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伸びすぎたマドカズラの対処方法!支柱の立て方も解説

伸びすぎたマドカズラ マドカズラ

穴の開いた葉がユニークなマドカズラ。ポトスやモンステラなどと同じサトイモ科の観葉植物で、つるを伸ばしながらどんどん生長するのが特徴です。

そんなマドカズラですが、伸びすぎたつるにお困りの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、マドカズラが伸びすぎた時の対処法をご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

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伸びすぎたマドカズラの対処方法

樹木に張り付くようにして育つマドカズラ

マドカズラが伸びすぎてだらしない姿になった場合、選択肢は主に2つあります。

「切り戻し」で姿をコンパクトに整えるか、そのままつるを垂らして「ハンギング(吊り鉢)」として楽しむかの2つです。

伸びすぎたマドカズラの対処法①切り戻しで姿を整える

セメント鉢のマドカズラ

マドカズラをコンパクトに楽しみたいなら、切り戻し剪定で乱れた樹形を整えるのがよいでしょう。

軽く形を整える程度であれば時期はいつでも構いません。切れ味のよい清潔なはさみで伸びすぎたつるをカットします。

カットしたポトスのつる

大胆に樹形を整えるのであれば、生育がさかんな春から秋にかけてがよいでしょう。株元の葉を2~3枚程残し、そこから下をカットします。

おすすめは生育がさかんになり始める春です。春に剪定することで、生育が鈍る冬までの間により多くの葉を展開させ、株にボリュームを出すことができます。

カットした茎は挿し木で増やすこともできる

カットしたマドカズラの茎は挿し木で簡単に増やすこともできます。また、水差しで発根させるのも容易です。

挿し木で発根させるためには、葉の付け根にある「気根」を残す必要があります。(下写真)

マドカズラの気根

気根の付いた茎を10cm程度にカット。水や土に差す部分の葉をカットします。

ポトスの挿し穂

あとは水や土に差して発根を待つのみ。水は5~7日に1回程度替えましょう。暖かい時期は水が腐敗しいやすいため3日に1回程度替えます。

うまくいけば14日ほどで気根が伸びてきます。

ボリュームを出して株を大きく育てたいなら土に植え替えるのがおすすめです。

水差しで発根したポトス

室内で清潔に楽しみたいなら水差しのまま育てるのもよいでしょう。ハイドロカルチャーという選択肢もあります。

カラーサンドのマドカズラ

※ハイドロカルチャーとは?…主に人口用土を使った水耕栽培のこと。ハイドロボールの他、ハイドロコーン、カラーサンド、木炭チップなど種類豊富。見た目が綺麗で涼し気。

伸びすぎたマドカズラの対処法②ハンギングで楽しむ

マドカズラのハンギング

マドカズラが伸びすぎてしまった場合、いっそのこと伸びすぎたつるを垂らすようにして飾るのもおすすめですよ。

マドカズラはつる性のため、生長とともにつるがどんどん伸びていきます。ハンギング(吊り鉢)にしても可愛い姿を楽しむことができますよ。

棚の上や鉢スタンドに置いて、垂れ下がる葉を楽しむのもgood!

マドカズラ

棚の上や鉢スタンドなど、少し高さのある場所に置いて伸びたつるを楽しむのもgood。

ハンギングの場合は落下の恐れがあるため、重さのある鉢が使いにくいですが、棚に置くだけならおしゃれな陶器鉢やセメント鉢を使うこともできます。

窓の空いたマドカズラの葉はとってもユニークで人目に付きやすいです。

ただ、マドカズラの葉は薄くて柔らかくやや繊細。人がぶつかったりする場所に置いていると、葉が摩擦で茶色く傷むことも

茶色くなったマドカズラの葉ポトスやモンステラに比べて葉がやや繊細なマドカズラ…

できるだけ風通しのよい、人にぶつからない場所に飾るのがよいでしょう。

 

 

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伸びすぎたマドカズラを支柱を立てて整える方法

伸びすぎたマドカズラは支柱を立てて整えることもできます。

マドカズラは本来、大木に絡みつくようにして上に向かって育つつる性植物です。

支柱を立てることでより自然界に近い姿でマドカズラを楽しめます。

まずは支柱を用意。おすすめはプラヘゴに湿らせた水苔を詰めるやり方

まずはマドカズラの伸びすぎたつるを絡ませるための支柱を用意します。

おすすめはプラヘゴです。

プラヘゴだけでも良いですが、プラヘゴ内部に湿らせた水苔を入れるとよりマドカズラが絡みつきやすくなります。

春から秋の暖かい時期に鉢から取り出し、中心にプラヘゴを設置

プラヘゴを立てる場合、一旦、鉢からマドカズラを取り出す必要があります。

春から秋の暖かい時期に鉢から取り出し、鉢の中心部にプラヘゴを設置します。

水はけの良い土でプラヘゴを固定。まわりにマドカズラを植え付ける

プラヘゴの周りに土を詰めてグラつかないよう固定しましょう。

プラヘゴが固定できたらまわりにマドカズラを植え付けていきます。

さらに、水を含ませた水苔をプラヘゴ内部に入れておきましょう。

伸びすぎたマドカズラのつるをプラヘゴに絡ませる。ビニールタイを使って固定

マドカズラの植え付けが終わったら、伸びすぎているつるをプラヘゴに絡ませていきます。

ビニールタイを使ってつるをプラヘゴに固定しましょう。

水苔が乾燥したら上から水分を含ませて保湿すると気根が絡みやすい

プラヘゴ内部の水苔が乾燥してきたら、プラヘゴ上部から水を少しずつ入れ給水します。

水苔があることでマドカズラの気根がよく絡みつき、マドカズラ本来の美しい姿を楽しめます。

 

 

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まとめ

斑入りマドカズラ

ということで、今回はマドカズラが伸びすぎた場合の対処法を2パターンご紹介しました。

ポトスやモンステラなどに比べて生長がゆっくりめなマドカズラ。見てるだけで癒されますね。

そんなマドカズラを剪定する場合はできるだけ生育期初期におこなうのがよいでしょう。

生長がゆっくりなので、秋に剪定してしまうとしばらくは寂しい姿になってしまいます。また、葉が少ないと冬越しにも不安が残ります。

今回の記事を参考に、ぜひとも伸びすぎたマドカズラを楽しんでみてください。

マドカズラのその他topics

「マドカズラを大きくする方法!まずは鉢底チェック、適期なら植え替え」はこちら

「マドカズラを冬越しさせる簡単なコツ3つとは?」はこちら

「マドカズラが難しいといわれる理由2つとは?」はこちら

「マドカズラとモンステラの違いは?より丈夫なのはモンステラ」はこちら

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「マドカズラが枯れる原因4つとは?コツをつかんで丈夫に育てる!」はこちら

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マドカズラ観葉植物
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