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多肉植物のしわしわが治らない!復活できるケースとできないケース

多肉植物の再生方法 多肉植物

大切に育てていたはずの多肉植物。「多肉植物は乾燥気味に育てる」というのが基本ですね。

しかし、いつの間にか多肉質の葉がしわしわになってしまいお困りではありませんか?

今回は、多肉植物がしわしわになる主な原因と対処法をくわしく解説します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。キラキラ輝くハオルチア・オブツーサが大好き。

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多肉植物のしわしわが治らないときによくある原因

黒っぽいピンクルルビー

多肉植物のしわしわが治らない場合、よくある原因には以下のようなものがあります。

水不足によるしわしわ

株が弱ってしわしわのヤマトヒメ

多肉植物は葉に水分を蓄える性質がありますが、長期間水やりをしなかったり、極端に乾燥した環境に置かれると葉がしわしわになります。

土が完全に乾いている・鉢が軽い・葉がやや硬めにしわんでいる場合は水不足のサインです。

多湿や根腐れによるしわしわ

しわのよったハオルチア

一見「水不足」と同じ症状でも、土がいつまでも湿っている場合は根腐れが疑われます。

根が傷んで水を吸えなくなると、葉がしわしわのまま戻らず、やがてぶよぶよに変わってしまうこともあります。

多肉植物がぶよぶよになる原因と対処法

株の体力低下(花芽・植え替え・強光などのストレス)

多肉からニョキニョキ伸びた花芽

花芽を長くつけっぱなしにしていたり、直射日光の強い場所に置き続けたりすると株が弱り、根の吸水力が落ちてしわしわになります。

また、植え替え直後なども根がまだ十分に働けず、一時的にしわが寄ることがあります。

▶エケベリアの花芽は切った方がいい?花芽の対処法

季節ごとの違い(夏の高温多湿・冬の低温で根が動かない)

夏の高温多湿や冬の低温期は、生理的に根の働きが鈍くなります。

そのため水やりをしても吸収が追いつかず、一時的に葉がしわしわになることがあります。

この場合は環境が落ち着くと自然に回復することも多いです。

多肉植物が赤くなる…寒くないのに赤味を帯びる理由とは?

 

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しわしわが治るケースと治らないケース

高温多湿で枯れた多肉植物

単純に乾燥が原因の場合、復活の可能性は高いですが、根腐れが原因の場合は早めの対処が必要です。

水不足が原因 → 正しい水やりで復活する

しわしわの多肉

土が完全に乾いていて葉がしわしわになっている場合、多くは水不足が原因です。

この場合は鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水を与えることで、数日〜1週間ほどで葉がふっくらと戻ります。

▶瀕死状態のダイソー多肉「淡雪」を4か月で復活させた方法

軽度のストレスによるしわしわ → 半日陰で回復可能

しわしわなグリーンネックレス

植え替え直後や花芽をつけっぱなしにしていたときなど、株が一時的に弱っているとしわが出ることがあります。

この場合は、直射日光を避けて風通しのよい半日陰に置き、通常通りの水やりで回復することが多いです。

根腐れが進行している場合 → 復活は難しい

高温多湿により葉が落ちた多肉植物

土が湿ったままなのに水やりをしても葉がしわしわのまま…というときは、根が腐って水を吸えない状態かもしれません。

根腐れが進行すると、葉はしわからぶよぶよへと変化し、多くの場合は復活が難しいです。

▶ハオルチアが根腐れした時の対処法は2パターン!画像付きで解説

高温期・低温期の生理的なしわしわ → 時期が過ぎれば改善することも

夏の高温多湿や冬の低温期は、根がうまく働けず一時的にしわが出ることがあります。

このケースでは大きなダメージがなければ、季節が変わり株が動き出すと自然に回復することもあります。

▶ハオルチアが夏に弱るのはなぜ?原因と解決法を徹底解説!

 

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多肉植物がしわしわになった時の対処法

もりもりのピンクルルビー

水不足のときの正しい水やり方法

鉢土が完全に乾いていて葉がしわしわになっている場合は、水不足が原因です。

鉢底から水がしっかり流れ出るまでたっぷり与えましょう。

受け皿に水をためっぱなしにせず、必ず捨てるのがポイント。水やり後、数日〜1週間ほどで葉がふっくら戻ることが多いです。

多湿・根腐れが疑われるときの管理法

土がいつまでも湿っている場合は、根が弱っている可能性があります。

この場合はすぐに水やりを控え、風通しのよい半日陰に移動させて乾燥気味に管理します。

必要であれば植え替え、古い根や黒く傷んだ部分を取り除いてから新しい土に植え替えて。

株が弱っているときの置き場所とケア

切り取ったエケベリアの花芽

葉を楽しみたいなら花芽は早めにカットしておくのがおすすめ。

花芽をつけっぱなし、植え替え直後、強光によるダメージなどで株が弱っているときは、体力を回復させる環境作りが大切です。

直射日光を避け、明るい日陰や風通しのよい場所に置き、過度な水やりや肥料は控えます。

花芽は早めにカットし、株にエネルギーを戻してあげると回復しやすくなります。

直射日光・高温多湿から守る工夫(遮光・風通し改善など)

葉焼けしたルビーネックレス

特に夏は30℃を超える高温や直射日光によって株が弱り、しわしわになりやすくなります。

遮光ネットやレースカーテンを利用して直射日光を避け、サーキュレーターや扇風機で風通しをよくするのがおすすめです。

梅雨時期や湿度が70%を超えると蒸れや根腐れの原因になるため、できるだけ乾燥気味に管理しましょう。

多肉植物 夏のお手入れはどうすべき?【水やり、置き場所など】

 

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復活が難しいときにできること

寒さでぶよぶよになったゴーラム

全体的に柔らかくぶよぶよになってしまった場合、復活は難しいです。ただ、以下の方法も残されています。

葉挿しで新しい株を増やす

ゴーラムの葉挿し

株全体が弱ってしまっても、堅い葉が残っていれば「葉挿し」で新しい株を育てることが可能です。

葉を清潔なハサミで切り取り、数日乾かして切り口を癒合させてから多肉植物用の土に転がしてきます。

水やりは発根してからでok。時間はかかりますが、しわしわになった株から命をつなぐ方法として有効。

▶セダムを葉挿しで増やす方法を写真付きで初心者向けに解説!

挿し木で仕立て直す

根腐れした多肉植物の復活方法(挿し木)

茎がまだ元気な部分が残っているなら「挿し木」に挑戦できます。

元気な部分を数センチ切り取り、こちらも切り口を乾かした後に土へ植えます。

挿し木は葉挿しよりも比較的早く根付きやすく、新しい株を仕立て直せる可能性が高い方法。堅い茎が残っているならこの方法がおすすめ!

▶多肉植物ふっくら娘を挿し木で増やす方法を画像付きで解説します

ダメになった株から救える部分を活かす方法

多肉植物の再生方法

株のほとんどが枯れてしまった場合でも、根や茎の一部が生きていればそこから再生できることもあります。

また、元気な葉だけを使ってインテリア用に飾ったり、ドライ化して楽しむ方法もあります。

「完全にダメになった」と思っても、救える部分を見極めて活かすことで、最後まで無駄なく楽しめます。

▶多肉植物がぶよぶよになる原因と対処法を徹底解説します!

 

 

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まとめ

ぷりっぷりの多肉植物
多肉植物の魅力はぷりっぷりの葉!

多肉植物がしわしわになるのは、水不足や根腐れ、環境のストレスなどさまざまな原因があります。

軽度であれば正しい水やりや置き場所の工夫で回復できますが、根腐れが進んでいる場合は復活が難しいことも。

ぶよぶよになって落ちた多肉植物の葉
多湿は多肉植物の根腐れを招く原因になる

それでも、葉挿しや挿し木で新しい株を増やしたり、一部を活かして楽しむ方法があります。大切なのは、早めに原因を見極めて適切に対処すること。

しわしわになったからといって諦めず、できることを試してみてくださいね。

 

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