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ハオルチアの子株は放置でOK?子株が増えすぎた時の対処法と子株が出ない原因

ハオルチアの子株 ハオルチア

ハオルチアの子株が増えすぎてぎゅうぎゅう詰めになってしまった。このまま放置でも大丈夫なのかな?

ハオルチアは子株で増やせると聞いたけど、肝心の子株が全然出てくれない。なんで…?

「育てるクリスタル」として人気急上昇中の多肉植物「ハオルチア」。透明感のあるぷりぷりの葉はまるで宝石のようです。

そんなハオルチアは生長とともに子株を増やしますが、増えすぎた子株にお困りの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ハオルチアの子株が増えすぎた時の対処法と、ハオルチアに子株が出ない時の原因を紹介します。

この記事を読めば、

  • ハオルチアの子株が増えすぎた時の対処法
  • 子株が増えたハオルチアを株分けする方法
  • ハオルチアを株分けせず子株ごと育てる方法
  • ハオルチアの子株が出ない原因と対処法

が分かるよ!

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この記事を書いた人
meme

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

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ハオルチアの子株が増えすぎたときの対処法

鉢が子株でぎゅうぎゅう詰めになったら植え替えor株分けをしてジュレ防止

子株が蒸れてジュレたハオルチア

鉢の中が子株でぎゅうぎゅうになったら、植え替えor株分けをして鉢の詰まりを解消します。

子株がぎゅうぎゅう詰めのまま放置していると、株回りや鉢内が蒸れて根腐れのリスクが高まるためです。

  • 鉢を増やしたい➡株分けがおすすめ
  • 鉢を増やしたくない➡植え替えがおすすめ。または、株分けした鉢を家族や友人にプレゼントする

ハオルチアは高温多湿、極端な寒さに弱い…。子株でぎゅうぎゅうになったまま蒸れるとジュレてしまう恐れがあるんだ。

※ジュレる…多肉の葉が蒸れて細胞が壊れゼリー状に傷むことを表現する言葉。特に梅雨~夏はジュレやすい。

鉢植えのハオルチアは、1年~2年に1回程度植え替えるのが基本

胴切りから半年後のハオルチアの根

鉢植えのハオルチアは1年~2年に1回、株分けか植え替えをして根の詰まりを解消する必要があります。

2年以上放置していると土の粒が崩れ、土がカチコチに固まることで鉢内が蒸れやすくもなります。

根腐れを防ぐためにも、最低でも2年に1回は植え替えまたは株分けをするのが理想的!

ハオルチアの植え替え・株分けに適した時期は春先~初夏にかけて

ハオルチアを仕立て直す

ハオルチアの植え替え、株分けをするのに適した時期は、春から初夏にかけてです。

この時期には、ハオルチアの生長が盛んになるため新しい株が早く根付きやすく、植え替え・株分け後の経過もスムーズです。

子株を外したり植え替えるのは、気温が比較的安定している季節が好ましい。生育が盛んになる春に実施することで、子株が新しい土に根付きやすくなるよ。

 

 

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子株が増えたハオルチアを株分けする方法

子株のついたハオルチア

ハオルチアの株分けに適しているのは、春~初夏にかけての生育が盛んになる時期です。

株分けするのは株が健康な状態であることが最低条件となります。

用意するもの

  • 新しい鉢や容器(株を植え替えるため)
  • 新しい用土(水はけの良い多肉植物用の土)
  • 切れ味の良いハサミ

子株の分け方 手順①土を乾かし気味にしておく

株分け前のハオルチア

株分け前数日は水遣りを控え、土を乾かし気味にしておきます。

土を乾かしておくことで作業がしやすいだけでなく、根にかかる負担も最小限に抑えることが可能です。

子株の分け方 手順②新しい鉢を用意しておく

分けた子株を栽培するための鉢を用意しておきます。

鉢の中には水はけの良い清潔な土をあらかじめ入れておきましょう。

子株の分け方 手順③鉢から親株を取り出す

鉢から子株が沢山ついた親株を取り出します。

この時、株元に枯れ葉が付いていたらこのタイミングで取り除いておきましょう。

親株のまわりに引き離せそうにないほど小さな子株が出ている場合、その子株の外側に付いている葉は取っておいた方が蒸れにくいよ。

子株の分け方 手順④親株と子株の境目を切り離す

ハオルチアの子株

親株と子株が分かれそうな境目を指で探り、そのまま外れそうならそっと引き離します。

この時、子株の方にも根が残るようにするのがポイントです。

小さすぎる子株は無理に引き離すと弱ってしまうよ。大きく育った子株は指で軽くひっぱるとポキッと取れやすい。

子株の分け方 手順⑤それぞれの鉢に植え付ける

ハオルチアの子株を植え付け

親株から切り離した子株たち、親株はそれぞれ別の鉢に植え付けます。

ハオルチアは直根性のため、鉢は深さのある細長い形状のものを使うのがおすすめです。

古い土や傷んだ黒っぽい根っこは取り除いておくよ。ハオルチアの根は白くて太い。すでに傷んだ根は黒く脆いのが特徴。傷んだ根はそのままだと土の中で腐敗するから取っておこう。

子株の分け方 手順⑥水やり後、直射日光を避けた明るい場所へ

株分けで増やしたハオルチア

株分け後は水を与えます。しっかり根が張るまでは土が乾き過ぎないようにしましょう。

水はけが良い用土であれば、余分な水分が排水されるので根腐れのリスクが低減します。

株分け後は直射日光を避け、風通しの良い場所に置いて根付くのを待とう。土が春先なら14日ほどで発根することが多いよ。風通しの良い場所に置いてね。

 

 

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ハオルチアを株分けせず子株ごと育てる方法

クリスタルプランツ(ハオルチア)

これ以上鉢を増やしたくない…という場合におすすめなのが植え替えです。

根が鉢からはみ出してきたり、株が鉢いっぱいになってきたら植え替えを検討します。

準備するもの

  • ひとまわり大きめの鉢(今の鉢より直径プラス3cmほどのもの)
  • 新しい用土

手順①植え替え前数日は水遣りを控え土を乾燥させる

復活を目指すハオルチアたち

植え替え前の数日は水遣りを控え、土を乾かし気味にしておきます。

手順②新しい鉢を準備しておく

新しい鉢に鉢底石、用土を1/3ほど入れてすぐに植え付けられるようにしておきます。

手順③鉢から株を取り出す

鉢から取り出したハオルチア

鉢から株を取り出します。鉢の側面をトントンと叩いて振動を与えると抜けやすいです。

手順④古い根、傷んだ葉などを取り除く

根腐れしたハオルチア

根に付いた古い土、黒く変色した根は取っておきます。

手順⑤新しい鉢に植え付ける

ハオルチアの植え替え

あらかじめ準備しておいた鉢に株を植え付けます。

このとき、害虫予防として「オルトランDX」を根が当たる部分に撒いておくとなお良いです。

 

手順⑥水やりして明るい場所で管理

半年後、復活したハオルチア

たっぷりと水やりして、直射日光を避けた明るく風通しの良い場所で根が張るのを待ちます。

室内なら南~東向きの窓際へ、屋外なら遮光ネット下か半日陰に置いて休ませよう。直射日光は避けてね。根が張るまでは土が乾き過ぎないように気を付けよう。

 

 

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ハオルチアの子株が出ない原因と対処法

ぷりぷりのハオルチア

ハオルチアに子株が出ない原因はいくつか考えられます。

以下は一般的な要因ですが、具体的な状況によっては他の要因も影響する可能性があります。

子株がでない原因①株が未熟である

ハオルチアの挿し木

ハオルチアが十分な成熟を迎える前に子株が出ることはありません。

植物がまだ若いうちは子株の発生が遅れることがあります。成熟まで待つか、植物が十分に発達するのを見守りましょう。

子株がでない原因②光線不足

寒さに晒されて色が悪いハオルチア

ハオルチアは直射日光を苦手としますが、あまりにも日当たりが悪いと株が成熟しません。

十分な光がない場合植物の成長が遅れ、子株が出にくくなります。

明るい場所に置くか、植物育成LEDライトを使用して光を補給するのも良いよ。

子株がでない原因③寒すぎる

寒さで傷んだハオルチア

ハオルチアは寒さに弱いため、寒冷期には成長が遅くなり、子株が出にくくなります。

寒冷期には水やりを控え、温かい場所に移動させることが重要です。

子株がでない原因④水切れによるダメージ

子株で増やしたハオルチア

ハオルチアはメジャーな多肉植物(エケベリアやセダムなど)に比べると、そこまで乾燥には強くありません。

あまりにも乾燥状態が続くと根が傷み、スムーズに水分を吸収できずに弱ってしまうこともあります。

 

子株がでない原因⑤水のやりすぎ

ぶよぶよに腐ったハオルチア

ハオルチアは乾燥に強い植物であり、過剰な水分は根腐れや植物のストレスを引き起こす可能性があります。

過度な水やりに注意し、用土が完全に乾いた後に適量の水を与えるように心掛けましょう。

子株がでない原因⑥根詰まり

ハオルチアの根っこ

根が株の中で詰まってしまっている場合、子株が出にくくなります。

適切なタイミングで植え替えを行い、水はけの良い土で株を育てることが重要です。

ハオルチアは意外に種類豊富。なかには子株が出にくい品種も存在するよ。子株が出にくい品種として知られるのが「万象」や「玉扇」など。これらは生長がゆっくりで子株も出にくい傾向。

https://plantopics.com/24118/
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よくある質問

ハオルチア

子株はそのまま放置して育てて大丈夫?

子株が健康であれば、そのまま成長させても構いません。ただ、スペースが限られている場合は株分けや植え替えが必要です。

親株や子株が鉢を覆い尽くしている場合、春~初夏までに株分けが植え替えをしましょう。

子株を外すのに適した時期はいつ?

ハオルチアの株分けに適した時期は、通常、春から初夏にかけてが良いです。

この時期はハオルチアの成長が盛んになる季節であり、新しい株が根付きやすくなります。

株分けを行うときは、気温が比較的安定している日を選ぶのが◎。

気温と湿度が安定した過ごしやすい時期に株分けすると根付きやすくなるよ。

子株が出ないと株を増やせないの?

ハオルチアを増やす方法は株分け以外にもいくつかあります。以下は主な方法です。

  • 葉挿し: ハオルチアは一部の種類で、葉を切り取って挿し芽することができます。葉を切り取り、切り口を乾燥させ、その後用土に挿して根付かせます。ただし、全てのハオルチアが葉挿しに適しているわけではないため、種類によって成功率が異なります。
  • 種まき: ハオルチアの種が手に入る場合、種まきによって増やすことができます。種を植えた用土を湿らせ、適切な環境下で発芽させます。ただし、ハオルチアの種まきは成長が遅いため、栽培者にとっては株分けや葉挿しよりも手間がかかる場合があります。

 

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まとめ

  • ハオルチアの子株が増えすぎて鉢がぎゅうぎゅう詰めになったら、植え替えor株分けで根詰まりを解消するとともに、蒸れによる根腐れを未然に防ぐ
  • ハオルチアの鉢が増えても構わないなら株分けするのがおすすめ
  • 鉢が増えるのは嫌…という場合はひとまわり大きめの鉢に植え替えるのが良い
  • ハオルチアの株分け、植え替えに適した時期は春先~初夏にかけて
  • ハオルチアに子株が出ない原因には「株が未熟」「光線不足」「寒さ」「根詰まり」「根のダメージ(水切れ、根腐れ)」などがある

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