多肉植物を育てる上で持っておくと便利なアイテムを教えて?できるだけお金のかからないものが良い!
ホームセンターや園芸店に行くと沢山の園芸グッズがあるけど…多肉植物におすすめなのは結局どれなの?
多肉植物を育てている方の中には、上記のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
どうせなら手入れの負担を抑えて、多肉植物を楽して長く育てていきたいですよね。しかもできるだけお金をかけない方法で。
そこで今回は、お金をかけずに多肉植物の管理を楽にしてくれる意外なものを紹介します。
また、筆者がこれまでに試した園芸グッズの中でも「これは忖度なしで良い!」と感じたものや、100円ショップで購入できる便利グッズなどをまとめてみました。
この記事を読めば、
- お金をかけずにできる。多肉管理に活用できる意外なものとは?
- 多肉植物を育てているなら持っておきたい!忖度なしの便利グッズ・3選
- 100均で買える多肉植物の便利グッズ
- 多肉植物をすぐ枯らす人は知っておくべき。必ず押さえておくべきポイント3つ
が分かるよ!
お金をかけずにできる。多肉管理に活用できる意外なものはコレ!
できるだけお金をかけずに多肉植物を育てたい。そんな方は、ぜひ以下のものを活用してみてください。
お金をかけずにできる!多肉管理に活用できる意外なもの①水切りネット
多肉植物はもちろん、園芸好きな方にとってお馴染なのが「水切りネット」です。
鉢底石を入れてそのまま使えば、植え替え作業がグッと楽になります。
そのまま鉢にイン。植え替え時に土と鉢底石を分ける手間が省ける
水切りネットに入れた鉢底石はそのまま使用可能です。
植え替え時、鉢から植物を取り出すと土と鉢底石が混ざってしまって分けるのが地味に大変です。
水切りネットに鉢底石を入れておけば仕分け作業も不要。さらに、小さくカットすれば鉢底ネットとして使うこともできるよ。
お金をかけずにできる!多肉管理に活用できる意外なもの②果物の梱包材
果物に付いてくる緩衝材を鉢に巻けば寒さ対策に効果的です。
多くの多肉植物は霜、雪に弱いです。緩衝材を鉢に巻くことで、過度な低温から根を守ることができます。
軽くちぎって鉢の掃除にも使える
鉢に巻く以外にも、ちぎって鉢や道具の掃除に使うこともできます。
スポンジだと土が付いて洗うのが大変ですが、緩衝材であれば使用後そのまま処分できます。
お金をかけずにできる!多肉管理に活用できる意外なもの③ダイソーのトイレットペーパースタンド
100均のトイレットペーパースタンドを鉢スタンドとして使用するのもおすすめです。
鉢を浮かせることで余分な水が抜け、根腐れを防ぐことができます。
水やり後、余分な水分を抜いておくと根腐れ予防に効果的
土は長く湿り続けることで根を腐らせます。
多肉植物は蒸れを嫌うため、鉢を浮かせて通気をよくすることは根腐れ予防に効果的です。
筆者はダイソーで見つけたよ。小さめの鉢にぴったり。ただ、ぶつかると倒しやすいから置き場所には注意。
お金をかけずにできる!多肉管理に活用できる意外なもの④空き容器、空き缶
空き缶や空き容器があれば、多肉植物の鉢植えとして再利用できます。
持ち上げて変形しない容器だと根が崩れにくく、株への負担も抑えられますよ。
底には必ず排水用の穴を開けておこう
多肉植物を空き容器に植える場合は、必ず容器底に排水用の穴を開けておきましょう。
多肉植物は蒸れが苦手なので、底穴が無いと根腐れを起こしやすくなります。
空き缶に穴を開ける時は、目打ちか太めの釘をハンマーで打ち込むと簡単に穴を開けられるよ。怪我には注意してね。
多肉植物を育てているなら持っておきたい!忖度なしの便利グッズ・3選
多肉植物を育てているなら必ず持っておきたい、超便利なアイテムを3つだけ厳選してみました。
これらのアイテムを使えば、多肉植物の管理がグッと楽になりますよ。
多肉植物のおすすめ便利グッズ①サスティー
多肉植物を育てる上で重要なのが「水やりのタイミング」です。
基本は土が乾いてからたっぷりと与えるのが多肉植物の水やりですが、土の乾き具合って確認しずらいですよね。
そんな時にあると便利なのが「サスティー」。
土に挿しておくだけで土の乾き具合を測定し、最適な水やりのタイミングを色で知ることができます。
- 土が湿っているとき➡青
- 土が乾いているとき➡白
本体は繰り返し使えてエコ。水やり後、色が変わらなくなってきたら中芯交換のタイミング
中芯を交換すれば本体部分は繰り返し使えます。とってもエコな便利グッズです。
交換の目安は水やり後、10分ほどしても色が変わらなくなったら。筆者は1年に1回程度で中芯を交換してるよ。公式では半年~9か月くらいが中芯交換の目安とされてる。使用頻度によっても交換時期は異なるよ。
☆★交換用の中芯はこちら↓↓
多肉植物のおすすめ便利グッズ②室内向け観葉・多肉の土
こちらは室内でも虫が湧きにくいという超優れものの土です。
水はけに優れた団粒構造の土は多肉植物にもぴったり。筆者はこの土をもう何十袋もリピートしてます。
濡れている時と乾いている時の色の違いが分かりやすい=水やりのタイミングを把握しやすい!
この土が優れているのは「虫が湧きにくい」「見た目が綺麗で水はけが良い」「肥料分も含まれている」ということ、だけではありません!
ベースが鹿沼土なので、湿っている時と乾いている時の土の色の違いが分かりやすいんです。
乾湿によって土の色が変化するから、初心者でも水やりのタイミングがつかみやすいんだ。
多肉植物のおすすめ便利グッズ③オルトランDX
多肉植物を育てているなら必ず持っておくべき必須アイテムが「オルトランDX」です。
多肉植物に付きやすい害虫被害を最小限に抑えてくれます。
オルトランDXは殺虫剤ではないよ。あくまで「害虫予防」。土に混ぜ込んでおくだけで万が一、虫がついても被害を最小限に抑えてくれるんだ。虫嫌いの方にとっては必須アイテムだよ!
土に混ぜても良し、表面に撒いても良し。ニオイが気になる人は土に混ぜるのが良し
使い方は簡単で、土にパラパラと振りかけておくだけ。
これだけで気持ち悪い害虫被害を最小限に抑えてくれます。
ただ、独特のニオイを放つから室内管理の場合は注意。ニオイに敏感な人はあらかじめ土に混ぜておくことをおすすめする!
100均で買える多肉植物の便利グッズはコレだ!
近ごろは100円均一でも超便利な園芸グッズを購入できます。
「これが100円?」と驚くほど便利なツールたちを使わない理由はありません。
安くて優秀な100均の園芸グッズ①セリアの受け皿
こちらは100円ショップseriaで見つけた優れもの。
受け皿の底面に凹凸が付いていて、鉢を置いても通気と排水が確保されるようになっています。
ストーン風の樹脂製受け皿だから、見た目も安っぽくなくていい感じ!
安くて優秀な100均の園芸グッズ②園芸シート
賃貸にお住まいの方におすすめなのが「園芸シート」です。
ホームセンターや園芸店などにも売っていますが、筆者の場合は100円ショップのもので十分役立ってます。
園芸シートがあると植え替え作業&片付けが劇的に楽になるよ。まだ持っていない人は騙されたと思って買ってみて!
☆★ネットで購入する場合はこちら(100円ではありません)↓↓
多肉植物をすぐ枯らす人は知っておくべき。必ず押さえておくべきポイント
どんなに優れたツールを使っていても、以下のポイントを押さえていないと多肉植物はあっという間に枯れてしまいます。
逆に、以下3つのポイントさえ押さえておけばそう簡単に枯れることがないほど丈夫なのが多肉です。
多肉植物を育てる時に押さえておくべきポイント①気温が許す限りは屋外管理
多肉植物は観葉植物ではありません。つまりこういう事です。
- 観葉植物…耐陰性があるため室内の少ない光でも育てやすい
- 多肉植物…耐陰性はほとんどないので日光不足に陥ると弱りやすい
多肉植物は日当たりの悪い場所に置いているとあっという間に徒長し、葉が落ちて弱ってしまう。気温が許す限りは屋外管理が基本なんだ。
多肉植物を育てる時に押さえておくべきポイント②室内に置くなら南向きの窓際に置くのが最低条件
多肉植物を室内で育てる場合、明るさと風通しが十分に確保された場所に置くことが最低条件です。
植物が光合成するためには日光はもちろん、風も欠かせないものだからです。
特に多肉植物は風通しが悪いとアッという間に根腐れを起こして腐敗します。
- 室内の壁際に置いていたグリーンネックレス↓↓
- 室内の南向き窓際(台所)に置いていたグリーンネックレス
同じ多肉植物でも置き場所が違うだけでこんなに見た目が変わるんだ。
多肉植物を育てる時に押さえておくべきポイント③鉢底穴の開いた鉢で育てる
多肉植物は蒸れを嫌う植物です。
たとえば鉢底の開いていないマグカップ等で多肉植物を育てていると、高確率で1年以内に根腐れを起こします。
葉や茎と同じように根も呼吸しているよ。容器内が蒸れると根が腐って水分を吸収できなくなってしまう。特に多肉植物は蒸れやすいから鉢底穴が沢山開いているものを選ぶと失敗しにくくなる。
まとめ
- お金をかけずに多肉植物を長く育てたいなら「果物の緩衝材」「水切りネット」「空き容器」などが役立つ
- 筆者が実際に使ってみて多肉栽培におすすめできる便利グッズは「サスティー」「室内向けの土」「オルトランDX」
- 100均で買えるおすすめ園芸アイテムは「セリアの凹凸付き受け皿」「園芸シート」などがある(また見つけたら随時追記します!)
- 多肉植物を育てる時に必ず押さえておくべきポイントは「気温が許す限りは屋外管理」「室内なら南向きの窓際に置く」「排水穴のある容器、鉢で育てる」の3つ