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ハオルチアがジュレる原因は?対処法と対策を徹底解説!

ジュレたハオルチア ハオルチア

ハオルチアが溶けちゃった。水のやりすぎにはかなり気を付けていたのに、ナゼ?

ハオルチアを育てている方の中には、葉がジェリー状に溶けてしまうトラブルにお悩みの方も多いのではないでしょうか?

せっかくのハオルチアも、ジュレてしまえば復活はほぼ不可能です。。

そこで今回は、ハオルチアがジュレるときによくある原因とその対処法、予防策までをまとめて紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。キラキラ輝くハオルチア・オブツーサが大好き。

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ハオルチアがジュレるとは?

暑さで蒸れでジュレたハオルチア

「ジュレる」とは、ハオルチアの葉が溶けたように透明感を帯び、やがて腐ってしまう状態のことです。

ジュレると柔らかくなって溶ける

ジュレて葉がバラバラになったハオルチア

ハオルチアは肉厚で固い葉を持っていますが、ジュレると葉が柔らかくなり、最終的には溶けるように枯れてしまいます。

ジュレると美観を損ねるだけでなく、株全体が腐敗しダメになってしまうことも多いです。

 

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ハオルチアがジュレる原因

7月末に暑さと蒸れでジュレたハオルチア

ハオルチアは極端な暑さが苦手。真夏にジュレることが比較的多い。

ハオルチアがジュレる原因には、以下のようなものがあります。

過剰な水やり

リトープスとハオルチアの底面給水

夏・冬は、水を張った容器に鉢を置いて底面から給水すると蒸れにくくおすすめ。

ハオルチアは多肉植物であり、葉や根に水分を貯める能力が高いです。

そのため、水やりの頻度が多すぎると根が水を吸収しすぎてしまい、結果として根腐れを引き起こします。

保水性の高すぎる土や、底穴のない鉢や容器に植えていると、蒸れて根が腐る原因となります。

対策

  • 春・秋の水やりは「土が乾いたタイミングでたっぷりと」が基本
  • 冬や真夏の休眠期には「土が乾いてさらに2日ほどしてから」にする
  • 排水性の高い土(赤玉土や鹿沼土をベースにする)を使用し、鉢穴の開いた容器を使う
  • 室内管理の場合は蒸れやすいため、サーキュレーターをフル活用する
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寒さや冷え

黒っぽく変色したハオルチア

極端な暑さや寒さなどのストレスを受けると、葉が赤黒くくすむことが多い。

ハオルチアは比較的耐寒性がある植物ですが、5度以下の寒さに当たると葉がダメージを受け、結果的にジュレることがあります。

特に冬場に屋外に放置した場合、霜や寒波により葉が凍傷を負い、その後溶けるように腐ってしまうことが多いです。

対策

  • 冬の間は室内に取り込み、最低でも5〜10℃を保てる場所で管理
  • 冬の水やりは夜間を避け、気温の高い晴れた日の午前中に済ませるのが理想
  • 南~東向きの窓際に置き、サーキュレーターを使って蒸れを防ぐ
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暑さ(30℃以上)

ジュレたハオルチア

夏場にジュレたハオルチア。風がないところに置いていると起こりやすい。

ハオルチアは暑さに弱く、気温が30℃を超えるような高温環境ではダメージを受けやすくなります。

高温が続くと植物の代謝が過剰に進み、葉の中の水分が蒸発しやすくなり、最終的にジュレる原因となります。

対策

  • 夏場は気温の上昇に注意。30度を超える場合は室内の窓際で管理すると比較的ジュレにくい
  • 室内で管理する場合でも、風通しの良い涼しい場所に置くことが大事
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風通しが悪い

植え替え直後のハオルチア「ミラーボール」

室内の場合、窓を閉め切る時期はサーキュレーター必須。

風通しの悪い場所にハオルチアを置くと、湿気がこもりやすく、細菌やカビが繁殖しやすくなります。

特に窓を閉め切った室内に置いている場合、どうしても葉や根が蒸れてしまい、腐敗しやすい環境が整ってしまうのです。

対策

サーキュレーター

  • 通気性を良くするために、ハオルチアを密閉された場所に置かないようにする
  • 室内なら風通しの良い窓際や、適度な空気の流れがある場所で育てる
  • 窓を閉め切る時期はサーキュレーターを回し、一か所に湿気や冷気が停滞しないよう気を配る

病害虫の発生

ハオルチアは通常、病害虫に強い植物ですが、栽培環境が悪化すると、アブラムシやハダニ、カイガラムシなどの害虫が発生することがあります。

これらの害虫が葉にダメージを与えることで細菌やカビが侵入し、ジュレを引き起こす可能性もあります。

対策

  • 白い綿状のものや見慣れない粒々がみられる場合、とりあえずはしっかり拭き取る
  • 取っても再発するようならベニカネクストスプレーを吹きかけてみる
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ジュレたハオルチアへの対処法

ハオルチアがジュレてしまった場合、迅速な対応が必要です。以下の手順に従って対処しましょう。

腐った部分を取り除く

まず、ジュレた部分を取り除きます。

腐敗が進行している葉や根は、他の健康な部分に悪影響を与える可能性が高いため、清潔なハサミやナイフで切り取ってください。

切り口は乾燥させ、殺菌剤(オーソサイド等)を塗っておくとさらに安心です。

土を交換する

根腐れしたハオルチアの根っこ

傷んだ根は切り干し大根のようにスカスカになっているので、すぐ判断できるはずです。

ジュレる原因が根腐れや水分過多の場合、土も汚染されている可能性があるため、水はけの良い清潔な土に植え直します。

植え直す際、根の状態を確認し、傷んでいる部分は切り取ってください。

明るく風通しの良い場所で発根を待つ

植え直し後は水やりの頻度を見直し、通気性の良い明るい場所に置くことが重要です。

また、湿度が高い場合は湿度管理にも気を付ける必要があります。

特に梅雨時期は蒸れやすいため、水やりをやや控えめにして風通し良く管理しましょう。

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ジュレ回避!ハオルチアの健康を保つ4つのポイント

ハオルチア・レツーサ(アストロフスカ)

ハオルチアがジュレるのを防ぐために、以下のポイントに注意して栽培しましょう。

水やりの頻度に注意する

サスティー

土の乾き具合がイマイチ分からない、いちいち確認するのが面倒なら、水やりチェッカーを使うのもおすすめ!
  • 春・秋…土が乾いたタイミングでたっぷりと水やり
  • 真夏・冬…土が乾いてさらに2日~3日ほど経ったら、土の約1/3が湿るくらいの量で水やり

季節ごとに水やりの頻度を調整し、生育が鈍る休眠期(真夏と真冬)には極力控えましょう。

適切な温度管理

観葉植物の脇に置いた温度計

室内で植物を育てているなら1つは持っておこう。
  • 冬場は基本室内で管理し、5度以下の寒さに当てない。夏場は30℃以上の高温に注意。

ハオルチアの生育適温は15度~25度くらいです。極端な暑さや寒さに晒されると、葉色がくすみ、徐々に弱っていきます。

適度な日照を確保

植物育成LEDライト

  • 屋外(15度~25度くらい)なら直射日光を避けた半日陰に置く
  • 室内なら南~東向きの窓際に置く。日光不足が心配な場合は植物育成ライトを使うのもよい

直射日光を避けつつ、できるだけ明るい場所で管理しましょう。

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風通しを良くする

  • 気温が許す限り(15度~25度くらい)は屋外の半日陰に置くと張りのある株に育つ
  • 室内管理の場合、どうしても蒸れやすいので、できるだけ窓を開けるか、サーキュレーターをフル活用して空気がこもらないように気を配る

風通しの良い場所に置き、湿気がこもらないようにしましょう。

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ハオルチアがジュレる原因は?対処法と対策を徹底解説!【まとめ】

ハオルチアがジュレやすいのが、高温多湿に晒される梅雨~真夏にかけてです。

この時期は特に気を付け、水のやりすぎはもちろん、土に水分を含んだ状態で高温に晒さないようにしましょう。

使用している土や鉢も大事です。水はけの良い土と通気性に優れる鉢をチョイスすることも、ハオルチアのジュレ対策として効果的です。

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