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マドカズラの色が薄いときの原因と対処法とは?

マドカズラ マドカズラ

マットな質感の葉に空く不規則な窓。とってもエキゾチックな観葉植物・マドカズラ。一度見たら忘れられないとても個性的な姿をしたグリーンですね。

マドカズラといえば鮮やかなグリーンにあいた穴が印象的ですが、いつの間にか、葉の色が薄くなってはいませんか?

そこで今回は、マドカズラの色が薄いときの主な原因と対処法をくわしくみていきましょう。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

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マドカズラの色が薄いときの原因と対処法とは?

モンステラの小型種とされるマドカズラ。丈夫で寒さにも比較的強く、初心者でも非常に育てやすいとされますが、実際に育ててみるとモンステラに比べて少々デリケートな印象です。

そんなマドカズラの色が薄くなる理由をみていきましょう。

マドカズラの色が薄い原因①日照不足

窓辺のマドカズラ

直射日光で葉を傷めやすいマドカズラではありますが、あまりにも日照が不足し続けると、徐々に葉の色が薄くなり、葉と葉の間隔も伸びて弱々しい見た目になります。

日光が不足することで生成できる養分が減り、結果、葉の色が薄くなると考えられます。

ただ、マドカズラは直射日光は避けなければなりません。日光は強すぎても弱すぎてもよくないのですね。

なんだかちょっと難しいですが、以下を目安に置き場所を見直してみてください。

マドカズラに適した置き場所【目安】

  • 室内の場合…レースカーテン越しの明るい場所。窓際がベスト。室内の中心部だと日光が不足し徒長を起こしがち。ただ、冬場の窓際は朝晩に冷え込みやすいため夜になったら窓から離し、朝になったら窓際へ戻す。
  • 屋外の場合…気温が15度以上であれば屋外に置くのがおすすめ。風通しのよい場所に置くことで光合成もさかんになる。ただし、直射日光は避ける。「半日陰」「あかるい日陰(日向のすぐ隣の日陰)がベスト。西日も×。夏場は特に葉焼けを起こしやすいため要注意。遮光ネットの利用も検討する。

遮光ネットをかけた温室▲ダイソーで購入した遮光ネットを棚にくくりつけています

マドカズラの色が薄い原因②寒さ

マドカズラは中米が原産地の植物のため寒さには強くありません。15度以下になると徐々に生育が緩慢になり、休眠に入ります。

冬場は日照時間が少なくなるため葉の色が薄くなりがち

マドカズラ

また、寒い時期は暖かい時期に比べてどうしても日照時間が短くなりますね。

結果、同じ場所に置いていたとしても光合成が緩慢になり、養分の生成量が減り緑色が薄くなると考えられます。

マドカズラの色が薄い原因③根詰まり

マドカズラ

マドカズラを2年以上植え替えていない場合、鉢内が根でいっぱいになる「根詰まり」を起こしている可能性があります。

「鉢底から根が出ている」「水やり後、土に水分が浸み込むまで時間がかかるようになった」

などの症状がみられる場合は根詰まりのサインです。根詰まりすると、根がぎゅうぎゅう詰めにな、水分や養分をスムーズに吸い上げられなくなってきます。

結果、光合成がスムーズにおこなえずに養分が不足し葉の色が薄くなることもあるのですね。

根詰まりを放置し続けると「根腐れ」を招く原因にもなる

マドカズラの植え替え

根詰まりを放置し続けとどうしても鉢内の水はけが悪くなってきます。

すると、根が吸えずに残った水分が長く鉢内に停滞し、結果、根を腐らせる原因になることもあるのです。

一週間以上、土の表面が湿っている場合は根腐れのリスクが高い状態です。

マドカズラの色が薄い原因④肥料不足

葉先が茶色く枯れたマドカズラ

購入したときは鮮やかな緑色だったはずのマドカズラが、長く育てるうちに色が薄くなってきたという場合、肥料が不足していることも考えられます。

店頭に並ぶマドカズラは、プロが徹底管理し適切に肥料を与えて生産された株ですね。そのため、色つやがよく見た目も綺麗です。

しかし、購入後、自宅での管理では水やりはするものの肥料は特に与えていないという方も多いでしょう。

適切に肥料を与えることで、マドカズラの色つやをよりよくすることができます。しかし、ただ闇雲に肥料を与えていいというわけではありません。

肥料を与えるのに適した時期は、マドカズラの生育がさかんな20度~25度前後の時期です。また、冬場の施肥は、逆に根を傷める原因にもなりえるため基本は不要です。

肥料を与えるときは必ず根詰まりしていないかを確認しよう

肥料を与える場合、まずは根詰まりしていないかをきっちりと確認してください。

理由は、鉢内の水はけが悪い状態で肥料を与えると、逆に根を傷める原因になってしまうからです。

根詰まりを解消した上で、生育期である暖かい時期に適量の肥料を与えます。筆者のおすすめは効果を実感しやすいハイポネックスです。

ハイポネックス▲定番の液体肥料「ハイポネックス【原液】」

水に約500倍に薄め、生育期に2週間に1回程度、水やりとともに与えます。

水で薄めたハイポネックス▲水で薄めて与えるだけ

あわせて読みたい「マドカズラが難しいといわれる理由2つとは?」はこちら

 

 

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まとめ

カラーサンドのマドカズラ

今回は、マドカズラの色が薄いときの主な原因と対処法をご紹介しました。

マドカズラの色が薄いと感じる場合、まずは日光不足に陥っていないかを確認してください。ただ、直射日光によって一時的に葉の色が薄くなることもあります。

そのため、念のため直射日光(西日も含む)が当たっていなかったかも確認してください。

自分自身で「あかるい」と考えて置いていた場合でも、室内の場合は窓から離れるほど思っている以上に日光が不足します。室内であれば、やはりレースカーテン越しの窓際が理想的でしょう。

マドカズラの色が薄いときの主な原因と対処法

  • 日照不足…置き場所の見直しが必要。室内ならレース越しの窓際が理想的。ただし、冬場の窓際は冷え込むため夜になったら窓から1~2m程離すのがよい。
  • 寒さ(冬場)…15度以下になると生育が緩慢になる。冬場は日照時間が短くなるため葉の色が薄くなることも。暖かくなれば自然と鮮やかな緑色に戻ることが多い。
  • 根詰まり…2年以上植え替えていない場合は暖かい時期の植え替えを検討。
  • 肥料不足…根詰まりを解消した上で、適期に適量を与えてみる。

マドカズラのその他topics

「マドカズラが枯れる原因4つとは?コツをつかんで丈夫に育てる!」はこちら

「マドカズラを冬越しさせる簡単なコツ3つとは?」はこちら

「マドカズラがしわしわになる理由と対処法を解説!」はこちら

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