことも多いです。

下写真は梅雨時期~夏場の間にだめになった多肉植物です。

ぶよぶよになって葉が散乱したハオルチア
高温多湿によって傷んだ多肉植物

葉はぶよぶよに傷んで少し触れただけでほぼすべての葉が落ちてしまいました。すでに根腐れに発展しており、この後、慌てて室内へ取り込み乾燥気味に管理しましたが枯れてしまいました。

このように、多肉植物にとって高温多湿となる日本の初夏~真夏は株が弱りやすく注意が必要な時期です。

特に、葉が重なり合い花びらのようにぎゅっと締まっている多肉植物(エケベリア)は、湿気が株にこもりやすいためか、梅雨時期や夏場に蒸れて傷むことがよくあります。(下写真)

枯れたエケベリア
長雨による蒸れで傷んだエケベリア

あわせて読みたい「多肉植物 夏のお手入れはどうすべき?【水やり、置き場所など】」はこちら

多肉植物がぶよぶよになる原因③霜に当たった(冬場)

多肉植物は寒さに強く、0度くらいまでなら耐えられるものが多いです。しかし、中には寒さが苦手な多肉植物も存在します。

下写真はアロマティカスという多肉質な葉が特徴のハーブです。ふわふわで肉厚な葉が特徴のアロマティカスは寒さが大の苦手。

うっかり朝晩の冷え込みに当ててしまうと下写真のように株全体がぶよぶよになって傷んでしまいます。

寒さでぶよぶよになったアロマティカス

また、朝晩が5度以下になる日の夜間は水やりを控えます。吸いきれずに鉢内に残った水分が朝晩の冷え込みで凍り付き、多肉植物の根を傷めるのを防ぐためです。

そもそも、「霜」ってなに?

多肉植物を育てる上で「霜に当てない」という言葉をよく目にしますね。しかし、そもそも霜とは何かご存じですか?

霜は、空気中に存在する水蒸気が朝晩の冷え込みなどで凍り付き、地面や植物などに付着したもののことをいいます。
また、地中に溜まった水分が凍り付いて生じるのは「霜柱」です。

多肉植物はただでさえ葉や茎に多くの水分を蓄積しているため、霜に当たると大きなダメージを受けやすいです。そのため、冬場の冷え込みには気を付けなければなりません。
霜
落ち葉に降りた霜

あわせて読みたい 「多肉植物 冬の水やり方法【タイミングや与える時間帯など】」はこちら

多肉植物がぶよぶよになる原因④病害虫やカビなど

多湿状態が続くことで、多肉植物はさまざまな病害虫による被害を受けやすくなります。害虫であればカイガラムシやナメクジ、ハダニなどです。

これらは放置することで吸汁によって株を弱らせ枯らせます。見つけたら早目に取り除き駆除しましょう。特にカイガラムシは非常に小さく、葉の付け根や裏などに隠れるように潜んでいます。

コナカイガラムシ

また、湿気がこもる時期に気を付けたいのがカビや細菌による被害です。これらは放置することで徐々に広がります。

葉がぶよぶよになって黄色く変色していたり、黒く枯れている場合は、傷んだ箇所をピンセットを使って早めに取り除き、ダメージが広がるのを防ぎます。

 

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多肉植物がぶよぶよになったときの対処法は?

高温多湿によりぶよぶよになった多肉植物

では、すでにぶよぶよになった多肉植物はどうすべきなのでしょうか。対処法を見ていきましょう。

ぶよぶよになった葉を元通りにすることはほぼ不可能

多肉植物がぶよぶよになり、すでに水分がにじみ出て触れるだけで葉がボロボロと落ちる場合は根腐れに発展しています。

根腐れに発展した段階では復活がほぼ不可能です。

かろうじてまだ茎が硬い場合は、水やりを控えて乾燥気味に管理し様子を見ます。

腐敗した箇所は取り除き水やりを控えて乾燥気味に管理する

ぶよぶよになっている箇所はすでに腐敗が進んでいます。まわりに腐敗が広がるのを防ぐためにも、ぶよぶよになっている部分はピンセットを使って取り除きましょう。

その後、まだ茎が硬いようなら水を控えて乾燥気味に管理します。風通しをよくして直射日光は避けた半日陰で様子をみましょう。

ぶよぶよにならずに済んている箇所は挿し木や葉挿しで育て直すこともできる

ぶよぶよになった箇所が部分的な場合、それ以外の場所はまだ復活の可能性があります。

また、根元からぶよぶよになっている場合でも、別の箇所にまだ硬い部分があれば葉挿しや挿し木で育て直すこともできます。

あわせて読みたい「多肉植物の挿し木の方法を画像付きで分かりやすく解説します」はこちら

ルビーネックレスの挿し木

全体的にぶよぶよになって黄色く変色している場合はすでに根腐れしていると考えられます。残念ですが、復活は難しいでしょう。

多肉植物の根腐れを防ぐためには「乾燥気味に管理すること」が一番です。

そして、「一年を通して風通しのよい場所に置くこと」「30度以上の高温期は直射日光を避ける」「水やり後や梅雨時期は特に風通しを意識してあげる」などを気を付けなければなりません。

あまもりにも雨が続いたり暑さの厳しい時期は室内へ移動し、株へのダメージを防ぐことも大切でしょう。

室内に置いたサーキュレーター

室内の場合は扇風機やサーキュレーターを活用し空気の流れを作ります。

 

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よくある質問(FAQ)

Q1:多肉植物がぶよぶよになるのは水不足ですか?

A:水不足ではなく、ほとんどの場合は「水の与えすぎ=根腐れ」が原因です。水不足のときは葉がしわしわになります。

Q2:ぶよぶよの葉は元に戻りますか?

A:一度ぶよぶよになった葉は元通りにはなりません。取り除いて、健康な部分を守ることが大切です。

Q3:ぶよぶよになったら植え替えたほうがいいですか?

A:腐敗が進んでいなければ植え替えも有効です。新しい乾燥した土に植え替えて、根の様子を確認しましょう。

Q4:夏と冬でぶよぶよの原因は違いますか?

A:はい。夏は「高温多湿・蒸れ」、冬は「霜や低温」が主な原因になります。

Q5:葉が透明になってぶよぶよするのは?

A:根腐れや凍結などで細胞が壊れているサインです。透明部分は復活しません。

Q6:ぶよぶよになった株はすぐ捨てるべきですか?

A:部分的に健康な部分が残っていれば捨てずに「挿し木・葉挿し」で再生可能です。

Q7:水やりはどのくらい控えればいいですか?

A:土が完全に乾いてから数日おいて与えるくらいが目安です。復活待ちの株は断水気味に管理します。

Q8:肥料をやりすぎてもぶよぶよになりますか?

A:はい。肥料過多は根を傷めて結果的にぶよぶよ化の原因になります。基本的に肥料は控えめで十分です。

Q9:風通しが悪いとぶよぶよになりますか?

A:なりやすいです。特に梅雨や真夏は蒸れやすいため、サーキュレーターなどで風を通してあげましょう。

Q10:復活させた株はまた弱りやすいですか?

A:はい。一度弱った株は回復に時間がかかり、再発しやすいです。しばらくは直射日光を避け、乾燥気味で管理してください。

 

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多肉植物がぶよぶよになったときの原因と対処法【まとめ】

ぶよぶよに傷んだハオルチア

今回は、多肉植物がぶよぶよになる主な原因と対処法をご紹介しました。

基本は「水をやり過ぎないこと」です。そして、気を付けたいのが梅雨時期や真夏の高温期でしょう。

この時期は湿気が株にこもりやすいため、いつもと同じように管理していても葉がぶよぶよになってしまうことも多いからです。

多肉植物は十分な日光と風に当たることで株が充実します。そのため、多肉植物は屋外で管理している方も多いでしょう。

多肉植物を屋外に置いている場合、梅雨時期と真夏は室内へ一時的に避難させることもご検討ください。

多肉植物がぶよぶよになる主な原因4つ

1.水や肥料の与えすぎによる根腐れ
⇒基本、乾燥気味に管理する

2.高温多湿によるダメージ
⇒特に梅雨時期や夏場は要注意

3.霜に当たった
⇒霜が当たると株が弱るため室内へ取り込むor新聞紙や段ボールで囲うなどの養生を施す

4.病害虫やカビなどによる被害
⇒特に、高湿状態が続いて株が弱っていると被害にあいやすい
多肉植物がぶよぶよになった時の対処法

・すでにぶよぶよになった部分は腐敗しているため元通りにできない

・まだ硬い部分があれば挿し木や葉挿しで育て直すこともできる

・茎が硬ければ、ぶよぶよになった部分を取り除いた上で乾燥気味にし様子をみる(直射日光を避けた風通しのよい場所に置く、肥料は与えない)

多肉植物のその他topics

「伸びすぎた多肉植物はどうすべき?ひょろひょろの原因と対処法」はこちら

「多肉植物が紅葉しない理由と対処法とは?」はこちら

「多肉植物が赤くなる…寒くないのに赤味を帯びる理由とは?」はこちら

「多肉植物が徒長したらどうする?可愛い見た目を取り戻す方法」はこちら

「徒長した多肉植物の簡単な仕立て直し方をご紹介します!」はこちら

「多肉植物を紅葉させるには?綺麗に紅葉させるコツ3つ」はこちら

「ダイソー多肉!これまでにダイソーで購入した多肉植物たち」はこちら

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