ルビーネックレスの粒が細長くなっちゃった。。
ルビーネックレスを長く育てている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
購入時のぷっくりした丸みのある葉から、ひょろっとした細長い葉に変わってきてしまった。
今回はこのようなお悩みをお持ちの方へ、ルビーネックレスを丸くするコツを紹介します。
ルビーネックレスを丸くしたい!ぷっくりさせるコツを解説
細長くなってしまったルビーネックレス。
すでに細長くなった葉を丸く戻すことはできませんが、ちょっとした作業で丸みのある葉を取り戻すこともできます。
ルビーネックレスの古い葉はどうしても長細くなりがち
ルビーネックレスの葉は、時間の経過とともにどうしても長細くなりがちです。
ぷっくりとした丸い葉を楽しみたい場合は、定期的に剪定してぷっくりとした新しい丸い葉が出てくるようにする必要があります。
剪定に適しているのは生育期の少し前です。
丸みのある可愛い粒を保つためにはときどきカットするのがいいんだね。
▶ルビーネックレスの増やし方!挿し木で簡単に増やす方法を画像で解説
ルビーネックレスを丸くしたいときは切り戻ししてみる
では、実際にルビーネックレスをカットしてみましょう。今回は、上写真のルビーネックレスを使います。
元気に茂っていますが、よく見ると葉が細長くなって少々見た目が残念です。丸くしたい場合は切り戻しが効果的です。
今回、生育が旺盛になる秋の始め頃に、根元の葉を5~6枚ほど残してそこから下をカットしました。
カットした茎は挿し木で増やすこともできる!
カットした茎は挿し木で増やすこともできますよ。乾いた土にピンセットで差し込み、10日ほどしてから水を与えます。(下写真)
土に挿して約4か月経過したのが下写真です。
丸みのあるぷっくりとした新しい葉が沢山出てきましたね。
うまくいけば剪定から1か月ほどで丸い葉が出てくる
剪定から約1か月が経過したルビーネックレスです。カットした部分から脇芽が出て丸い葉が出てきました。(下写真)
このように、ルビーネックレスの葉を丸くしたい場合、今ある葉を丸くすることはできませんが、適期に切り戻すことで新しい丸みのある葉が出てきますよ。
失敗を防ぐコツは「適期におこなうこと」に尽きます。
おすすめは春先か秋口。最高気温が15度以上になり始めたくらいのタイミングがよいでしょう。
挿し木を成功させるコツはズバリ、適期におこなうこと!
▶ルビーネックレスが細長くなる原因は?粒の形が崩れた時の対処法
ルビーネックレスが丸くなる仕組みは?
ルビーネックレスの葉がぷっくりと丸く育つためには、適切な環境条件が不可欠です。
十分な日光
ルビーネックレスは日光を好む多肉植物です。適切な光を確保することで、葉が丸みを帯びて健康的に育ちます。
- 強い光が必要 直射日光にある程度耐性がありますが、強すぎる日差しは葉焼けを引き起こす可能性があります。そのため、 春や秋は直射日光の当たる場所、夏は明るい日陰や室内の窓辺に移動させましょう。
- 光不足は要注意 光が不足すると、茎が間延びしてしまい、葉が細長くなる原因に。室内で育てる場合は、育成ライトの利用を検討しましょう。
▶ルビーネックレスの耐寒性はどのくらい?冬越しのポイント3つ
乾燥気味に管理
多肉植物であるルビーネックレスは、過剰な水分に弱い反面、乾燥にはある程度強い性質があります。
- 水を与えるタイミング 土が完全に乾燥してから水をたっぷり与えましょう。葉がシワっぽくなり始めたら、軽く水切れしているサインです。
- 過湿に注意 根腐れを防ぐため、鉢底に排水性の良い穴が開いているものを使用し、水はけの良い土を選びましょう。
肥料の影響
栄養が不足すると、葉が成長しにくくなるだけでなく、茎が間延びして形が崩れます。
- 適度な施肥 成長期(春から秋)には、多肉植物専用の液体肥料を1〜2か月に1回与えると効果的です。ただし、濃度を薄めて与えることが大切です。
ルビーネックレスを丸くしたい!ぷっくりさせるコツ【まとめ】
今回は、ルビーネックレスの葉を丸くしたい場合の対処法をご紹介しました。
生育旺盛なルビーネックレスは、時期さえ間違わなければ切り戻してもそこからまたどんどん新しい葉を展開させてくれます。
真夏以外はできるだけ日当たりのよく風通しのよい場所に置いてあげることで、プリっとしたかわいい丸みのある葉が出てきますよ。とっても簡単なのでお試しくださいね。
ルビーネックレスを丸くしたいときにすべきこと
- 春から秋頃に伸びすぎた茎をカットする⇒新しい葉が出てくるのを待つ
※カットした茎は挿し木で発根させ増やすこともできる!
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