AD
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ハオルチアをプリプリにする!水やりしても葉が膨らまない時の対処法

しぼみ気味のハオルチア(ミラーボール) ハオルチア

買った時はプリプリだったはずのハオルチア。いつの間にか葉がしぼんで、水やりしてもプリプリに戻らない…。

ハオルチアを育てている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

水やりして数日経ってもハオルチアの葉が膨らまない…という場合、根が腐っている可能性があるため放っておくと危険です。

そこで今回は、ハオルチアがしぼんでしまう原因とその対処法、プリプリにする方法をご紹介します。

この記事を読めば、

  • ハオルチアがしぼんでしまう原因は?
  • しぼんだハオルチアをプリプリにする方法
  • 水をやってもハオルチアがプリプリにならない時の対処法
  • ハオルチアを室内で育て続けるコツは?

が分かるよ!

☆★くすんだハオルチアの透明感を取り戻したい方はこちら↓↓

ハオルチアを透明にする方法は?窓が曇る原因を解説します
ハオルチアの葉先にある透明な窓が曇ったり、くすんだりしてお悩みではありませんか?クリスタルプランツとも呼ばれるハオルチア(主に軟葉系)は、葉先に透明な部分があります。今回は、そんなハオルチアの窓の透明度が下がる理由と透明にする方法を解説。

☆★ハオルチアの調子がなんとなく悪い…とお悩みの方はこちら↓↓

ハオルチアに元気がないときの原因と対処法【よくある症状別】
なんとなく元気がないハオルチアにお悩みですか?買ってきたときはぷりぷりのムチムチで色も形も綺麗だったハオルチア。そんなハオルチアの元気がない時によく見られる症状別で、トラブルの原因と対処法を解説します。
スポンサーリンク
この記事を書いた人
meme

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

memeをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ハオルチアがしぼんでしまう原因は?

クリスタルプランツ(ハオルチアオブツーサ)

まずはハオルチアがしぼんでしまう原因からみていきましょう。

ハオルチアがしぼむ原因①水不足

ハオルチアの水やり

ハオルチアの土が乾ききっているなら、単純に水不足が疑われます。

ただし、水やりして5日以上経っても葉が膨らまない・土が乾く様子がないという場合は他の原因が考えられます。

ハオルチアがしぼむ原因②寒さ

植え替え後のハオルチア

ハオルチアの生育適温は15度~20度程度です。

10度以下になると生育が鈍り、水を吸い上げる力も弱まります。

寒さに晒された状態で土が湿り続けると、葉が膨らまないどころか根腐れを引き起こす恐れもあります。

ハオルチアがしぼむ原因③根腐れ

黒っぽく変色したハオルチア

ハオルチアは高温多湿を嫌います。

鉢の中が蒸れたり、極端な暑さや寒さで根がダメージを受けたりすると、根がうまく機能しません。

すでに根が腐敗している場合、いくら水やりしても葉がぷりぷりに膨らむことはありません。

根腐れを放置していると腐敗が地上部まで拡がり、葉もぶよぶよに腐って復活が困難になってしまう…。

☆★ハオルチアが根腐れしたときの対処法、予防策についてはこちら↓↓

ハオルチアが根腐れした時の対処法は2パターン!画像付きで解説
ハオルチアが根腐れしたかも…とお悩みですか?今回は、ハオルチアが根腐れしたときによくある症状と対処法を紹介します。さらに、根腐れを起こす原因や根腐れを防いで長生きさせるコツなどもまとめてお届け。ハオルチアを育てている人は必見です。

ハオルチアがしぼむ原因④光線不足

葉が細長く伸びたハオルチア

ハオルチアは直射日光で葉を傷めやすいですが、あまりにも日当たりが悪いと光線不足に陥り、株全体が弱ってしまいます。

室内でハオルチアを育てるなら、南~東向きの窓際に置くのが最低条件です。

光線不足に陥るとあっという間に徒長し、形が崩れてちょっとした環境の変化でダメージを受けやすくなります。

☆★ハオルチアに適した置き場所についてはこちら↓↓

ハオルチアに最適な置き場所はどこ?押さえておくべきポイントは光と風!
ハオルチアに適した置き場所をご存じですか?多くの多肉植物と異なり、ハオルチアは強い光を好みません。また、乾燥や寒さに対してそこまで強くないのが特徴です。そんなハオルチアの置き場所に適しているのは適度な光と風通しが確保できる場所です。
ハオルチアは葉焼けした時の症状は?屋外で育てるなら遮光ネットは必須
ハオルチアが葉焼けした時の症状や対処法、葉焼けを防ぐ方法をご存じですか?エケベリアやセダムなど比較的メジャーな多肉たちと違い、ハオルチアはちょっと(結構?)繊細な子なんです。今回はハオルチアが葉焼けした時の症状と対処法、原因や予防法を解説。

ハオルチアがしぼむ原因⑤害虫被害

アイビーについたコナカイガラムシ

ハオルチアは害虫被害を受けにくい植物ですが、それでもハダニやカイガラムシなどの被害を受けることもゼロではありません。

特に、ハオルチアを埃っぽい場所や日当たり・風通しの悪い場所で育てていると、いつの間にか湧いてしまうのが害虫です。

株元や葉の隙間に白い綿状のものがわいていたり、葉がべとつく場合は要注意。カイガラムシが付いている可能性があるよ。

☆★ハオルチアに付きやすい害虫、害虫の駆除方法などについてはこちら↓↓

ハオルチアに害虫が付いた時のサイン、症状は?室内ならカイガラムシ、ハダニに注意!
ハオルチアに害虫が付いたときの症状をご存じですか?ハオルチアに付きやすい害虫にはハダニやカイガラムシがあります。万が一、これらの害虫が大切なハオルチアに付いた時の対処法を解説。また、害虫による症状や原因、予防策なども紹介します。

 

スポンサーリンク

しぼんだハオルチアをプリプリにする方法

水を与えてもハオルチアがプリプリにならない…。

このような場合、まずは寒さに晒されていないか・根詰まりを起こしていないか・害虫が付いていないかを確認しましょう。

寒さ・根詰まり・害虫被害、どれも当てはまらない場合は、根腐れを起こしている恐れがあります。

鉢から取り出し、根の状態をチェックしてみよう

ハオルチアの健康な根っこ

根腐れが疑われる場合、まずは一旦鉢から株を取り出して見ましょう。

ハオルチアの健康な根は白くて太く、弾力があるのが特徴です。

逆に、傷んだ根は黒くスカスカで切り干し大根のような感じです。

健康な根と傷んだ根は一目瞭然。傷んだ根は軽く触れるだけでボロボロ落ちるよ。健康な根は太くて丈夫だから見ればすぐ分かる。

☆★ハオルチアに適した土の条件、選び方、おすすめの用土についてはこちら↓↓

ハオルチアに適した用土の条件3つ!ハオ好きがおすすめの土を厳選
ハオルチアに適したおすすめの土をご存じですか?まるで宝石のような見た目が美しいジュエルプランツことハオルチア。今回はそんなハオルチアに適した土の条件と、おすすめの培養土を厳選して2つ紹介します。ハオルチアを長く育てたいなら土選びが重要です!

黒く傷んだ根は取り除いて、水はけの良い清潔な土で休ませよう

根腐れしたハオルチアの根っこ

黒く傷んだ根をそのままにしていると、鉢の中で腐敗が進み、健康な根まで傷ませてしまう恐れがあります。

傷んだ根はすべて取り除いてから、清潔で水はけの良い土を使って植え付けます。

根の量が少ないなら、これまでよりもやや小さめの鉢を使ってください。できれば通気性に優れる素焼き鉢やスリット鉢だと理想的です。

根が少ない・殆ど根が無いという場合、土が多いと蒸れて発根前に株が傷んでしまうことが多い。鉢の大きさ、土の量は最小限に抑えて、発根するまでは適度な乾湿が得られる環境を用意してやることがポイント。

☆★ハオルチアに適した鉢の条件、おすすめの鉢についてはこちら↓↓

リトープスやハオルチアに適した鉢の条件と選び方を解説!
リトープスに適した鉢をご存じですか?コロンとした見た目がとってもキュートなリトープス。せっかくならおしゃれな鉢を選びたいですよね。ただ、リトープスの鉢をデザインだけで選ぶとうまく育たない恐れがあります。リトープスに適した鉢について解説!

改善がみらえない場合、胴切りで仕立て直す方法もある

ハオルチアの胴切り方法

植え替え後、7日ほど経っても回復の兆しが見られなかったり、すでに株元が黒く傷んでいる場合、胴切りで仕立て直す方法もあります。

ハオルチアの葉の隙間にテグスを滑り込ませ、クロスさせるようにして茎を絞り切ります。

切り取ったハオルチア

下葉を取ったら清潔な乾いた土に茎を挿し、発根させて育てる方法です。

胴切りで復活させたハオルチア

うまくいけば14日ほどで発根し、元株からも子株が出てくるよ。適期は春か秋。夏と冬は避けた方が無難だけど、根腐れを起こして他に方法がない…って場合は最後の賭けでやってみてもいいかも。ちなみに、筆者が真冬に胴切りしてみた様子は以下記事で紹介しているよ。

☆★ハオルチアを真冬に胴切りしてみた様子を更新中↓↓

冬のベランダに放置…赤黒くミイラ化したハオルチア・シンビフォルミスを復活させる!
赤黒くミイラ化したハオルチア・シンビフォルミス。うっかり冬のベランダに置きっぱなしにして弱らせてしまいました。とはいえ、このまま捨ててしまうわけにはいきません。ミイラ化したハオルチア・シンビフォルミスを復活させる様子を随時更新予定!

 

スポンサーリンク

ハオルチアのプリプリをキープし続けるコツは?

ハオルチアの水耕栽培

ハオルチア栽培のポイント①南~東向きの窓際に置く(屋外なら半日陰、夏は日陰が安心)

ハオルチアは直射日光で葉焼けを起こしやすいことで知られますが、日当たりが悪いとあっという間に弱ってしまいます。

室内なら南~東向きの窓際に置くのが最低条件です。

屋外なら半日陰、夏は日陰が安心ですが、うっかり強光が差し込むことも多いので、屋外なら遮光ネットを使うのがおすすめです。

☆★ハオルチアを室内で育てるときのポイント、注意点はこちら↓↓

ハオルチアを室内管理で育てるなら!押さえておくべきポイントは3つ
ハオルチアを室内で育てるコツをご存じですか?育てるクリスタルともいわれるハオルチア。葉先が透明に透けている品種はまるでクリスタルのように美しいです。そんなハオルチアを室内で育てる時に、必ず押さえておくべきポイント3つを紹介します。
ハオルチアが伸びすぎる原因は光にアリ!形の悪いハオルチアを整える方法も
伸びすぎて形が崩れたハオルチアにお悩みですか?むっちり肉厚の葉と透明感溢れる葉色が美しいハオルチア(軟葉系)。今回はそんなハオルチアの葉や茎が伸びすぎて形が崩れる原因と、崩れた樹形の整え方を写真付きで紹介します。

ハオルチア栽培のポイント②1~2年に1回の植え替え

ハオルチアの土選び

ハオルチアを鉢植えで育てるなら、1~2年に1回の植え替えが必要です。

ハオルチアは蒸れを嫌うため、水はけの良い土を好みます。

土は経年によって粒が崩れてカチコチに固まるため、根の健康を保つためにも、最低2年に1回は新しい土に更新してやる必要があります。

ハオルチア栽培のポイント③10~15度以下の寒さに当てない

挿し芽したハオルチア・シンビフォルミス

ハオルチアが耐えられる寒さは5度程度までですが、ぷりぷりとした美しい葉を保ちたいなら最低でも10度、できれば15度は下回らないのが理想です。

寒さに晒されると根が水分を吸い上げる力が弱まり、どうしても葉がしぼみ気味になります。

ハオルチアは春と秋に生育がさかんになるよ。高温と低温に晒される夏冬は水遣りを控え目にする必要があるんだ。ハオルチアの水やりは時期によって微妙に変える必要があるんだね。

☆★ハオルチアの水やり方法を時期別で解説↓↓

ハオルチアの水やり頻度を時期別で解説!エケやセダムに比べてハオはややデリケートです
ハオルチアの水やり頻度がイマイチ分からない…とお悩みですか?クリスタルのような見た目が美しいハオルチア。人気の多肉植物ではありますが、エケベリアやセダムなどに比べると乾燥や強光、寒さなどに弱いんです。今回はハオルチアの水やりについて解説!

 

スポンサーリンク

まとめ

  • ハオルチアがプリプリに戻らない原因には「水不足(土がカラカラの場合)」「寒さ(15度以下)」「根腐れ」「光線不足で株が弱っている」「害虫被害」などが考えられる
  • 水遣り後、5日以上経ってもハオルチアの葉がプリプリに膨らまない場合、寒さ・根腐れ・害虫被害などが疑われる
  • 寒さと害虫が該当しない場合で水やり後、5日以上経っても葉がプリプリに戻らない場合、根腐れを起こしている可能性が高い
  • 根腐れが疑われる場合、鉢から株を取り出して傷んだ根を取り除く。その後、水はけの良い清潔な土に植えつけて発根を待つ
  • 植え替え後も改善が見られない場合、胴切りで仕立て直すことも可能。葉があれば葉挿ししてみるのも良い
  • ハオルチアをプリプリに保ちたいなら「日当たりの良い場所で育てる」「1~2年に1回は植え替えで土を更新する」「10度以下の寒さに当てない(理想は15度以下に当てない)」の3つがポイント

ハオルチアに関する記事はこちら

ハオルチアの葉がへこむ原因!痩せた葉を膨らませる方法も解説
葉がへこむハオルチアにお悩みですか?購入当初はぷくぷくで張りのあった葉が、いつのまにがへこむようにしぼんでミイラのようになってしまった…。今回はそんなお悩みをお持ちの方へ向け、ハオルチアがへこむ理由と対処法、葉を膨らませる方法を紹介します。
ハオルチアの色が悪くなる原因と対処法!実際に復活させた方法も紹介
色が悪いハオルチアにお悩みですか?水を与えても色が戻らない…直射日光に当ててないのになぜ…。今回は、ハオルチアの色が悪くなる原因と対処法、さらに実際に色の悪いハオルチアを復活させた様子をお届けします。色が悪いハオルチアにお困りな方は必見!
ハオルチアがしわしわとしぼむ原因は?復活させる方法を解説!
しわしわにしぼんだハオルチアにお困りですか?ぷりぷりとした葉が魅力のハオルチア。実は、他の多肉植物に比べると水を好む傾向にあります。今回はそんなハオルチアがしわしわとしぼむ時に考えられるいくつかの原因と、復活方法などを紹介!
ハオルチアの子株は放置でOK?子株が増えすぎた時の対処法と子株が出ない原因
ハオルチアの子株が増えすぎたり、子株がなかなか出なかったりしてお悩みではありませんか?ハオルチアは生長とともに子株を増やしながら株を充実させていきます。ただ、子株で鉢がぎゅうぎゅう詰めになった場合は適切に対処する必要があるんです。
ハオルチアの花が咲いたときの対処法!摘み取った方がいいケースとは?
ハオルチアは花が咲くことをご存じですか?ハオルチアの開花時期は春先、2月~6月頃。花芽はそのまま開花させても構いませんが、株の状態によっては切り取って方が良いこともあります。今回は、ハオルチアの花が咲いた時の対処法と開花時期について紹介。
ハオルチアが枯れる原因は?枯れそうなハオルチアを回復させる方法
ハオルチアが枯れる時の原因をご存じですか?ぷりぷりの葉と透明の窓が美しいハオルチア。特に軟葉系は「クリスタルプランツ」とも呼ばれ、人気急上昇中です。そんなハオルチアが枯れてしまう時の主な原因とその対処法をお届けします。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ハオルチア多肉植物
スポンサーリンク
この記事を書いた人
meme

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

memeをフォローする
スポンサーリンク
memeをフォローする
スポンサーリンク
多肉ラボ
タイトルとURLをコピーしました