赤紫色のぷっくりとした葉が可愛いネックレス系多肉植物「ルビーネックレス」。丈夫で育てやすいだけでなく、増やすのも容易なルビーネックレスは手のかからない人気の多肉植物です。
しかし、長く育てているうちに購入時のぷっくりした丸みのある葉から、ひょろっとした細長い葉に変わってきてはいませんか?
そこで今回は、ルビーネックレスを丸くしたい場合の対処方法をご紹介します。
ルビーネックレスを丸くしたい!ぷっくりさせるためのコツは?
細長くなってしまったルビーネックレス。すでに細長くなった葉を丸く戻すことはできませんが、ちょっとした作業で丸みのある葉を取り戻すこともできます。
ルビーネックレスの古い葉はどうしても長細くなりがち
ルビーネックレスの葉は時間の経過とともにどうしても長細くなりがちです。
ぷっくりとした丸い葉を楽しみたい場合は、定期的に剪定してぷっくりとした新しい丸い葉が出てくるようにする必要があります。
剪定に適しているのは生育期の少し前です。ルビーネックレスの場合は春と秋が生育期になるため、春先または秋口に伸びすぎている茎をカットすると新しい丸みのある葉が出てきやすいですよ。
丸みのある可愛い粒を保つためにはときどきカットするのがいいんだね。
ルビーネックレスを丸くしたいときは切り戻ししてみる
では、実際にルビーネックレスをカットしてみましょう。今回は、上写真のルビーネックレスを使います。
元気に茂っていますが、よく見ると葉が細長くなって少々見た目が残念です。丸くしたい場合は切り戻しが効果的です。
今回、生育が旺盛になる秋の始め頃に、根元の葉を5~6枚ほど残してそこから下をカットしました。
カットした茎は挿し木で増やすこともできる!
カットした茎は挿し木で増やすこともできますよ。乾いた土にピンセットで差し込み、10日ほどしてから水を与えます。(下写真)
土に挿して約4か月経過したのが下写真です。
丸みのあるぷっくりとした新しい葉が沢山出てきましたね。
あわせて読みたい「ルビーネックレスの挿し木のやり方を分かりやすく解説!」はこちら
うまくいけば剪定から1か月ほどで丸い葉が出てくる
剪定から約1か月が経過したルビーネックレスです。カットした部分から脇芽が出て丸い葉が出てきました。(下写真)
このように、ルビーネックレスの葉を丸くしたい場合、今ある葉を丸くすることはできませんが、適期に切り戻すことで新しい丸みのある葉が出てきますよ。
失敗を防ぐコツは「適期におこなうこと」に尽きます。おすすめは春先か秋口。最高気温が15度以上になり始めたくらいのタイミングがよいでしょう。
挿し木を成功させるコツはズバリ、適期におこなうこと!
まとめ
今回は、ルビーネックレスの葉を丸くしたい場合の対処法をご紹介しました。
生育旺盛なルビーネックレスは、時期さえ間違わなければ切り戻してもそこからまたどんどん新しい葉を展開させてくれます。
真夏以外はできるだけ日当たりのよく風通しのよい場所に置いてあげることで、プリっとしたかわいい丸みのある葉が出てきますよ。とっても簡単なのでお試しくださいね。
ルビーネックレスを丸くしたいときにすべきこと
- 春から秋頃に伸びすぎた茎をカットする⇒新しい葉が出てくるのを待つ
※カットした茎は挿し木で発根させ増やすこともできる!
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