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ハオルチアの耐寒性は?耐えられるのは5度程度まで。冬越しのコツを解説

冬の寒さに耐えるハオルチア ハオルチア

多肉質な葉が美しいハオルチア。

プニプニとした葉と透明の窓が綺麗な軟葉系から、硬く鋭利な葉が特徴の硬葉系まで種類豊富なハオルチアは人気の多肉植物です。

今回はそんなハオルチアの耐寒性と冬越しのコツについて解説します。

葉先に透明の「窓」があるハオルチアは「クリスタルプランツ」とも呼ばれているよ。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

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ハオルチアの耐寒性はどれくらい?耐えられるのは5度程度まで

冬に色が悪くなったハオルチア

耐えられるのは5度程度まで。真冬は室内管理が基本

ハオルチアが耐えられる寒さは5度程度までで、寒さに当たり続けると葉の色がくすんだように変色し弱ってしまいます。

ハオルチアはエケベリアやセダムなどの多肉植物に比べると、そこまで耐寒性が強くありません。

冬に色が悪くなるのは寒さが原因のことが多い

5度以下の寒さに当たり続けていると、徐々に根が傷んで葉がしおれたように凹んでくることが多いです。

寒さで根が水分を吸えなくなると、いくら水を与えても葉は膨らみません。

それどころか、土が湿り続けることで根腐れを起こしてしまいます。

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水やりしても葉にハリが戻らないなら根が傷んでいる可能性大

切り取ったハオルチア

冬に葉が凹んだようになった場合、水を与えても葉が膨らまないなら根がダメージを受けている可能性が高いです。

冬に根腐れを起こした場合は無理に水やりせず、暖かくなるまでじっと待ちます。

春になったら水やりを再開し、形が崩れた場合は胴切りして仕立て直します。

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ハオルチアを冬の寒さから守るためのポイントは3つ

ハオルチア・レツーサ(アストロフスカ)  「砂漠の宝石」とも呼ばれるハオルチア

ハオルチアの冬越し ポイント①3度以下の寒さに当てない

ハオルチアは極端な寒さが苦手です。耐えられるのは3度程度まで。

ただし、霜に当たると葉が傷んでしまいます。地域によっては屋外でも冬越し可能ですが、霜に当たらないようにしてください。

水やりは最低限に抑え、極端に冷え込む日の水やりは避けます。

ハオルチアの生育適温は15度~25度。冬は生育が緩慢になる

ハオルチアは人間と同じく過ごしやすい温度を好みます。過ごしやすい春と秋に生育がさかんになる春秋型の多肉植物です。

そのため、極端な暑さや寒さに晒される夏と冬はどうしても生育が緩慢になります。

このような時期は「休眠期」と呼ばれ、水やりを控え目にする必要があるのですね。

ハオルチアの冬越し ポイント②水やりは土が乾いて3~4日してから

ハオルチアの生育適温は15度~25度程度です。そのため、極端な寒さに晒される冬は生育が鈍ります。

寒さによって生育が鈍ると弱まるのが、根が水分を吸い上げる力です。

暖かい時期と同じ感覚で水やりをしていると、土が常に湿った状態となって根腐れを起こしやすくなります。

冬場の肥料は基本不要

また、冬の肥料は基本不要です。生育が鈍る冬場は水やりは最低限に抑え、肥料も与えません。

冬は「現状維持」を目的とした管理をおこないます。水のやり忘れよりも、やり過ぎによるリスクの方が高いのが多肉植物です。

ハオルチアの冬越し ポイント③風通しのよい場所に置く

冬場は寒さ対策ばかりにとらわれがちですが、欠かせないのが「風通しの確保」です。

たとえば室内の壁際や隅など、風通しの良くない場所に置き続けていると土が乾きにくくなり、根腐れのリスクが高まります。

また、風通しが悪い状態が続くことでカビや害虫が発生しやすくもなるのです。とはいえ、寒さの厳しい冬場。頻繁に窓を開け閉めするのは現実的ではありません。

そんな時は、サーキュレーターや扇風機を活用することで室内の空気を効率的にかき混ぜます。

暖房やエアコンの温風が直接当たらない場所に置くこと

寒さを恐れるあまり、暖房やエアコンの温風が直接当たる場所にハオルチアを置くのは厳禁です。

過度に乾燥することで葉や根が傷み、とたんに弱ってしまいます。

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冬の水やりの失敗を防ぐ!ハオルチアにおすすめの便利グッズ

ぷりぷりのハオルチア

ハオルチアを育てる上で難しいのが冬の水やりでしょう。

冬場は生育が緩慢になるため、水やりは最低限に抑えなくてはなりません。とはいえ、「土が乾いてさらに3~4日経ってから」って難しいですよね。

そんな時にあると便利なのが「水やりチェッカー」です。

土に挿しておくだけで最適な水やりのタイミングを教えてくれる

サスティー

土に挿しておくだけで土の乾き具合を測定し、最適な水やりのタイミングを教えてくれるのが水やりチェッカーです。

土の乾き具合が可視化されることで、水のやり過ぎによる根腐れややり忘れによる枯死を防いでくれます。

冬は「白」になってからさらに3~4日ほど経ってから水を与える

春、秋(15度~25度) チェッカーが「白」になったタイミングでたっぷりと水やり
夏(約30度以上) チェッカーが「白」になってさらに3~4日してから土の1/3程度が湿る程度に水やり(涼しい時間帯に)
冬(約15度以下) チェッカーが「白」になってさらに3~4日してから土の1/3程度が湿る程度に水やり(暖かい時間帯に)

 

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ハオルチアの耐寒性は?耐えられるのは5度程度まで。冬越しのコツを解説【まとめ】

ということで、今回はハオルチアを冬越しさせるために押さえておくべき3つのポイントをご紹介しました。

基本は水をやり過ぎないこと。そして極端な寒さに当てないこと。

室内で冬越しさせる場合はできるだけ風通しよく、日当たりの良い場所に置いてくださいね。

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