
ハオルチアの葉挿しが何度やってもうまくいかない…。
ハオルチアの「葉挿し(はざし)」は、思った以上に難しい…という声が多いです。
私自身、ハオルチアの葉挿しに何度も挑戦してきましたが、何度も失敗を繰り返しました。
この記事では、「ハオルチアの葉挿しは成功率が低い」と感じている方に向け、
私の実体験を交えながら、なぜうまくいかないのか、どうすれば成功率を少しでも上げられるのかをまとめてみました!
ハオルチアの葉挿しで根が出ないなら、無理に続けなくてok!
ハオルチアの葉挿し、何度挑戦しても根が出ない、葉が腐ってしまう…。
結論から言うと、無理に葉挿しを続けなくても大丈夫だということ。ハオルチアにはもっと手軽で確実な増やし方があります。
挿し芽(株分け)の方が成功率が高い&簡単
筆者の経験上、ハオルチアは葉挿しよりも挿し芽(株分け)の方が圧倒的に成功しやすいです。
▶ハオルチアの子株は放置でOK?子株が増えすぎた時の対処法と子株が出ない原因
特に、親株の根元に自然とできてくる「子株」を利用した株分けは、以下のようなメリットがあります。
- 子株にはすでに根がある場合が多い
- 成長が早く、管理が簡単
- 切り離してすぐに植え替えが可能
- 発根や腐敗のリスクが少ない
フリマやショップで抜き苗を迎えるのも選択肢
もし手元に子株がない場合でも、フリマアプリや園芸ショップで手頃な価格の小苗を手に入れることができます。
品種によっては数百円で手に入ることもあるので、コスパ面でも安心です。
以下のような場合は、無理に葉挿しにこだわらず、苗を迎えて育ててみるのがおすすめです。
- 葉挿しが何度もうまくいかない
- 成長の過程をもっと楽しみたい
- 自信を取り戻したい
▶ハオルチアをプリプリにする方法!水やりしてもぷっくりしない時の対処法
ハオルチアの葉挿しとは?基本のやり方と注意点
改めて、ハオルチアの葉挿しの基本的な方法について簡単に整理しておきましょう。
- 健康な親株から葉を1枚、根元から丁寧にもぎ取る。(付け根の成長点が取れると発根しない)
- 数日〜1週間、切り口を乾燥させてから土に置く。(挿さなくてok)
- 明るい日陰に置き、発根までは断水。
ハオルチアの葉挿しの根が出ない原因とは?
私が何度も失敗を経験してきた中で、「なぜ根が出ないのか?」を考え続けました。以下のような原因があると考えられます。
そもそもハオルチアの葉挿し成功率は低い
そもそも、ハオルチアの葉挿しの成功率はかなり低いと言われています。
筆者自身、10年弱ハオルチアを栽培していますが、葉挿しよりも挿し芽や株分けの方が圧倒的に成功しやすいです。
葉の取り方が悪かった
根元から綺麗に葉が取れていないと、発根する力が弱まるように感じました。
中途半端にちぎれた葉はほとんど発根しませんでした。
切り口の乾燥が不十分
最初の頃は焦ってすぐに土に挿してしまい、結果的に葉が腐ってしまうことが多かったです。
乾燥期間が足りないと、菌が入ってしまいやすいです。
時期が悪かった
真冬や真夏に葉挿しを試みた時期は、成功率が格段に低かったです。
生育期である春や秋がやはり適しています。
土の状態が合っていなかった
水はけの悪い土や保水力の高すぎる土では、根が出る前に葉が腐敗してしまうことも。
根が出るまでは、新聞紙の上に転がしておくだけでもok。
気温・湿度・光量のバランス
多肉植物全般に言えることですが、ハオルチアは高温多湿すぎると根腐れや蒸れが発生しやすいです。
かといって乾燥しすぎても根が出ません。
ハオルチアの葉挿しに向いている時期と気温の目安
成功率を少しでも上げるためには、「いつやるか」が非常に重要です。
春と秋が成功しやすい
- 春:◎(3月〜5月)
- 秋:◎(9月〜10月)
- 梅雨・夏:×(高温多湿はNG)
- 冬:△(室温管理ができれば可能)
まとめ
「ハオルチアの葉挿しは成功率が低い」というのは、私の実体験からも事実です。
ムリして葉挿しするくらいなら、挿し芽や株分けで増やす方がストレスが少ないと思います。
葉挿しはその際に取れた葉で、「成功したらラッキー」くらいの心持ちで挑戦してみるのがおすすめです。