可愛いオトメゴコロを育てているけど育て方がイマイチ分からない…。枯らさずに長く育てるコツを簡潔に教えて?
多肉界のアイドル・オトメゴコロ(乙女心)。
寒さで葉先がほんのり赤く染まる様子が非常に可愛らしい人気の多肉植物です。
初心者でも育てやすいオトメゴコロですが、栽培のポイントを押さえていないと、あっという間に弱ってしまいます…。
そこで今回は、オトメゴコロを枯らさずに長く育て続けるときに押さえておくべきポイント3つ、葉が落ちる時の原因と対処法、簡単な増やし方などをまとめて紹介します。
この記事を読めば、
- 多肉界のアイドル・オトメゴコロ!枯らさないために押さえておくべきポイント3つ
- オトメゴコロの葉が落ちるときの原因と対処法
- 可愛いオトメゴコロの増やし方!初心者でも簡単に増やす方法
- セダム界の最強アイドル!ぷっくり可愛い人気のセダム【3選】
が分かるよ!
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多肉界のアイドル・オトメゴコロ!枯らさないために押さえておくべきポイント3つ
可愛いオトメゴコロを枯らさずに長く育て続けたいなら、以下3つのポイントを押さえておきましょう。
ポイント①時期によって水やり頻度、量を変える
オトメゴコロをはじめとするセダム類は、春と秋に生育がさかんになる春秋型の多肉植物です。
春と秋は土がしっかり乾いたタイミングで、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。
逆に、生育が鈍る夏と冬は土を乾かし気味に管理してね。特に梅雨~夏は蒸れやすいから注意!葉にシワが寄ってからの水やりでもokだよ。
☆★夏の水やり方法について詳しくはこちら↓↓
☆★冬の水やり方法について詳しくはこちら↓↓
ポイント②気温が許す限りは屋外で育てるのが理想
オトメゴコロをはじめとするセダム類は、観葉植物のように耐陰性が強くありません。
日当たりの悪い場所に置いているとあっという間に徒長を起こし、弱々しい姿になってしまいます。
気温が許す限りは屋外で管理してね。室内なら南向きの窓際に置いて。窓を閉め切る時期はサーキュレーター必須だよ!
ポイント③2年に1回程度の植え替えで土を更新
オトメゴコロは蒸れると根を傷めやすいです。
2年以上植え替えていないと土が劣化し、カチコチに固まった土によって根が傷みやすくなります。
どんなに水はけの良い土も、時間が経つと粒が崩れて粘土状になる。根を守るためにも、2年に1回は新しい土に植え替えよう。
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オトメゴコロの葉が落ちるときの原因と対処法
葉が落ちる原因①日光不足
オトメゴコロをはじめとする多くの多肉植物は日光が大好きです。
観葉植物のように室内で育てるなら、明るく風通しの良い南向きの窓際に置く必要があります。
日当たりが確保できないなら植物育成LEDライトを活用するという手もある。ただ、光合成のためには適度な風も欠かせないよ。窓を閉め切る時期はサーキュレーター必須。風通し
葉が落ちる原因②根腐れ
水やり後、7日以上経っても土が湿りっぱなしだったり、極端な暑さや寒さに当たっていたりすると根が傷み、根腐れを起こすことがあります。
根腐れを起こすと根が機能しないため、そのまま株元が腐って葉を落としてしまうことが多いです。
オトメゴコロをはじめとする多肉植物の水やりは、土が乾いてからが基本。根腐れが疑われる場合は下記事を参考に対処してみてね。
☆★セダムが枯れる原因、長く育てるコツはこちら↓↓
葉が落ちる原因③寒さ
オトメゴコロをはじめとするセダムは寒さに強く、マイナス1度~2度くらいまでなら耐えられることが多いです。
ただし、極端な暑さに当たったり、水分を多く含んだ状態で0度以下の寒さに当たったりすると細胞が壊れ、葉が落ちるどころかぶよぶよに傷んでしまうこともあります。
ブヨブヨになってからでは復活は困難。冬、屋外で管理している場合は土を乾かし気味にしておくことで、樹液濃度を高めて寒さに備えられるよ。心配なら夜から朝のみ室内へ避難させておこう。
☆★セダムの葉が落ちる原因、対処法や予防策について詳しくはこちら↓↓
可愛いオトメゴコロの増やし方!初心者でも簡単に増やす方法
オトメゴコロを初心者でも簡単に増やすなら「挿し芽」がおすすめ
初心者がオトメゴコロを増やすなら、「挿し芽」で増やすのがもっとも手軽です。
茎を切って土に挿し発根させるだけ。初心者でも簡単にオトメゴコロを増やせます。
春か秋に茎を5cm程カット、清潔で水はけの良い土に挿すだけ
成功のコツは「適期である春(または秋)におこなうこと」。これに尽きます。
茎を5cmほどカットし、清潔で水はけの良い土に挿しておけば14日ほどで発根することが多いです。
切って挿した後、すぐに水を与えると切り口が腐ってしまうことも多い。土に挿してすぐは水を与えず、10日ほど経ってから水を与えてみてね。
☆★多肉植物を挿し芽で増やす方法を写真付きで分かりやすく解説↓↓
セダム界の最強アイドル!ぷっくり可愛い人気のセダム【3選】
①オトメゴコロ(乙女心)
ぽっと赤らむ葉先が超絶カワイイ「オトメゴコロ」は、種類豊富なセダムの中でも絶大な人気を誇ります。
夏は全体的にグリーンですが、寒さに当たると葉先の赤味が濃く出てきます。
②コイゴコロ(恋心)
オトメゴコロに比べるとやや大き目のコイゴコロ。葉がぷりっぷりで肉厚です。
オトメゴコロは葉挿しが難しい傾向ですが、コイゴコロは葉挿しでも増やしやすいです。
オトメゴコロは葉先のみ赤らむけど、コイゴコロは全体的にピンクっぽく色づくのが特徴。実際に育ててみた感覚としては、コイゴコロの方がより丈夫で増やしやすいかも。
③オーロラ(斑入り虹の玉)
虹の玉の斑入り品種ともいわれる「オーロラ」。
色素の強い虹の玉に比べると色素が薄く、その名の通りオーロラのように色づく美しい多肉植物です。
強健な虹の玉に比べると暑さ、寒さにややデリケート。ピンクとグリーンが交じり合うように色づく人気のセダムだよ。
☆★寒さに強い可愛い多肉植物は?寒さから守る方法も↓↓
よくある質問
オトメゴコロは暑さ、寒さに強い?
オトメゴコロは暑さに強くありません。
オトメゴコロを育てている人の多くが夏にダメにしてしまうことが多いようです。
オトメゴコロは寒さには比較的強く、マイナス1度くらいまでなら耐えられるよ。ただし水やりは最低限に控えて断水気味に管理しておくこと。水分を多く含んだ状態で寒さに当たると、細胞が壊れて傷みやすいから注意。
オトメゴコロは耐陰性がある?
オトメゴコロに限らず、多肉植物は観葉植物と違って殆ど耐陰性がありません。
日当たりの悪い場所に置いているとあっという間に徒長し、葉が落ちて弱ってしまいます。
オトメゴコロの花言葉は?
オトメゴコロの花言葉には、「純粋な心」「枯れることのない愛」などがあります。
葉先がほんのり赤く色ずくオトメゴコロ。
冬、鮮やかに紅葉させるためには、春~秋のあいだに十分な光を確保してやる必要があります。
オトメゴコロが紅葉しない…
寒さに当たってもオトメゴコロが綺麗に紅葉しないという場合、春~秋のあいだに日光が足りていなかった可能性が高いです。
日当たりの悪い場所に置いていると色素が薄く、寒さに当たってもなかなか赤味が濃く出ません。
☆★多肉植物が紅葉しない原因、紅葉させるコツはこちら↓↓
オトメゴコロは室内でも育てられる?
日当たり・風通しが十分に確保できるなら室内でも育てられます。
ただし、屋外に比べると室内はどうしても日照・風通しの面で制限されるため、徒長を起こしやすくなります。
徒長させないためには南向きの窓際置くこと、風通し良く管理することが大事です。
室内で多肉植物を育てるなら、南向きの窓際に置くことが最低条件。窓から遠かったり、壁際なんかに置いてたりすると、あっという間に茎が間延びして形が崩れやすいんだ。
☆★オトメゴコロを室内で楽しみたい方はこちら↓↓
まとめ
- オトメゴコロを枯らさず長く育てるコツ3つは、「時期によって水やり頻度、量を変える」「気温が許す限りは屋外管理が理想(耐陰性がほとんどないから)」「2年に1回程度の植え替えで土を更新」
- オトメゴコロの葉が落ちる主な原因には、「光線不足」「根腐れ」「寒さ(0度以下)」がある
- オトメゴコロを増やすなら挿し芽がおすすめ。切って挿すだけで簡単に増やせる
- オトメゴコロは葉挿しでふやすのはやや難しい傾向である
- オトメゴコロの他にも人気のセダムには「コイゴコロ」「オーロラ」がある
オトメゴコロを育てるなら、高温多湿に晒される梅雨~夏は要注意。暑い時期は生育が鈍るから、水やりは最低限に抑えてね。葉が傷むようなら高温時は半日陰へ移動しておこう。