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ハオルチアが夏に弱るのはなぜ?原因と解決法を徹底解説!

ハオルチアが夏場に弱る理由 ハオルチア

「夏になるとハオルチアの調子が崩れる…」

ぷくぷくの葉が魅力のハオルチアは、実は夏が苦手な一面を持っています。

「春までは元気だったのに、急にしおれてきた」「葉が柔らかくなってきた」など、夏にトラブルを抱えるケースがよく見られます。

そこで今回は、ハオルチアが夏に弱る原因とその対策を徹底的に解説。

夏場に適した管理をすることで、ハオルチアを元気に夏越しさせましょう!

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。キラキラ輝くハオルチア・オブツーサが大好き。

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ハオルチアが夏に弱る理由とは?

ジュレて葉がバラバラになったハオルチア

夏場の高温多湿でジュレてしまったハオルチア。

ハオルチアにとって、日本の夏の暑さは大きなストレスとなります。

ハオルチアは夏が苦手

ハオルチアは南アフリカ原産の多肉植物で、比較的涼しい気候を好みます。

自生地では夏に休眠する性質があり、高温多湿な日本の夏は苦手なのです。

  • 高温(30℃を超える環境)
  • 高湿度(蒸れやすい室内)
  • 直射日光(葉焼けの原因)

これらが重なると、ハオルチアは深刻なダメージを受け、最悪の場合は枯れてしまいます。

▶ハオルチアがジュレる原因は?対処法と対策を徹底解説!

根腐れや蒸れによるダメージ

夏は気温が高いため、水やりの頻度を春と同じ感覚で行ってしまうと、鉢の中が蒸れて根腐れの原因になります。

特に通気性の悪い鉢や用土を使っている場合は要注意。

また、風通しの悪い場所で育てていると、熱がこもり、さらにダメージが大きくなります。

▶ハオルチアが根腐れした時の対処法は2パターン!画像付きで解説

 

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ハオルチアを夏越しさせるための4つのポイント

やや黄色味がかったハオルチア

直射日光はNG!屋外なら遮光ネット必須です

ハオルチアを夏越しさせるなら、以下4つのポイントは必ず押さえておきましょう。

夏は半日陰〜明るい日陰へ移動

夏は直射日光を避け、明るい日陰に置くのがポイントです。

室内なら窓越しの窓辺、屋外なら風通しの良い棚下などが理想的でしょう。

直射日光が当たると「葉焼け」を起こします。特にクリスタル系や軟葉系のハオルチアはデリケートなので注意!

▶ハオルチアは葉焼けした時の症状は?屋外で育てるなら遮光ネットは必須

水やり頻度を減らす

サスティー

土の乾き具合が可視化できる「サスティー」があると便利!

ハオルチアは夏になると活動を休止する「休眠期」に入ります。

根があまり水を吸わなくなるため、過剰な水やりは根腐れのリスクを高めます。

  • 月1〜2回程度(鉢の土がしっかり乾いてから)
  • 朝か夕方の涼しい時間帯に行う
  • 鉢底から水を吸わせる「底面給水」がおすすめ

▶ハオルチアをプリプリにする方法!水やりしてもぷっくりしない時の対処法

用土は水はけ重視で選ぶ

ハオルチアに水やり

室内管理メインなら、通気性良く虫が湧きにくい「室内向けの土」がおすすめ!

夏に向けて用土を見直すのも一つの方法。ハオルチアは多湿に弱いため、水はけのよい用土が理想です。

  • 【例】赤玉土(小粒)4:鹿沼土(小粒)3:軽石 2:ピートモスまたは腐葉土 1

▶ハオルチアに適した土の配合方法は?失敗しない土の選び方

窓を閉め切った室内に放置しない

観葉植物と白いサーキュレーター

窓を閉め切りがちな時期は、サーキュレーター必須!

夏はハオルチアにとって過酷な季節。

弱った株にはカビや軟腐病、コナカイガラムシなどの害虫が発生しやすくなります。

  • 窓を閉め切る時期はサーキュレーターをフル活用
  • 枯れ葉や落ち葉はこまめに取り除く
  • 埃が溜まりやすい場所は避けて

▶観葉植物が喜ぶサーキュレーター置き方!つけっぱなしでok?

 

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ハオルチアを夏に元気に保つために心がけたいこと

ハオルチアの水耕栽培

夏を無事に乗り切るためには、「休眠期」であることを意識し、控えめなケアを心がけることが大切です。

ポイントは4つ

  • 直射日光を避け、風通しの良い場所に置く
  • 水やりは控えめに、タイミングを見極めて
  • 用土や鉢を見直して、蒸れにくい環境を作る
  • 病害虫対策もこまめに

夏場はどうしても不調になりやすいですが、焦らず落ち着いて環境を整えてあげれば、ハオルチアはちゃんと応えてくれます。

▶ハオルチアに最適な置き場所はどこ?押さえておくべきポイントは光と風!

 

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ハオルチアの夏越しに関するよくある質問

胴切りで復活させたハオルチア

葉水や霧吹きは必要?

高湿度の日本では葉水は基本的に必要ありません。

逆にカビや病気の原因になることもあるため、特に梅雨時や猛暑日は避けた方が安心です。

鉢はどんな素材やサイズが適しているの?

リトープスとハオルチアの底面給水

透明のスリット鉢だと根の成長も観察できて便利。

鉢も通気性のあるものを選びましょう。

プラスチック鉢は蒸れやすいため、素焼き鉢やスリット鉢など通気性に優れた鉢がおすすめです。

ハオルチアの場合、太い根が真下に伸びていくので、直径よりはやや深さのある鉢がおすすめ。透明のスリット鉢だと根の成長も観察できる。

夏でも毎日水やりしたほうがいい?

いいえ、夏は休眠期なので水やりは控えめにしましょう。土が完全に乾いてから、月に1〜2回が目安です。

▶ハオルチアが水不足に陥った時の症状は?水やりは霧吹きでok?

エアコンの効いた部屋でも大丈夫?

エアコン

大丈夫ですが、風が直接当たらないように注意してください。乾燥しすぎないように空気の流れを整えてあげましょう。

▶ハオルチアに最適な置き場所はどこ?押さえておくべきポイントは光と風!

葉先が茶色くなりました。原因は?

直射日光による「葉焼け」や、蒸れ・根腐れが原因かもしれません。置き場所と水やりを見直してみてください。

▶ハオルチアの葉がへこむ原因!痩せた葉を膨らませる方法も解説

夏に植え替えてもいいの?

夏は休眠中のため、植え替えには向きません。できれば春か秋の涼しい時期に行いましょう。

葉が柔らかくなってきました。どうしたらいい?

暑さで蒸れでジュレたハオルチア

葉の付け根までブヨブヨする場合の復活は困難。

根腐れや水の与えすぎの可能性があります。すぐに水やりを控えて、鉢の中の状態をチェックしましょう。

▶ハオルチアがジュレる原因は?対処法と対策を徹底解説!

夏は肥料をあげるべき?

夏は休眠期なので、肥料は控えましょう。与えるなら春や秋の生育期が適しています。

▶ハオルチアがむっちむちに育つおすすめ肥料【2選】

夏に枯れてしまったら復活できますか?

状態によりますが、根や茎が生きていれば復活の可能性があります。風通しを良くして水を控え、様子を見ましょう。

▶ハオルチアに元気がないときの原因と対処法【よくある症状別】

どのくらいの暑さまで耐えられますか?

30℃を超えるとハオルチアには負担がかかります。可能であれば28℃前後を保てるようにしましょう。

扇風機に当てても大丈夫?

直接風が強く当たるのは避けたほうがいいですが、部屋全体の空気を循環させるのはとても良い対策です。

夏は「底面給水」がいいの?

ハオルチアの底面給水

はい、夏場は底面給水が特におすすめです。ハオルチアは夏に休眠するため、水を吸う力が弱まります。

上から水をかけると土の表面が乾きにくく、蒸れて根腐れの原因になりやすいですが、

底面給水なら必要な分だけを根がゆっくり吸い上げることができるため、過湿を防げます。

底面給水する際の注意点

  • トレーに水を張る時間は30分〜1時間程度まで
  • 吸水後は必ず余分な水を捨てて、鉢底が水に浸かったままにならないように
  • 土の乾き具合をよく見て、与えすぎに注意
優しく管理したい夏のハオルチアには、底面給水はとても心強い方法!

▶ハオルチアがしわしわとしぼむ原因は?復活させる方法を解説!

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まとめ:ハオルチアの夏越しは「無理をさせない」がカギ!

ハオルチアが夏に弱るのは、彼らにとって日本の夏が過酷だから。だからこそ、私たちができるのは「無理をさせない環境を整えること」。

この記事を参考に、ぜひあなたのハオルチアが元気に夏を越せるよう、ちょっとした工夫と愛情を注いであげてください。

植物との暮らしがもっと楽しく、もっと豊かになりますように!

 

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