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多肉植物が徒長したらどうする?可愛い見た目を取り戻す方法

徒長した多肉植物 多肉植物

ぷくぷくとした肉厚な葉と、ギュッと締まった花のような姿が人気の多肉植物。人気の秘密はなんといっても可愛らしい姿ですね。

しかし、購入直後は可愛かったはずの多肉植物がいつの間にか間延びしてひょろひょろの乱れた姿になってはいませんか?

特に多肉植物を室内で育てている場合、どうしても起こしやすいのが「徒長(とちょう)」だよ。

徒長した多肉植物は、葉と葉の間隔が広くなり、ひょろひょろとしただらしのない姿になります。

今回は、多肉植物が徒長したら試して欲しいとっても簡単な対処方法をご紹介します。今回ご紹介する方法で多肉植物の可愛い姿を取り戻してください。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

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多肉植物が徒長したらどうする?可愛い見た目を取り戻す方法!

では、多肉植物が徒長した場合の簡単な対処方法を見ていきましょう。徒長の主な原因は「日光不足」です。

特に、多肉植物は日光を好むため光線不足は徒長の大きな原因になります。

多肉植物が徒長したらどうする?対処法 手順①春or秋に実行

今回は、実際に徒長した多肉植物を使って株姿を取り戻す方法をご紹介します。

下写真はダイソーで購入した多肉植物です。室内での管理が続いていたのか、葉と葉の間隔が空いて茎が目立っています。徒長気味です。

徒長気味の多肉植物

本来は葉がギュッと詰まって花のように広がる姿が魅力の多肉植物ですが、徒長するとどうしてもだらしのない姿に変わってしまいます。

また、徒長によって損なわれるのは見た目だけではありません。徒長した多肉植物は、ちょっとしたストレスにも弱くなり傷みやすくなります。

今回は、「切り戻し」と「挿し木」で徒長した多肉植物を仕立て直してみましょう。適期は春または秋です。

春か秋に実施する理由は、多くの多肉植物にとってもっとも生育旺盛な時期だから。切り戻し後の経過も順調に進みやすいため、生長期である春・秋の実施が望ましいんだ。

多肉植物が徒長したらどうする?対処法 手順②間延びした部分をカット

徒長した部分を清潔なハサミを使ってカットします。

徒長した多肉の茎をカット

上写真のように、株元に葉を数枚残しておくとその後の生長が順調に進みやすいためおすすめです。

徒長した部分の茎をカットしたら、できるだけ風通しのよい半日陰に置いて管理を続けます。

うまくいけば脇芽が2つほど出てくるよ。

ただし、室内からいきなり屋外の日向へ移動させるのはキケンです。その理由は、葉焼けを起こす可能性が高いから。

葉焼けを起こすと葉の一部が焼け焦げたように変色し元には戻りません。数日~数週間かけて様子を見ながら少しずつ日当たりの場所へ移動します。

屋外で育てるのがベストな理由は日光だけではありません。

植物にとって光と水と同じように不可欠なのが風なんだ!

屋外に置くことで植物は風を感じ葉にある気孔の開閉が活発になり、光合成が盛んになります。

今後の管理方法は基本、屋外がベスト!

今後、徒長の再発を防ぐためにもできるだけ屋外で管理するのがベストです。特に、春と秋は多肉植物がよく育ちます。

そのため、春と秋に日光不足が続くと茎が日光を求めて縦方向ばかりに伸びてひょろひょろになりやすいです。

多肉植物は寒さにも強いものが多いため、室内に置きっぱなしにせずできるだけ屋外に置いて十分な日光を当ててあげます。

さらにくわしく「多肉植物の挿し木の方法を画像付きで分かりやすく解説します」はこちら

多肉植物が徒長したらどうする?対処法 手順③切り口を乾燥させる

カットした茎は挿し木で増やすことができます。土に挿す際に邪魔になる下葉を取り除きましょう。

下写真は、「恋心」という多肉植物の茎をカットしたものです。土に挿す際に邪魔になる下葉(下の方の葉っぱ)を取り除いています。

挿し穂の葉数を調整

多肉植物の種類によっては取り除いた葉を発根させて株を増やすこともできますよ。

そして、数日のあいだ切り口を乾燥させます。

乾燥させるときは、横に転がしておくと茎が曲がりやすい。茎が曲がると土に挿しにくくなる。下写真のように、ペン立て等を使って立てた状態で乾燥させてみて。茎が曲がらず土に挿しやすいからおすすめ。

切り口を乾燥させてかさぶた状態にすることで、雑菌の侵入を防ぎます。

ちなみに、発根した多肉植物の葉が下写真です。

発根した多肉の葉

特に土に植えずとも、数日間転がしておくだけで発根してくれるものも多いです。

多肉植物が徒長したらどうする?対処法 手順④乾いた土に挿す

切り口が乾燥したら乾いた土に挿し込みましょう。

土は「肥料分が含まれていない」「清潔である(使いまわしていない)」「水はけがよい」の3点が揃ったものにしてね。たとえば、赤玉土(小粒)やバーミキュライトなど。

下写真では元株の脇にカットした茎を挿しましたが、理想的には別容器に土を入れて挿し木するのが好ましいです。

日光不足により葉と葉の間隔がのびてひょろひょろの見た目になる徒長(徒長)。特に、多肉植物が徒長すると見た目がだらしなくなりせっかくの魅力が台無しですね。そこで今回は、徒長した多肉植物の可愛い姿を取り戻すための簡単な対処法をご紹介します。
挿し木に適している土はどんな土?

・バーミキュライト
・赤玉土(小粒)
・鹿沼土(細粒)
・川砂 など

もちろん、市販の「挿し木・種まき用の土」でもok!大粒よりも小粒の方が茎が安定しやすいのでおすすめです。

約半年後の様子

春先に切り戻してから約半年が経過した様子が下写真です。

挿し木から約半年経過した多肉植物

左側が元株です。脇芽が2つ出て、上から見えるとロゼット状に広がる葉が2つに増えましたね。

そして、右側が挿し木した茎です。順調に根を張りギュッと締まった姿をしています。

約8か月後の様子

さらに2か月ほど経過し12月末を迎えた様子が下写真です。

秋頃に生長した株は2か月前よりもひとまわり程大きく生長しています。さらに、寒さによって生長がほぼ止まり淡い紫色に紅葉しています。

多肉植物は暑さにはあまり強くないものが多いですが、寒さには0度程度まで耐えられるものも多いです。

できるだけ長く屋外管理するのが徒長を防ぐ最大のポイント!

こんな感じで、徒長した部分をカットして挿すだけで簡単に乱れた姿を仕立て直すことができます。

徒長した多肉植物にお悩みの方は、ぜひ、お試しください。

あわせて読みたい「多肉植物を紅葉させるには?綺麗に紅葉させるコツ3つ」はこちら

 

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まとめ

多肉植物をカット

今回は、多肉植物が徒長した場合の簡単な対処方法をご紹介しました。

可愛い姿の多肉植物は、「できるだけ近くに置いて楽しみたい」という方も多いでしょう。

時々は室内に置いて楽しみ、「基本は屋外」と決めておくといいかも。30度を超える真夏は多肉植物にとって過酷な環境でもあるんだ。

真夏や真冬は多肉植物を室内に取り込む必要も出てくるため、状況に応じて置き場所を変えて室内でも楽しめると理想的ですね。

多肉植物が徒長したらどうする?対処法【手順】

1.春または秋に実施
2.徒長した部分の茎をカット、元株は風通しのよい半日陰で管理(できれば屋外)
3.切り口を乾燥させる
4.乾いた土に挿し込む、水は与えない
5.水やりは10日ほどしたらおこなう
6.茎に触れて抵抗を感じるようになれば発根したサイン、土が乾いたら水を与える

※移動する場合は数日かけて少しずつ。いきなり直射日光に当てない。

多肉植物のその他topics

「ダイソー多肉!これまでにダイソーで購入した多肉植物たち」

「ピーチネックレスの花を咲かせるまでの経過【多肉】」

「七福神を冬越しさせるためのコツ2つ【多肉植物】」

「ルビーネックレスが細長くなったときの簡単な対処法とは?」

「観葉植物を害虫から守る!オルトランDXの使い方【簡単】」

 

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