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ザミオクルカスが枯れる主な原因3つを徹底解説します!

つやつやのザミオクルカス ザミオクルカス

光沢のあるグリーンの葉が連なる個性的な株姿のザミオクルカス。ポトスやモンステラなどと同じサトイモ科の観葉植物で、暖かく湿った風通しのよい場所を好みます。

園芸初心者でも育てやすいのが特長のザミオクルカスですが、いくつかの条件が重なると徐々に弱って枯れてしまうことも…。

そこで今回は、ザミオクルカスが枯れる主な原因とあわせてそれぞれの対処法を徹底解説します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

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ザミオクルカスが枯れる主な原因3つを徹底解説します!

トルネード状に連なった葉が一気に展開する姿がとてもユニークなザミオクルカス。まずは枯れる原因を知ることで、管理の基本を把握しておきましょう。

ザミオクルカスが枯れる主な原因①寒さ

元気なザミオクルカス

ザミオクルカスはアフリカ東部に自生する植物で、暖かい気候を好みます。生育適温は25度前後です。

そのため、気温が18度以下になると徐々に生長が緩慢になり、15度以下になると根が水分を吸う力自体が弱まっていきます。

さらに、10度以下になると徐々に葉がしおれはじめて、5度以下だと株自体が弱って枯れてしまうでしょう。

15~18度以下になったら水やりは控え目にシフトしよう

スリコで購入したザミオクルカス

気温が15度以下になってきたら水やりを控え目にシフトすることで、株が弱るのを防ぐとともに、樹液濃度を高めて耐寒性をつけることができます。

具体的な水やりのタイミングは以下の通りです。管理環境によっても水やりのタイミングは異なるため、ご参考までにご覧くださいね。

  • 20度~30度未満…土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やり。肥料や活力剤を使用するのもおすすめ。
  • 18度以下…徐々に水やりの間隔を空ける。表土が乾いて1~2日ほどしてから。肥料は控えた方がよい。
  • 15度以下…水やりの間隔をさらに空けて冬越しに備える。表土が乾いて3~4日ほどしてから様子をみて。できるだけ暖かい時間帯に常温の水を与え、水やり後はしっかりと水気を切り風通しのよい場所に置く。空気中の湿度が低下し乾燥しがちなので葉水も忘れずに。低温期の肥料は基本的に不要。
  • 30度以上…蒸れに気を付ける。水やりはできるだけ日が暮れたあとの涼しい時間におこない、水やり後はしっかりと水気を切って受け皿の水もこまめに捨てる。直射日光を避けた風通しのよい場所へ。

ザミオクルカスが枯れる主な原因②直射日光

ザミオクルカスは直射日光が当たると葉の一部が焼け焦げたように変色する「葉焼け」というトラブルを起こしやすいです。

これはサトイモ科の観葉植物に共通する特徴ともいえますね。特に葉焼けを起こしやすいのが夏場の高温期です。

葉焼けにより茶色くなったポトスの葉▲葉焼けを起こしたポトス(サトイモ科)

この時期は半日陰やレースカーテン越しの窓際に置き葉が焼けるのを防ぎます。

また、葉焼けは見た目が悪くなるだけではありません。葉焼けを起こした部位は組織が破壊され光合成ができなくなります。

つまり、葉焼け箇所が広くなるとその分、光合成ができなくなるため、株自体をも枯らしかねないのですね。

葉焼け▲夏の直射日光と過度の乾燥で弱ったシンゴニウム(サトイモ科)

ザミオクルカスに適した置き場所とは?

ザミオクルカスに適した置き場所の目安をご紹介します。温度や風通しなどの栽培環境によっても異なりますが、目安としてご参考にされてくださいね。

  • 春、秋…風通しよく日当たりのよいレースカーテン越しの窓際、または、屋外の半日かげ、木漏れ日。葉焼けするようならすぐに置き場所を見直す。
  • 夏場(30度以上)…半日陰、レースカーテン越しの窓際、または、遮光ネットを利用するのもよい。特に気を付けたいのが強烈な西日。うっかり当てないよう注意。
  • 冬場…室内の明るい場所。窓際の場合は夜になったら窓から数メートル離すことで冷えによるダメージを防ぐ。

遮光ネットをかけた温室▲ダイソーの遮光ネットを張った植物棚

ザミオクルカスが枯れる主な原因③水のやり過ぎ、蒸れ(鉢内)

トルネード状のザミオクルカス

ザミオクルカスは乾燥に非常に強い植物です。葉や茎、根に沢山の水分を蓄積しているのですね。

そのため、必要以上の水やりは鉢内の蒸れを引き起こし、根が呼吸できずに傷む「根腐れ」を引き起こします。

  • 土が乾いていないうちに水やりを繰り返す
  • ちょこちょこと水やりをして鉢内が常に湿っている状態
  • 土が一週間以上湿り続けている
  • 夏場、水やり後に強光や高温に晒す
  • 15度以下の時期に暖かい時期と同じように水やりや施肥を繰り返す
  • 根詰まりした状態で水や肥料を与え続ける
  • 風通しの悪い場所に置き続けている(室内の隅や壁際など)

上記のような場合、根腐れを起こすリスクが高まります。根腐れすると、そのほとんどが腐って枯れてしまうため十分な注意が必要です。

水やりのタイミングがひと目で分かる便利アイテムも

とはいえ、「水やりのタイミングがイマイチ分からない…でも、できるだけ枯らしたくない!」という方も多いでしょう。

そのような場合に重宝するのが家庭用水分計です。

サスティー

スティック状のチェッカーを土に挿しておくだけで、土の乾き具合を色でお知らせしてくれます。そのため、プロに近い水やりの管理が可能になるのですね。

ザミオクルカスの場合、15~18度以上ならチェッカーが「白」になったらすぐにたっぷりと水を与えるのが理想的でしょう。

15度以下の冬場は、チェッカーが白になって2~3日ほどしてから様子をみて常温の水を与えるのがおすすめです。

 

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まとめ

つやつやのザミオクルカス

今回は、ザミオクルカスが枯れる主な原因とそれぞれの対処法を合わせてご紹介しました。

ザミオクルカスは春から秋の暖かい時期によく育ちます。そのため、2年以上植え替えないままだと鉢内が根でいっぱいになる「根詰まり」を起こしやすいです。

根詰まりすると、鉢内の水はけが悪くなるため、同時に根腐れにも発展しやすくなるのですね。特に、ザミオクルカスは根が肥大して芋ができます。放っておくとどんどん鉢がぎゅうぎゅうになり生長に悪影響を及ぼします。

ザミオクルカスの芋▲ザミオクルカスの肥大した根っこ(芋)!

そのため、ザミオクルカスの鉢底から根がはみ出ていたら、20度~25度程度の暖かい時期にひとまわり大きめの鉢に植え替えます。株分けしてもよいでしょう。

ザミオクルカスの植え替え中

また、風通しの悪い場所に置き続けていると病害虫のリスクも高まります。もし、葉の表裏や葉の付け根、茎などに小さな虫が付いていたら早目に取り除いてください。

ザミオクルカスが枯れる主な原因3つ

  1. 10度以下の寒さで弱る、5度以下になると枯れることも
  2. 特に夏場の直射日光で葉焼けによるダメージを受けやすい
  3. 水のやり過ぎ・根詰まりによる根腐れにより枯れる(根が腐る⇒地上部が枯れる)

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