ピンク色のぷっくりとした多肉質な葉が超絶かわいい桜吹雪(アナカンプセロス)。園芸店で見つけて思わず購入してしまった、という方も多いでしょう。
今回は、そんな桜吹雪の冬越し方法についてくわしくご紹介します。
桜吹雪(アナカンプセロス)の冬越し方法を徹底解説!
桜吹雪は寒さには比較的強く、5度程度までは耐えることが出来ます。ただ、冬は寒さによってどうしても生育が緩慢になります。
冬の桜吹雪は水やりを控え、乾かし気味に管理することで樹液濃度が高まり、寒さに備えることができます。
冬の桜吹雪はどこに置くべき?耐えられるのは5度程度まで
- 5度以下なら室内の明るく風通しのよい場所に置く
まずはじめに、桜吹雪はアナカンプセロス科の多肉植物で、原産地は南部アフリカ、エチオピアなどです。
桜吹雪は、春~秋にかけての暖かい時期に生育がさかんになります。暑さ、寒さともに比較的強いのが特徴ですが、耐えられる寒さは5度前後までです。
天気予報をチェックし、最低気温が10度以下になってきたら、徐々に室内へ移動するのが安心でしょう。
日照不足が心配なら植物育成ライトを活用しよう
室内に日当たりよい置き場所が確保できなかったり、冬の日照不足が心配…という場合は、植物育成ライトを使って日照不足をサポートしましょう。
植物育成ライトは日光に似た光を発する機器です。
クリップタイプやスタンドタイプ、吊り下げ式などさまざまですが、桜吹雪の場合、生長がゆっくりな上コンパクトな佇まいなので、スタンドタイプがおすすめですよ。
冬の桜吹雪は生育が緩慢になるため乾かし気味に管理しよう
- 春~秋の水やり⇒土が乾いたらたっぷりと与える
- 冬の水やり⇒土が乾いてさらに3~4日ほどしてから水やり(月1が目安)
夏型の桜吹雪は春から秋にかけての暖かい時期に生育がさかんになります。ただ、気温が下がる冬は生育が緩慢になり、根が水を吸う力も弱まります。
そのため、冬の暖かい時期と同じように水やりしていると、土が常に湿った状態となって根が腐りやすくなります。
冬の水やりは土が乾いてさらに3~4日ほどしてからで構いません。冬は水のやり忘れよりも、水のやり過ぎに注意してください。
ちなみに、冬場の肥料は基本不要です。冬は生長させることよりも寒さをどう乗り越えるかが重要になります。
水やりチェッカーがあると水のやり過ぎを防ぐことができる
「水やりのタイミングがイマイチ分からない…」
「植物が多すぎてひとつひとつ土の乾き具合を確認するのは大変…」
このような場合にあると便利なのが水やりチェッカーです。
使い方は簡単で、スティック状のチェッカーを土に差すだけ。これだけで土の乾き具合を測定し、最適な水やりのタイミングを色で知ることができますよ。
- 春~秋(15度以上が目安)⇒チェッカーが白になったタイミングでたっぷりと水やり
- 冬(15度以下が目安)⇒チェッカーが白になってさらに3~4日ほどしてから土全体が湿る程度に水を与える
まとめ
ということで、今回はアナカンプセロス(桜吹雪)の冬における管理方法をくわしくご紹介しました。
冬の桜吹雪は生育が緩慢になっているため、水やりを控えめにすることが重要です。
また、水やり後は根を傷めやすいため、できるだけ風通しのよい場所に置くことも忘れずに。
窓を閉め切る冬はサーキュレーターを使って、停止しがちな空気を動かしてやることで根腐れやカビ、病害虫の発生をも防いでくれます。
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