「せっかく植え替えた観葉植物が弱ってしまって困っている…」
「観葉植物が植え替え後に弱ってしまうのはなぜ?」
せっかく植え替えた観葉植物が植え替え後に弱っていませんか?
植え替えは植物にとって大きなストレスになります。人にとっての手術のようなものです。
そのため、植え替え後の管理を間違えるとそのまま弱らせてしまい、最悪の場合は枯れてしまうことも。
そこで今回は、観葉植物の植え替え後のお手入れ方法をくわしくご紹介します。
観葉植物の植え替え後、弱らせないために抑えておくべき3つのポイント
植え替えによって植物の根は傷ついています。植え替え後は、植え替え前と同じように水を吸い上げることはできません。
そのため、根が回復ししっかりと張るまでは一週間ほど休ませる必要があります。
※植物によっては植え替え時に根をいじりすぎるのを嫌うものもあります。いわゆる「移植を嫌う植物」です。また、観葉植物の多くは熱帯原産のため、寒さの厳しい時期の植え替えは致命傷となる場合もあります。
観葉植物 植え替え後の管理ポイント①直射日光は避ける
植え替え後の観葉植物は少なからずダメージを受けています。まだ根も張っておらず、植え替え前と同じように水分を吸収することもできません。
にも関わらず、いきなり強い光に当ててしまうと株が疲労し弱らせる原因になります。
植え替え後の観葉植物に直射日光を当てるのは、手術後、傷が癒えていない状態で肉体労働をさせるようなものです。
▲傷が癒えるまではしばらく休ませてあげよう…
一週間程度は日陰に置いて休ませよう
ダメージが回復し根が活着するまでは、直射日光を避けた日陰で休ませます。
▲屋外なら遮光ネットを利用、室内ならレースカーテンで日当たりを調節する
また、植え替え後は植え替え前に比べて土が乾くまでに時間を要するはずです。それは、根がダメージを受けた状態だから。
蒸れによる根腐れを防ぐためにも、できるだけ風通しのよい場所に置くことも大切です。一週間ほどしたら徐々に半日陰へ移動し、日光に慣れさせていきます。
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観葉植物 植え替え後の管理ポイント②寒さに当てない
観葉植物の多くは熱帯地方が原産です。そのため、寒さに当てるととたんに回復力が落ちてそのまま弱ってしまいます。
特に、秋に植え替えた場合は要注意。気温が15度以下になるならできるだけ暖かく、且つ、風通しのよい場所に置きます。
観葉植物の植え替えは気温15度以上、できれば20度以上の時期に済ませるのが基本です。
夜になったら窓からできるだけ離す
室内であっても油断は禁物です。特に、植え替え後は株が弱りやすくなっています。
窓際に置いている場合、最低気温が15度以下になる秋~冬は、夜になったら窓から最低でも1~2m離します。
▲お部屋の中心近くに置けば安心
暖房を消した後の室内は想像以上に冷え込むものです。朝になって気温が上がってきたら、元の明るい場所へ戻します。
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観葉植物 植え替え後の管理ポイント③根を多く切り詰めた場合は葉数を減らしておく
植え替えの際、根を大胆に切り詰めた場合は地上部の葉を減らしておくと安心です。
なぜなら、根が減ったことで、植え替え前よりも沢山の水分を吸い上げられなくなっているから。葉がある限り、植物は光合成によって水分を放出します。
根から吸い上げた水分量よりも、光合成により葉から放出される水分量の方が多くなった場合、植物はとたんに弱ってしまいます。
乾燥による枯死を防ぐためにも、地上と地中のバランスを整えておくことが大切です。
水はけの良い土を使うことで根腐れを防ぐ
また、多くの観葉植物は水はけの良い土を好みます。
市販の観葉植物用の土で構いませんが、さらに排水性・通気性を高めたい場合は、赤玉土(小粒)やパーライトなどを混ぜ込むのがおすすめです。
また、室内管理がメインなら虫が湧きにくい「室内向けの土」を使うのも◎。
虫やキノコの原因となる堆肥(たいひ)を使っていないため、室内でも清潔に観葉植物を育てることができます。
また、この土は濡れている時と乾いている時の色の差が分かりやすいのも特徴。水やりの失敗を防ぐこともできます。
▲濡れている時と乾いている時の色の差が分かりやすく管理しやすいのもよい
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まとめ
今回は観葉植物の植え替え後のお手入れ方法についてご紹介しました。
観葉植物の植え替えに適しているのは春から秋。目安は15度以上です。
しかし、秋に植え替えた場合は注意が必要になります。なぜなら、植え替え後、比較的すぐに気温が下がってしまうからです。
観葉植物はもともと暖かい地域に育つ植物ですね。そのため、20度以下になると生長が鈍り始め、15度以下になるととたんに生長が緩慢になり休眠期に突入します。
すると、光合成で生成できる養分もガクンと減り、回復が難しくなることもよくあるのです。
秋に植え替えた場合は、「寒さに当てないこと」が大前提。その上で、直射日光を避けた明るく風通しのよい場所で休ませましょう。
観葉植物の植え替え後、弱らせないために抑えておくべき3つのポイント
- 直射日光に当てない
- 寒さに当てない
- 根を多く切り詰めた場合は葉を減らしておく(根の量と地上部のバランスをみて対処。どちらかが多すぎるということのないようにする。)
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