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ふっくら娘の増やし方!葉挿し・挿し木・株分けまで徹底解説

ふっくら娘の増やし方 多肉植物

まんまるでぷっくりとした葉が可愛らしい多肉植物「ふっくら娘」。

白い粉がまるで粉雪のように葉を覆い、その姿はまさに癒しのグリーンです。

この記事では、切って土に差すだけで簡単に増やせる「挿し木」を中心に、株分けや葉挿しの方法まで徹底解説します!

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meme

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。キラキラ輝くハオルチア・オブツーサが大好き。

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ふっくら娘はどんな多肉植物?

ぷっくり可愛いふっくら娘(多肉)

ぷっくりした葉と白い粉が魅力

ふっくら娘は、コチレドン属に分類される多肉植物です。

名前のとおりぷっくり丸みのある葉が特徴で、表面には粉雪のような白い粉(ブルーム)が覆っています。

光をやわらかく反射し、可愛らしい姿が人気のポイントです。

春秋型の多肉で、増やすのに適した季節は春と秋

ふっくら娘は春・秋型の多肉植物です。

涼しい春と秋に成長が活発になり、真夏や真冬は休眠気味になります。

そのため、挿し木や株分けなど増やす作業は春と秋が最適です。

 

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ふっくら娘の増やし方は3種類

ふっくら娘を増やす方法には大きく分けて3つあります。

なかでももっとも成功率が高く、初心者にもおすすめなのは「挿し木」です。

挿し木(メインの方法)

ふっくら娘の挿し木

カットした茎を土に挿すだけ!

茎を切って土に挿すだけで比較的簡単に増やせる方法です。

ふっくら娘は茎から発根しやすいため、初心者でも成功しやすいのが特徴。春や秋に行うのがベストです。

株分け(株が大きくなった場合)

株が大きく育ち、子株ができた場合は株分けでも増やせます。

根を一緒に分けて植え替えるので、発根を待つ必要がなく、そのまま成長を楽しめます。

葉挿し(成功率は低い)

葉を土に置いて発根を待つ方法ですが、ふっくら娘は葉挿しの成功率が低めです。

発根しても育ちにくいため、挑戦したい方は実験的に行う程度がおすすめです。

 

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ふっくら娘を挿し木で増やす方法

ふっくら娘を挿し木で増やすのに適しているの葉は春または秋です。ふっくら娘は春・秋型の多肉植物のため、春と秋に生育がさかんになります。

失敗を防ぐためには「適期におこなうこと」が大切です。それでは、手順をみていきましょう。

ふっくら娘の増やし方 手順①茎をカット

ふっくら娘の茎をカット

まずは、切れ味のよい清潔なはさみで葉の付いた茎をカットします。

カットした茎には、最低でも2つほど「節(ふし)」が残るようにしてください。

葉の付け根である「節(ふし)」があるようにするのがポイント

ふっくら娘の茎

葉の付け根である節部分を残す理由は、節あたりから発根することが多いからです。

土に差す際にも、この節がしっかりと土に埋まるようにします。

ふっくら娘の増やし方 手順②葉数を調整

葉を取ったふっくら娘の茎

カットした茎は、あらかじめ葉数を調整しておきます。

茎の下半分に付いている葉を手でもぎ取るか、ハサミでカットし取り除いておきます。

このようにする理由は「土に差しやすくならから」だけではありません。

葉を取る理由は土に差しやすくするだけでなく、蒸散を抑えて枯死を防ぐため

葉を取ったふっくら娘の茎

葉がある限り、植物は光合成をして水分を放ちます。

ただ、カットした茎は根を失っている状態です。 そのため、非常に乾燥しやすくなっています。

ふっくら娘の増やし方

切り口は雑菌が入りにくいよう、しっかり乾燥させるのがコツ!

葉が多すぎると、発根する前に蒸散によって葉から水分が放出され、枯死してしまう恐れがあります。

乾燥による枯死を防ぐためにも、茎の下半分ほどの葉はあらかじめ取っておくのがおすすめです。

※ちなみにふっくら娘は葉挿しもできなくなないようですが、成功率はかなり低いようです。筆者も何度か挑戦しているものの、まだ一度も発根してません。ただ、今回は綺麗に葉が取れなかったため、そのまま処分しています。

ふっくら娘の増やし方 手順③土に差す

ふっくら娘の挿し木作業

切り口を3日ほど乾燥させたら、土に差していきましょう。切り口を乾燥させることで、しっかりとかさぶたを作り、雑菌の侵入を防ぎます。

土は「水はけがよい」「清潔である(使いまわしではない)」「養分を含まない」の3点が揃ったものが適しています。

例:バーミキュライト、鹿沼土(小粒)、川砂、赤玉土(小粒)など

10日ほどは水を与えないで半日陰に置く

ふっくら娘の挿し木  直射日光を避けた半日陰に置いて発根を待つ

挿し木後はすぐに水を与えないでください。切り口から腐敗する恐れがあるからです。 ふっくら娘はその肉厚な葉に沢山の水分を蓄えています。

発根までは植物の力を信じて、水やりを我慢しましょう。 10日ほど経過したら土全体が湿る程度に水を与えます。

ふっくら娘の増やし方 手順④10日ほど経ったら、水やり

ふっくら娘の挿し木

挿し木にして10日ほど経ったら土全体が湿る程度に水を与えましょう。その後は、土がしっかりと乾いたのを確認してから水を与えます。

挿し木に触れて抵抗を感じるようになれば発根のサインです。少しずつ日光に慣らしていきます。

水やりチェッカーで水のやり過ぎを防ぐ

ふっくら娘を育てる上でもっとも気を付けたいのが「水のやり過ぎ」です。 ふっくら娘の水やりの基本は土がしっかりと乾いてから。

ただ、慣れるまではなかなか難しいのが水やりです。

そんなときに便利なのが水やりチェッカー。スティック状のチェッカーを土に差すだけで、土の乾き具合を色で知らせてくれます。

サスティー

  • 春・秋⇒チェッカーが「白」になったら、鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと水やり
  • 夏・冬⇒チェッカーが「白」になってさらに3~4日ほどしてから、土全体が湿る程度に水やり

あわせて読みたい「多肉植物 冬の水やり方法【タイミングや与える時間帯など】」は

 

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ふっくら娘を株分けで増やす方法

ふっくら娘は、株が大きく育つと自然に子株が出てくることがあります。
その場合は株分けをすることで、簡単に数を増やすことができます。

株が複数に分かれてきたときに有効

株分けは、親株の周りに子株がいくつもついてきたタイミングで行うのがベストです。

無理に分けるのではなく、株が自然に増えてきたときが適期です。

土から掘り上げ、子株ごとに分けて植え直す

鉢から株をそっと抜き、子株を親株から切り離します。子株にはなるべく根がついた状態で分けるのが理想です。

分けたあとは、新しい清潔な土に植え直します。

根を痛めないように注意

根を強く引っ張ると傷みやすいため、指や清潔なハサミで優しく分けましょう。

もし根が切れてしまった場合は、数日乾燥させてから植え付けると傷口が癒えて腐りにくくなります。

👉 株分けは発根を待つ必要がないため、挿し木よりもスムーズに育ちやすいのがメリットです。

 

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ふっくら娘の葉挿しはできる?

葉挿しは可能だけど失敗しやすい

私も実際に挑戦してみましたが、葉挿しはなかなか発根せず、残念ながら失敗しました

ふっくら娘の葉は肉厚で水分が多いため、発根しても株として育つのが難しく、途中で枯れてしまうことが多いようです。

初心者には挿し木がおすすめ

一方で、挿し木は比較的根付きやすく、成功率が高いことを実感しました。

初心者の方は、まず挿し木から挑戦するのが安心で、元気な株を効率よく増やすことができます。

 

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ふっくら娘の増やし方に関するよくある質問(FAQ)

Q1:挿し木からどのくらいで根が出ますか?

通常、春や秋の適期で10〜14日ほどで発根が始まります。

土の乾燥具合や気温によって前後することがあります。

Q2:挿し木後すぐに水やりしていいですか?

切り口から腐敗する恐れがあるため、挿し木直後は水やりを控え、切り口を乾燥させてから与えます。

発根を確認できるまでは半日陰で管理しましょう。

Q3:株分けはいつの時期が適していますか?

株分けは親株が大きく育ち、子株が出てきた春や秋が最適です。

根を傷めないよう注意しながら分け、清潔な土に植え直しましょう。

Q4:葉挿しで成功させるコツはありますか?

葉挿しは成功率が低く、成長まで時間がかかります。

肉厚な葉は乾燥させてから置く直射日光を避けるなどの工夫で少し成功率が上がる場合がありますが、初心者は挿し木がおすすめです。

Q5:発根しない場合はどうすればいい?

気温や湿度、土の状態が合わないと発根しにくいことがあります。

適期に再挑戦するか、挿し木の切り口を乾燥させ直して植え替えると成功率が上がります。

 

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まとめ

今回は、可愛い多肉植物・ふっくら娘の増やし方を詳しくご紹介しました。

  • 挿し木は初心者でも成功しやすく、春や秋の適期に行うのがポイント
  • 株分けは親株が大きくなったときに有効で、発根を待たずに育てられる
  • 葉挿しは可能ですが成功率が低く、実験的に楽しむ程度がおすすめ

増やすときは、茎や葉の状態、土や水やりの管理など、ちょっとしたコツを押さえるだけで成功率がぐっと上がります。

ふっくら娘を育てる楽しみだけでなく、増やす楽しみも味わって、ぜひ可愛い株を増やしてみてくださいね。

ふっくら娘を挿し木で増やす方法【手順】

  1. 茎をカット
  2. 葉数を調整
  3. 土に差す
  4. 10日程経過したら、水やり

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