「リトープスを室内で育ててみたい。でも多肉植物って日光がないと弱るって聞くし、やっぱり難しいのかな…?」
結論から言うと、日当たりと風通しを確保できれば室内でもリトープスは育てられます。
私も最初は日照不足で徒長させてしまいましたが、ポイントを押さえたら安定して育てられるようになりました。
この記事では、室内でもリトープスを枯らさずに育てるための3つのポイントや、季節ごとの管理のコツを実体験を交えて紹介します!
リトープスを室内で育てることは可能?

日当たり、風通しさえ確保できれば室内でもリトープスを育て続けることは可能です。
コンパクトで室内でも楽しめるリトープス
コロンとしたフォルムのリトープスは観葉植物のように葉が茂り過ぎることもありません。
置き場所が限られている室内でもコンパクトに楽しめます。
そのうえ、乾燥に強く手のかからないリトープスは忙しい人でも簡単に育てることが可能です。
室内育成の条件は「日当たり」と「風通し」

ただし、リトープスは観葉植物と違って耐陰性がほとんどありません。
そのため日光不足が続くとあっという間に徒長を起こし、弱々しい見た目になってしまいます。
日光不足によって弱った株は、ちょっとした環境の変化で体調を崩しやすくなるため置き場所は超重要です。

ひとことに「室内管理」といっても南向きの窓際に置くか、北向きの窓際に置くかで環境がガラリと変わる。リトープスを室内で育てるなら南向きの窓際に置くことが最低条件。
リトープスを室内で育てる季節別のポイント

春(3〜5月)
脱皮期。新しい葉が出てくる時期なので水やりは控えめに。古い皮が自然に乾いて取れるまで待つ。
夏(6〜9月)
休眠期。高温多湿が大敵。サーキュレーターを回して断水を徹底。
秋(10〜11月)
生育期のピーク。しっかり光を当て、完全に乾いてから水を与える。
冬(12〜2月)
軽い休眠状態。室温10℃以上を保ち、断水気味で管理。
リトープスを室内で育てる時に必ず押さえておくべきポイント3つ

リトープスを室内で育てる時に必ず押さえておくべきポイントは以下3つです。
南向きの窓際に置く
リトープスを室内で育てるなら南向きの窓際に置くことが条件です。
また、リトープスを育てる上で重要なのが風通し。植物は程度な風を受けることで光合成が盛んになり、呼吸することができます。
風通しが悪いと土がなかなか乾かず、カビや根腐れ、害虫などの発生リスクが高まります。
窓を閉め切る時期はサーキュレーター必須

真夏や真冬は窓を閉め切る時期も増えるでしょう。
とはいえ、リトープスを室内で育てるなら風通しは必須です。
窓を閉め切る時期はサーキュレーターをフル活用します。一か所に溜まりがちな湿気や冷気を分散し、空気に流れを作りだします。
また、1日1回は窓を開けて空気の入れ替えをするのが理想です。

基本レースカーテンは不要。強光と高温に晒される夏場はレースカーテンで調節してね。
通気性に優れる土と鉢を選ぶ

リトープスは高温多湿を嫌います。
室内管理の場合、日照や風通しが制限されることでどうしても蒸れるリスクが高まります。
蒸れを防ぐためにも土や鉢はできるだけ通気性・排水性に優れるものを選びましょう。

リトープスを室内で育てるなら鉢は素焼き鉢がおすすめ。多孔質な素焼き鉢は表面に沢山の穴が開いているんだ。通気性に優れるから根に優しいよ。土は多肉植物用の土が基本。慣れてきたら自分好みでブレンドしてみても良いかも。
リトープスを室内で育てる時によくある疑問【Q&A】
リトープスを室内で育てる時によくある疑問をまとめて紹介します。
南向きの窓際に置けない場合、植物育成ライトで育てられる?

日当たりの良い南向きの窓際が確保できない場合、植物育成LEDライトを使うのもおすすめです。
植物が十分な光合成を行うためには、適切な光の強度が必要です。
通常、植物は一日に8〜12時間の光を必要とします。植物育成ライトの使用時間を調整して、植物に十分な光を提供してください。
室内の場合、水遣りは何日間隔でおこなうべき?
リトープスの水遣りは「〇日に1回」などと決めず、土の乾き具合を時期を考慮した上でタイミングと頻度を決めます。
- 10月~4月…土がカラカラに乾いたタイミングで水遣り。真冬は土が乾いてさらに3日ほどしてから土の約1/3が湿る程度の量にする。脱皮中はほぼ断水
- 5月~9月…土が乾いてさらに3日ほどしてから土の約1/3が湿る程度の量にする。脱皮中はほぼ断水
ときどき屋外で日光浴させた方がいい?

普段から南向きの窓際で十分な日光を浴びているならその必要はないでしょう。
日照不足の続いたリトープスを急に屋外の日向に移動するのは避けてください。
株を傷めてしまう恐れがあるからです。明るい場所へ移動するなら数週間欠けて少しずつ光に慣らしていく必要があります。

リトープスに限らず植物は急激な環境の変化に弱い。それは明るさも一緒。急に強い光に晒すと葉が焼け焦げてしまうこともあるんだ。ただし夏は別。どんな状態でも夏の直射日光は避けてね。
南向きの窓際に置く場合、レースカーテンは必要?

リトープスを南向きの窓際に置く場合、基本レースカーテンは不要です。
日光は窓を通すことで約30%遮光されるともいわれます。
ただし、夏場の強烈な日差しが差し込む場合は鉢内が高温で蒸れ、根が傷んでしまう恐れもあります。
その場合はレースカーテンで光を柔らかくし、過度な直射日光を緩和する必要もあるでしょう。
室内で育てる場合の肥料はどうすべき?
リトープスはあまり多くの肥料を必要としません。むしろ肥料を与えすぎると根を傷める原因になります。
室内管理の場合も同じで、リトープスへの肥料は植え替え時、土に緩効性肥料を混ぜ込む程度で十分です。
おすすめはマグァンプk。一度土に混ぜ込めば効果は約一年続きます。
植え替えは何年に1回おこなうべき?
リトープスは生長がとってもゆっくりな多肉植物です。
特に室内管理の場合は日照条件や風通しなどが制限されることも多く、さらに生長が穏やかになる傾向です。
そのため、植え替えは2年~3年に1回程度で十分でしょう。

土は経年によって徐々に粒が崩れてカチコチに硬くなってくる。リトープスは蒸れると根が傷みやすいから、土を更新するためにも2年~3年に1回の植え替えが必要だよ。
室内育成で私が失敗したこと

南向き窓際でも徒長してしまった
南向きの窓際に置いていましたが、日照と風通しが足りなかったようで、リトープスが縦に伸びてしまいました(徒長)。
株元が少しずつグラグラと不安定になり、根も弱っていきました。
室内管理を続けて感じた正直なこと
私自身、リトープスを室内で1年ほど育てていましたが、正直、室内で長期間維持するのはかなり難しいと感じました。
日光が足りず徒長しやすく、風通しが悪いと根腐れもしやすい。
実際に枯らしてしまった経験
実際に私の株も、次第に根元がぐらついてしまい、最後は弱って見栄えも悪くなってしまったので、処分しました。
屋外管理の方が長持ちした私の実例

もちろん、屋外でも環境次第ではうまくいかないこともありますが、私の場合は室内より屋外管理の株のほうが長持ちしています。
それだけ、リトープスにとって「光」と「風」は生育の鍵になると痛感しました。
まとめ
- コンパクトなリトープスは室内で楽しむ多肉植物として適している
- ただし、リトープスを室内で育てるなら日光と風通しを確保する必要あり
- リトープスを室内で育てるなら「南向きの窓際に置く」「窓を閉め切る時期はサーキュレーターをフル活用」「通気性、水はけに優れる土と鉢をチョイス」の3つを押さえておく必要あり
- 日当たりの良い場所が確保できないなら植物育成LEDライトを使うのも良い。ただし風通しも確保すること
- リトープスの肥料は室内管理の場合も最低限でok。植え替えの際に土に緩効性肥料を混ぜて置くだけで十分
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