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ハオルチアが茶色くなる5つの原因!病気・根腐れ・日焼けの見分け方

茶色っぽく変色したハオルチア ハオルチア

ぷっくりとした葉が魅力のハオルチア。しかし、ある日ふと見ると葉が茶色くなっている…。

そんな経験はありませんか?

今回は、ハオルチアが茶色くなるときによくある原因5つと、それぞれの見分け方・対処法を詳しく解説します。

単なる変色なのか、枯れる前兆なのか、正しく見極めることで大切な株を守ることができます。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。キラキラ輝くハオルチア・オブツーサが大好き。

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ハオルチアが茶色くなるのは異常?まずは正常な色との違いを知ろう!

クリスタルプランツ(ハオルチアオブツーサ)

ハオルチアが茶色くなる場合、何らかのストレスやトラブルを抱えているサインです。

たとえば以下のような変化が見られたら、注意が必要です。

  • 葉先や葉の縁が茶色に変色している
  • 葉の一部が焦げたように茶色い
  • 葉全体が徐々に茶色くなってきている
  • 茶色くなった部分がカサカサ、またはドロッとしている

こうした症状が出ている場合、早めに原因を見極めて対処することが重要です。

▶ハオルチアの葉がへこむ原因!痩せた葉を膨らませる方法も解説

 

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ハオルチアが茶色くなる原因①:直射日光による「日焼け」

やや黄色味がかったハオルチア

どうして日焼けでハオルチアが茶色くなるの?

ハオルチアは強い日差しが苦手な多肉植物です。

特に春〜夏にかけて直射日光が当たると、葉焼けを起こして茶色く変色することがあります。

葉焼けは植物の「やけど」のようなもので、いったん焼けた葉は元に戻りません。

日焼けによる変色の見分け方

  • 茶色くなっているのは日光の当たっている部分だけ
  • 葉の表面がカリカリに乾いている
  • 植物全体は元気そうに見えるが、上部の葉だけが変色

日焼けしてしまったらどうする?

  1. 置き場所を移動する
    半日陰や遮光ネットのある場所へ移して、直射日光を避けましょう。
  2. 被害の大きい葉は取り除く
    見た目を損なう場合は、茶色くなった葉をカットしても構いません。
  3. 徐々に慣らす
    真夏以外の季節に外に出す場合は、最初は明るい日陰からスタートし、徐々に日差しに慣らしていくのがコツです。

▶ハオルチアは葉焼けした時の症状は?屋外で育てるなら遮光ネットは必須

 

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ハオルチアが茶色くなる原因②:水のやりすぎによる「根腐れ」

黒っぽく変色したハオルチア

水が多すぎるとどうなるの?

ハオルチアは乾燥に強く、多湿を嫌う性質があります。

水のやりすぎは鉢内の通気性を悪くし、根が酸欠状態に。

根腐れを放置している根の腐敗が進み、水分や養分を吸収できなくなってそのまま枯れてしまいます。

根腐れによる茶色化の見分け方

  • 葉が下の方から茶色くなってくる
  • 葉を触るとぶよぶよ、またはドロッとしている
  • 鉢から異臭がすることも
  • 根を抜いてみると、黒く変色・スカスカの状態になっている

根腐れを防ぐ&対処するには?

  1. 水やりの頻度を見直す
    春〜秋は土が乾いてから2〜3日後、冬は断水気味に。
  2. 風通しの良い環境に置く
    空気がこもる場所は避けましょう。
  3. 根腐れが起きたら植え替える
    腐った根を切り、清潔な土に植え替えます。殺菌剤を使うのも有効です。

▶ハオルチアが根腐れした時の対処法は2パターン!画像付きで解説

 

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ハオルチアが茶色くなる原因③:寒さや霜による「低温障害」

寒さによってミイラ化したハオルチア

寒さに弱いハオルチア

ハオルチアは最低5℃以上を保ちたい植物

特に冬に室外に放置して霜にあたると、葉が凍傷のように茶色くなって枯れることがあります。

低温障害の見分け方

冬の寒さに耐えるハオルチア

  • 寒波のあとに急に茶色くなった
  • 葉が柔らかくなって垂れている
  • 一部の葉だけが変色していることも
  • 茶色くなった部分に水分を含んだような質感

▶冬のベランダに放置…赤黒くミイラ化したハオルチア・シンビフォルミスを復活させる!

冬越しのポイント

  1. 5℃以下にならない場所で管理
    屋内や温室に取り込みましょう。
  2. 水やりを控えめにする
    冬場は乾燥気味にすることで耐寒性が少し上がります。
  3. 段ボールや不織布で保温する
    どうしても屋外に置く場合は霜よけ対策を。

▶ハオルチアの冬越し方法!耐寒性は?寒さを乗り切るコツ

 

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ハオルチアが茶色くなる原因④:病気(カビ・細菌感染)

茶色は病気のサインかも?

多肉植物でも、病気にかかることがあります。特に葉に湿ったような茶色の斑点ができた場合は、細菌性またはカビによる病気の可能性があります。

病気の見分け方

  • 茶色の部分が湿ってジメジメしている
  • 斑点が拡大したり、周囲の葉にも広がる
  • 株全体が元気がなくなってくる
  • 変なにおいがすることも

病気の対処法

  1. 感染した葉をすぐに取り除く
    病斑のある部分を早めに切除し、廃棄します。
  2. 殺菌剤を使う
    市販の植物用殺菌スプレーが効果的です。
  3. 風通しと日当たりを見直す
    蒸れは病気を招きます。風が通る場所に置きましょう。

▶ハオルチアに害虫が付いた時のサイン、症状は?室内ならカイガラムシ、ハダニに注意!

 

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ハオルチアが茶色くなる原因⑤:自然な老化や環境変化のストレス

寿命の長い多肉植物「ハオルチア」

必ずしも異常とは限らない場合もある

古くなった下葉が茶色くなって枯れていくのは、ハオルチアの自然なサイクルです。

また、植え替えや環境の急変により、一時的にストレスで葉が茶色くなることもあります。

老化やストレスの見分け方

  • 茶色くなるのは下葉から順に
  • 株の中心は元気で新芽が出ている
  • 特定のイベント(植え替え、引っ越しなど)の直後

▶ハオルチアの寿命は10年~30年以上!寿命を縮める間違ったお手入れとは?

この場合は無理に対処しなくてもOK

ただし以下のようなケアは有効です。

  1. 下葉は自然に枯れるまで放置
    無理に引き抜かず、手で簡単に取れるタイミングで取り除きましょう。
  2. 環境の変化は徐々に行う
    急な移動や気温差は避け、植物が慣れる時間を与えることが大切です。

▶ハオルチアが夏に弱るのはなぜ?原因と解決法を徹底解説!

 

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ハオルチアが茶色くなるときの対処法まとめ|まずは落ち着いて原因を見極めよう

「茶色くなった=枯れる」と思って焦ってしまうかもしれませんが、すぐに元気な株を諦める必要はありません。

まずはどの原因に当てはまるかを見極めることが大切です。

原因 特徴・サイン 対処法
日焼け 表面が乾燥・光が当たる場所のみ茶色い 半日陰に移動・遮光
根腐れ 下葉から変色・ぶよぶよ・異臭 水やり見直し・植え替え
低温障害 寒波後に変色・水っぽい質感 室内へ移動・保温対策
病気 湿った斑点・周囲に広がる 切除・殺菌剤・風通しの確保
老化/ストレス 下葉から枯れる・中心は元気 無理に除去しない・徐々に環境調整

ハオルチアが茶色くなる理由を知って、もっと育てやすく

ハオルチアが茶色くなる原因はさまざまですが、正しく対処すれば多くのケースで回復が可能です。

特に水のやりすぎと日焼けは初心者に多いトラブルですので、この記事を参考に、日々の管理を見直してみてくださいね✨

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。キラキラ輝くハオルチア・オブツーサが大好き。

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