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失敗しないハオルチアの植え替え方法!植え替え後に弱る原因も

ハオルチアの土選び ハオルチア

多肉質な葉がかわいくておしゃれなハオルチア。

春と秋に生育がさかんになるハオルチアは、1~2年に1回程度の植え替えが必要です。

何年も植え替えないままだと葉の色が悪くなったり、根腐れを起こしやすくなったりと生育に悪影響を及ぼします。

そこで今回は、失敗しないハオルチアの植え替え方法を写真付きでくわしくご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

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失敗しない!ハオルチアの植え替え方法を手順ごとに解説

ハオルチアを植え付ける

まずは準備するものからみていきましょう。ハオルチアの根っこは太くまっすぐです。ごぼう状の根を地中深くまで張ります。

そのため、植え替えの際には鉢の直径だけでなく深さも必要となります。

ハオルチアの植え替え【準備するもの】

  • これまでよりもひとまわり大きめの鉢→今の鉢より直径プラス3センチ、深さプラス3cmほどのもの(鉢を大きくしたくない場合は株分けするとよい)
  • 水はけのよい土→多肉植物・サボテン用の土でok
  • 鉢底石

ハオルチアの植え替え 手順①鉢に土を入れておく

鉢に入れた鉢底石

鉢の底が見えなくなる程度に鉢底石を敷きます。鉢が深すぎると感じる場合は、鉢底石を多めに入れておくと、鉢内の水はけがよくなり根腐れのリスクを抑えられます。

鉢に入れた多肉の土

鉢の深さ2/3程度まで土を入れておきます。あとで株を配置する際に植え付ける高さで、土の量を調節してください。

植え替えは生育がさかんな春か秋に済ませよう

ハオルチアは春と秋に生育がさかんになる春・秋型の多肉植物です。

そのため、極端な暑さや寒さに晒される夏や冬に植え替えると、そのまま弱ってしまう恐れがあります。

植え替えによる失敗を防ぐためにも、ハオルチアの植え替えはできるだけ回復力の高い春か秋におこないます。

ハオルチアの植え替え 手順②株を取り出す

鉢から取り出したハオルチア

いよいよ鉢から株を取り出します。根詰まりしている場合は鉢からなかなか取り出すのが難しいです。

どうしても抜けないなら、鉢底から棒を挿して押し上げるようにすると抜けやすくなります。

古い土や傷んだフカフカの根っこは取っておく

根腐れしたハオルチアの根っこ

古い土や傷んだ根っこは取っておきます。傷んだ根っこは黒っぽくなってフカフカになっているのが特徴です。

傷んだ根をそのまま植えると、鉢内で腐敗する恐れがあるので、取っておくのがおすすめ。傷んでいる根はカットせずともボロリと落ちるはずです。

ハオルチアの植え替え 手順③植え付ける

ハオルチアの植え替え

あらかじめ準備しておいた鉢に古い土を落としたハオルチアを配置します。土の量を調節しつつ、植え付ける位置と高さを決めます。

内部に空間ができないように植える

ハオルチアの植え替え中

内部に余分な空間が生じないよう、植え付ける際は細い棒で軽くつつきながら作業するのがおすすめです。

根と土の間に余分な空間があると、根が十分に生長できません。

ハオルチアの植え替え 手順④完了

植え替え後のハオルチア

植え替え完了です。鉢を持ちあえて地面に軽くたたきつけ、振動を与えると内部の空気が抜けやすくなります。

水やりは10日ほど経ってから

植え替え後、すぐに水を与えたくなるなりますね。

ただ、植え替え作業によって少なからず根は傷ついています。傷が塞がらない状態ですぐに水を与えると、傷口から腐る恐れがあります。

そのため、植え替え後はすぐに水やりせず、植え替えから10日経ってからおこなうのがよいでしょう。

 

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植え替え失敗!植え替え後に弱ってしまう原因は?

瀕死状態のハオルチア

気温が足りず、回復する前に弱ってしまう

ハオルチアは温暖な環境を好む多肉植物であり、寒い時期には成長が鈍化または停止します。

そのため、冬はもちろん寒くなる直前の秋に植え替えると、根が十分に回復できずにそのまま弱ってしまうことがあります。

高温多湿によるストレス

ハオルチアは高温多湿が苦手なため、梅雨~夏に植え替えると株に大きな負担をかけてしまいます。

真夏の高温環境は、ハオルチアにとってかなりのストレスです。

植え替え直後に水やり

植え替え後、すぐに水を与えると切り口から雑菌が入り込んで根が腐ることがあります。

植え替え後は根が傷ついているため、少なくとも1週間は水やりを控えるのが基本です。

すぐに肥料を与える

植え替えによって傷ついた根が完全に回復する前に肥料を与えると、肥料焼けを起こしやすくなります。

根がダメージを受けた状態では、肥料の吸収能力が低下しており、逆に植物にストレスを与えてしまいます。

植え替え後は、最低でも1か月は肥料を控えるのが無難です。

強い光に当てる

植え替え後、強い光に当たると株が疲れて弱ってしまうことがあります。

植え替え後、根が落ち着くまでは、これまでよりもひと段階光の弱い場所で休ませるのが基本です。

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失敗しないハオルチアの植え替え方法!植え替え後に弱る原因も【まとめ】

ということで、今回はハオルチアの植え替えについてくわしくご紹介しました。

ハオルチアは、1~2年に1回程度植え替えることで株を健康に保つことができます。

植え替えないまま何年も放置していると、鉢の中が根っこでぎゅうぎゅう詰めになり、水はけが悪くなることで根腐れを起こしやすくもなります。

ハオルチアの植え替え【手順】

  1. 鉢に土を半分程度入れておく
  2. 鉢から株を取り出す
  3. 植え付ける
  4. 水やりは植え替えから3日~4日程度経ってからおこなう

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