リトープスを育ててみようと思っているけど、寿命はどれくらいなのかな?
リトープスは寿命が長いって聞いたけど何年くらい生きるの?
砂漠の宝石ともいわれるリトープス。実は、非常に寿命の長い植物としても知られます。
そこで今回は、リトープスの寿命と長生きさせるコツについてお届けいたします。
この記事を読めば、
- リトープスの寿命
- リトープスを長く育て続けるコツ
- リトープスを長生きさせるポイント3
が分かるよ!
リトープスの寿命は数十年と非常に長い!
リトープスは非常に寿命が長く、一度購入すれば数十年と長く育てることができます。
さらにリトープスは約2年に1回ほど分頭するため、株分けで増やすことも可能です。
リトープスは寿命が長いうえ増やすのも比較的簡単、高コスパな植物といえるでしょう。
長寿命なリトープス。自生地では100年は生き続けるといわれているよ。長く付き合っていけるライフパートナーになってくれる多肉だね。
高寿命なリトープス。日本ではかなり上手に育てて寿命40年程といわれる
リトープスの主な自生地・南アフリカの夏は意外に過ごしやすい
リトープスの主な自生地は南アフリカのケープ州です。
南アフリカと聞くと「灼熱、熱い」というイメージを抱かれるかもしれませんが、日本の夏に比べると湿度が低く穏やかな気候です。
そのため、高温多湿な日本でリトープスを育てた場合、かなり上手に育てて40年ほどの寿命といわれます。
高温多湿、熱帯夜が続く日本の夏はリトープスにとってかなりのストレス
南アフリカの夏は意外に穏やかです。最高気温は30度程度、夜になれば15度程度まで気温が下がります。
湿度も比較的に低く、カラッとした過ごしやすい夏です。
そのため、リトープスを育てる上で日本の梅雨~夏は大きな壁となります。
梅雨から夏にかけては高温と蒸れ、強光に注意。根が蒸れると溶けることも
とはいえ、リトープスは数十年という長い寿命を持ちます。
次の項でお伝えする3つのポイントさえ押さえておけば、高温多湿で寒暖の差の激しい日本でもリトープスを長生きさせることが可能です。
リトープスに限らず多肉植物はとっても長生き。中でもリトープスは生長がかなりゆっくりで植え替えの手間も少なく済むのが嬉しい。2年~3年に1回程度の植え替えでも十分長持ちさせられるよ。
リトープスを長生きさせるポイント3つ
高温多湿な日本でリトープスを長生きさせる時に押さえておくべきポイントは以下3つです。
リトープスを長生きさせるポイント①気温が許す限りは屋外管理
リトープスを長生きさせるうえで欠かせないのが光と風です。
特に湿度の高い梅雨~夏にかけては蒸れやすく、根が傷むことであっという間に溶けてしまうことも多いです。
室内管理の場合、屋外に比べるとどうしても風通しの面で劣ります。
夏は30度以上、冬は5度以下になるようなら室内の窓際に避難させるのがおすすめ。ちなみに筆者は0度以下になりそうな真冬のみ夜間だけ室内に移動させているよ。
リトープスを長生きさせるポイント②梅雨~夏は基本断水
高温多湿を嫌うリトープスにとって、日本の梅雨~夏はかなりダメージを受けやすいです。
この時期は生長がほぼ止まる休眠期となるため、水遣りは控えてほぼ断水気味にすることで根腐れや蒸れによる腐敗を防ぎます。
リトープスを長生きさせるポイント③2年~3年に1回の植え替え
リトープスは生長がとってもゆっくりな植物なため、植え替えは2年~3年に十分です。
植え替えることで根詰まりを解消するとともに、粒が崩れて水はけの悪くなった土を更新できます。
土は経年によって徐々に粒が崩れて団子状に固まりやすい。特にリトープスは蒸れを嫌うから、土がカチコチなったら新しい土に更新してあげることが大事だよ。
結論:リトープスの寿命は長い。何十年も枯れないことも多い
- リトープスは大事に育てれば十数年枯れずに育て続けられる
- 自生地では100年以上枯れずに育つともいわれる
- 高温多湿を嫌うリトープスにとって寒暖の差が激しい日本の気候は合わない
- 水遣り、置き場所などを考慮し高温多湿や凍結、霜などからリトープスを守ることで、日本でも十数年枯れずに長生きさせられる
生涯をかけて愛で続けたい…。可愛くて育てやすいのがリトープス!