「とにかく虫が苦手、グリーンに興味はあるけど室内に土を置くことに強い抵抗を感じる…」
「観葉植物って管理が大変そうだし、枯れていく姿を見るのがストレス…」
上記のような理由から、観葉植物が苦手と感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、観葉植物に関する上記のようなデメリットを解消しつつ、室内で清潔・快適にグリーンを楽しむ方法4つをご紹介します。
観葉植物のメリット、デメリットは?
まずは、室内に観葉植物を置くことのメリット、デメリットから見ていきましょう。
観葉植物を室内に置くメリット
- 癒し効果を得られる
- おしゃれな雰囲気にしてくれる
- 空気を浄化してくれる、等
観葉植物を室内に置くデメリット
- 虫やカビなどが湧く可能性がある
- 枯れた時のストレス、処分に手間もかかる
- 管理が大変、等
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観葉植物が苦手…というよりも、室内に土を持ち込むことに抵抗がある方が多い傾向。特に、虫が苦手な方にとって、室内に土を持ち込むことはかなりハードルが高い…。そんな僕自身も、実は虫が大の苦手…!
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観葉植物が苦手でも大丈夫!デメリットを解消しメリットのみを得る4つの方法
デメリットを解消し、観葉植物の持つメリットのみを得られたらそれが一番ですよね。でも、そんな都合のいい方法があるわけない…と思ったそこのあなた。
実は、室内でも清潔に観葉植物を楽しむ方法が4つあります。さっそくご紹介しましょう。
観葉植物が苦手でも室内でグリーンを楽しむ方法①水差し
コバエやキノコ、カビなどの主な原因となるのが観葉植物を植えている土です。土を使わない水差しであれば、室内でも清潔に観葉植物を楽しむことができますよ。
また、お好みのガラス容器を選ぶのも楽しみのひとつ。見た目も涼し気でおしゃれです。土を使わないため、キッチンや食卓テーブルなどにも気兼ねなく置くことができます。
水道水であればすぐに内部が腐敗することもありません。水替えは5日に1回程度でokです。
水差しで観葉植物を育てる方法【ポトスの場合】
まずは、適当な長さにつるをカットします。葉が2~3枚程付いたものがベストです。
葉の付け根にある節から発根するため、カットする際は、この節が残るようにします。水に浸かる部分の葉はあらかじめカットしておきます。
水を張った容器に挿します。うまくいけば7日~10日ほどで発根します。
こんな感じです。
水道水の場合、残留塩素により微生物や不純物の繁殖を抑えてくれるため、水を替えるのは5日~7日に1回程度でokです。
透明の容器だと根の生長を観察する楽しみも味わえますよ。
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観葉植物が苦手でも室内でグリーンを楽しむ方法②ハイドロカルチャー
ハイドロカルチャーは水耕栽培のことですが、主に、ハイドロカルチャー用土を使った栽培方法のことをハイドロカルチャーといいます。
ハイドロカルチャー用土とは、粘土を高温で焼き上げ発砲させたもので、土ではなくレンガや瓦に近い資材です。人口の石のようなものですね。
▲ハイドロボール
そのため、ハイドロカルチャーなら室内でも清潔に観葉植物を育てることができます。また、ハイドロカルチャー用土は水分と空気を適度に含むため、水替えの手間が少なく済みます。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てる方法【フィロデンドロンの場合】
まずは、葉の付いたつるを適当な長さにカットします。
水に差す部分の葉をカットし、水を張った容器に挿して発根させます。
数日もすると下写真のように白い根っこが伸びてきます。
発根したらハイドロカルチャー用土に植え付けます。ハイドロカルチャー用土はホームセンターや園芸店のほか、100円ショップでも購入できますよ。
もしあれば、根腐れ防止剤を容器の底に敷いておきます。
容器の深さ約1/5~1/4くらいに水位がくるように水を足します。直射日光を避けた明るい場所に置いて管理します。
水やりは容器内の水位が完全に底をついてからでokです。内部の洗浄のため、半年~1年に1回の植え替えが必要になります。
観葉植物が苦手でも室内でグリーンを楽しむ方法③光触媒フェイクグリーン
「虫は絶対にNG!」「枯れるのも嫌!」「でも観葉植物を室内に取り入れたい!」
このような場合におすすめなのが、光触媒加工のフェイクグリーンです。
フェイクグリーンとはご存じの通り「人工観葉植物」の総称です。本物ではないので、もちろん枯れる心配もありません。
「なんだ、造花か…」と思ったそこのあなた。近頃のフェイクグリーンは本物と見分けがつかないほどリアルな質感のものが増えているんですよ。
光触媒加工のフェイクグリーンなら「空気清浄効果」も得られる!
もちろん、植え替えや水やりなどの手間も不要。その上、土を使わないためコバエの心配もいらず、室内でも清潔にグリーンを楽しむことが出来ます。
また、光触媒加工が施されたフェイクグリーンであれば、「空気清浄」や「消臭効果」「抗菌効果」なども得られます。
▲高品質なフェイクグリーンをお探しなら、造花・フェイクグリーン専門店プリマオンラインがおすすめ。
観葉植物が苦手でも室内でグリーンを楽しむ方法④エアプランツ
土も水も容器も必要のないグリーンがエアプランツです。
「水も無くてどうやって生きてるの?」と疑問に思いますよね。実は、エアプランツは主に空気中の水分を吸収して生育しています。
本来は樹木や岩石などに張り付く着生植物です。お手入れは、週に2回以上霧吹きで水分を吹きかけるのみ。
とっても簡単な上、置き場所を選ばず室内でも清潔にグリーンを楽しむことが出来ます。もちろん、生きているので生長していく姿を観察することも可能です。
100円ショップでも購入可能、お気に入りを見つけてみて
エアプランツは園芸店やホームセンターなどの他、ダイソーなどでも購入できることがあります。
土も鉢も必要ないため、置き場所に困らないのも嬉しいポイントですね。垂れ下がるタイプのエアプランツだとボリュームもあり、存在感も増しますよ。
▲同じくダイソーで買える歯ブラシスタンドの上に置いても可愛い!
まとめ
▲ふわっと広がるドウダンツツジの枝を水差しにすると室内が明るい雰囲気に
今回は、観葉植物が苦手な方に向け、観葉植物の持つデメリットを解消しつつメリットのみを得る方法を4つご紹介しました。
お部屋にほんの少しのグリーンがあるだけで、室内が一気に明るくおしゃれな雰囲気になりますよ。今回ご紹介した方法であれば、お世話の手間や虫の心配もほぼ不要です。
ぜひ、気軽に取り入れてみてくださいね。
観葉植物が苦手でもok!観葉植物のデメリットを解消しつつメリットのみを得る方法
- 水差し
- ハイドロカルチャー
- 光触媒加工のフェイクグリーン
- エアプランツ
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