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梅雨~夏にかけてのセンペルビウムの管理方法!溶かさないコツを解説

梅雨~夏にかけての暑さを嫌うセンペルビウム 多肉植物

センペルビウムは暑さに弱いって聞いたけど、具体的にどのような対策が必要なの?。

梅雨~夏にかけてのセンペルは完全断水にした方がいい?水遣り方法がイマイチ分からない…。

寒さに強く地植えでも育てやすい多肉植物として人気のセンペルビウム。

品種が豊富で集める楽しさが尽きない多肉植物としても知られています。

そんなセンペルビウムを育てる上で注意が必要となるのが、高温多湿に晒される梅雨~夏にかけての時期です。

そこで今回は、センペルビウムの梅雨~夏にかけての管理方法について紹介します。

この記事を読めば、

  • センペルビウムは耐暑性があるの?
  • 梅雨~夏を越す!センペルビウムを夏越しさせるポイント3つ
  • センペルビウム、梅雨~夏にかけての水遣り方法

が分かるよ!

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この記事を書いた人
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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。キラキラ輝くハオルチア・オブツーサが大好き。

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センペルビウムは耐暑性があるの?

道路の隅で雑草並みに育つセンペルビウム

センペルビウムは暑さが苦手な高山性の多肉植物です。寒さには非常に強いものの、夏の暑さには強くありません。

センペルビウムは霜や雪に晒されても冬越しできるほど寒さには強いよ。ただ、高温多湿はかなり苦手…。夏の管理には注意が必要なんだ。

センペルビウムは暑さに弱い。真夏は直射日光を避けて

センペルビウムは暑さと蒸れに弱いです。高温多湿を苦手とするため、梅雨~夏にかけては生育が鈍ります。

また、真夏の直射日光に長時間晒されると葉がカリカリに傷み、そのまま枯れてしまうこともあります。

土が濡れた状態で高温に晒されると根が腐ってそのまま枯れてしまうことも…

もっとも避けるべきなのが、土が湿った状態で高温に晒されること。

土に沢山の水分を含んだ状態で真夏の直射日光に当たると、鉢内(または地中)の水温が急上昇し、根を腐らせる恐れがあります。

センペルビウムは暑さと蒸れに弱い。夏越しさせるには、以下3つのポイントを押さえておく必要があるよ!

 

 

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梅雨~夏を越す!センペルビウムを夏越しさせるポイント3つ

ベランダで栽培中のセンペルビウム

センペルビウムを暑さから守るためには、以下3つのポイントを押さえておきます。

センペルの梅雨~夏越しのポイント①直射日光に当てない

真夏は半日陰へ移動するか遮光ネットを使って、直射日光に当たらないようにしましょう。

高温によって株を傷めやすいセンペルビウムにとって日本の夏はかなり過酷です。

高温状態で直射日光に晒されると葉が焼け、そのまま弱って枯れてしまうこともあります。

夏の暑さが怖いからといって室内に移動するのは避けた方がいい。センペルは日光が大好き。観葉植物と違って耐陰性が殆ど無いから、室内管理だとあっという間に徒長してしまうよ。

センペルの梅雨~夏越しのポイント②土は乾かし気味にしておく

梅雨~夏の水遣りは、土が乾いてさらに3~4日ほど経ってから土の約1/3が湿る程度の量でok。

梅雨~夏にかけては高温多湿による根腐れを起こしやすいです。

生育が緩慢になることで根が水分を吸い上げる力自体も弱まっています。

完全断水だとそのまま枯死してしまう恐れがある。枯れない程度の水遣りを意識して。目安は月に1回程度。土が7日以上湿り続けないように注意。雨が降る時期や曇りが続く時期は土が乾きにくいから、晴れが続きそうな日の早朝or日暮れに水を足すのがおすすめだよ。

センペルの梅雨~夏越しのポイント③水はけの良い土を使う

室内向けの土

センペルビウムは高温多湿を嫌うため、土は水はけの良い物を使うのが鉄則です。

草花用の土だと保水性が高すぎるため、センペルに使うなら多肉植物やサボテン用の土が適しています。

どんなに気を付けて管理していても、肝心の土がセンペルビウムに合っていなければ根腐れを起こしやすくなります。

観葉植物用の土を使う場合は、「赤玉土(小粒)」「鹿沼土(小粒)」「パーライト」などを半分ほど混ぜ込むと水はけが良くなって管理しやすくなるよ。害虫予防としてオルトランDXを混ぜ込んでおくのもお忘れなく。

 

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センペルビウム、梅雨~夏の水遣り方法

鉢植えのセンペルビウム

センペルビウムは梅雨~夏の高温多湿を嫌います。

センペルビウム 梅雨~夏の水遣り方法【鉢植えの場合】

  • 土がしっかり乾いてさらに3~4日ほど経ってから、土の約1/3が湿る程度の水を足す

梅雨~夏のセンペルは、暑さと蒸れで生育が弱まります。

根が水分を吸い上げる力が弱まるため、必要以上の水遣りは根腐れの原因になるため注意が必要です。

センペルビウム 梅雨~夏の水遣り方法【地植えの場合】

  • 雨水のみでok

梅雨時期は、長雨に打たれると蒸れて腐ってしまうため注意します。

とはいえ、地植えの場合は移動ができません。できることは水はけの良い土に植えることと、雨避けとして棚を設置するなどです。

土が湿った状態で高温に晒されると根が傷みやすいため、日よけを設置して直射日光を遮ってやると良いでしょう。

 

 

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センペルビウムの夏越しに関するよくある質問

地植えのセンペルビウム

雨ざらしで大丈夫?

センペルビウムは北海道の屋外でも冬越しできるほど寒さに強い多肉植物です。

ただ、高温多湿には弱いので水はけの良い土を使うことが重要になります。

センペルビウムは地植えで雨ざらしでも育ってくれることが多い丈夫な多肉植物です。

梅雨~夏にかけては断水した方がいい?

完全に断水するとそのまま枯死してしまう恐れがあります。梅雨~夏の水遣りは必要最低限に抑えるのがポイント。

土がカラカラに乾いてさらに3~4日ほど経ってから、土の約1/3が湿る程度の量の水をできるだけ涼しい時間帯に与えます。

目安は月に1回程度。与え過ぎは厳禁です。

下葉が垂れてだらしない姿になるのはなぜ?

下葉が垂れてきたセンペルビウム

センペルビウムの下葉が垂れるようになる原因はいくつかありますが、もっともよく言われるのが「日照不足」です。

すでに長細く徒長した葉を元に戻すことはできません。

下葉が下向きになったセンペルビウムの原因、対処法については以下記事を参考にされてください。

 

 

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まとめ

  • センペルビウムは高山性の多肉植物。暑さと蒸れに弱く耐暑性は低い
  • 高温多湿が苦手なセンペルを夏越しさせるなら、真夏の直射日光に当てないこと・土を乾かし気味に管理すること・水はけの良い土を使うことが重要
  • 土が湿った状態で夏の直射日光に当てないこと。水温が上昇すると土の中の根っこが煮えて、あっという間に腐ってしまうことが多い
  • 梅雨~夏の水遣りは控え目にして土を乾かし気味にしておく。土が乾いてさらに3~4日ほど経ってから、土の約1/3が湿る程度の量で水を足す

センペルビウムに関する記事はこちら

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