多肉植物がいつの間にかひょろひょろになってしまった…。元の可愛い姿に戻したいけど方法が分からない…。
こういったお悩みにお答えします。
この記事を読めば、
- ひょろひょろになった多肉植物の仕立て直し方
- 多肉植物がひょろひょろになる主な理由
- ひょろひょろを回避するための育て方3つのポイント
が分かるよ。
多肉植物がひょろひょろに伸びる原因は?
多肉植物がひょろひょろに伸びる主な原因が「日光不足による徒長(とちょう)」です。
多くの多肉植物は日光を好みます。そのため、一年じゅう室内に置きっぱなしだとどうしても日光不足に陥り、徒長を起こしてしまうのです。
室内の少ない光でも育てられることの多い観葉植物とは違い、多くの多肉植物はたくさんの日光を必要とするんだね。
日光不足による徒長でひょろひょろになった多肉植物はどうすべき?
日光を求めて茎ばかりが縦方向に伸びています。
徒長によってひょろひょろになった多肉植物は、残念ながら元には戻せません。
ひょろひょろに間延びした多肉植物を育て直したい場合、適期に切り戻すか挿し木をすることで樹形を整えることができます。
すでにひょろひょろになった部分は、栽培環境を改善したところで元には戻せないよ。
ひょろひょろになった多肉植物を仕立て直す方法
ひょろひょろになった多肉植物を仕立て直す方法は主に2つ。それが、「切り戻し」と「挿し木」です。
切り戻し、挿し木の適期は春または秋
多肉植物の種類によっても異なりますが、多くの多肉植物は春と秋に生育が盛んになる春秋型※です。
※多肉植物の種類によって生育が盛んになる時期は異なります。中には夏が生育期のものも。事前に確認してくださいね。
ひょろひょろになった多肉植物を仕立て直す場合、春と秋におこなうことで失敗を防ぐことができます。
ひょろひょろ回避!多肉植物を徒長させないために押さえておくべき3つのポイント
多肉植物をひょろひょろにさせないために押さえておくべきポイントは以下3つです。
ひょろひょろを防ぐために押さえておくべきポイント①気温が許す限りは屋外に置く
多くの多肉植物は観葉植物に比べると、日光不足に耐える力があまりありません。
多肉植物は日当たり・風通しともに良い場所を好むため、室内に置きっぱなしだとどうしてもひょろひょろと間延びします。
そのため、多肉植物は気温が許す限りは屋外で育てるのが最適です。
梅雨時期と真夏は強光と蒸れに注意
暑さ、寒さともに比較的強く地域によっては屋外で冬越し可能なものも多い多肉植物ですが、真夏の直射日光と鉢内の蒸れには弱いです。
梅雨が近づいてい来たら徐々に水やりを控え目にし、真夏は直射日光を避けた半日陰~日陰に置いて休ませます。
ひょろひょろを防ぐために押さえておくべきポイント②水やりは必要最低限でok
多肉植物はその肉厚な葉に沢山の水分を蓄えています。
そのため、水やりは必要最低限に抑えるのがコツ。土がしっかりと乾いてから与えるのが基本です。
例:エケベリアの場合
- 生育がさかんな春・秋➡土が乾いたタイミングでたっぷりと水やりする
- 生育が鈍る夏・冬➡土が乾いてさらに3~4日程してから土の約1/3が湿る程度に水やり
水やりチェッカーで水のやり過ぎ、やり忘れを防ぐ
慣れるまではなかなか難しいのが多肉植物の水やり。そんな時にあると便利なのが「水やりチェッカー」です。
スティックタイプのチェッカーを土に挿しておけば、最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれるよ。
ひょろひょろを防ぐために押さえておくべきポイント③風通しの確保も忘れずに
日当たり、温度は気にしていても、おざなりになりやすいのが風通しです。
どんなに日当たりが良い場所でも、風通しが悪いと根腐れやカビ、害虫などの発生リスクが高まります。
そして、風通しが悪くなるのが窓を閉め切った室内です。
窓を閉め切りがちな真夏、真冬はサーキュレーターをフル活用
窓を閉め切りがちになるのが冷暖房をフル稼働する真夏と真冬です。
窓を閉め切る時期は室内の風通しがどうしても悪くなります。とはいえ、何度も窓を開け閉めするのは現実的じゃないですよね。
そんな時に活躍するのがサーキュレーターです。サーキュレーターを使うことで、一か所に停滞しがちな冷気や湿気をかき混ぜます。
植物に欠かせないものは3つある。それが「日光」「水」「風」。植物は風を受けることで気孔の開閉がさかんになり、光合成も活発になるといわれているよ。
結論:多肉植物がひょろひょろになったら、置き場所の見直し+適期の切り戻し&挿し木で仕立て直そう
ひょろひょろに間延びした多肉植物は、そのままにしていても元に戻ることはありません。
購入当初のような可愛らしい姿を取り戻すためには、適期に切り戻しや挿し木をするのが効果的です。
最初は「難しそう…」と感じるかもしれない。でも、慣れてしまえばとっても簡単!ぜひ、楽しみながら挑戦してみてね。
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