サボテンの土は何がいい?丈夫で乾燥に強いし、どんな土でも育つ…?
サボテンを買ったままの状態で育てていると、鉢の中が蒸れて根が傷んでしまうことがよくあります。
特にホームセンターや100円ショップで売られているサボテンは、保水性の高すぎる土に植えられていることが多いです。
サボテンを長生きさせるためには土選びが超重要…!
ということで、今回はサボテンに適した土の条件やおすすめの用土などをまとめてみました。
この記事を読めば、
- サボテンに適した土の条件
- サボテンの土は何がいい?おすすめの市販培養土はコレ
- サボテンは鹿沼土だけでも育てられる?
- サボテンに適した土の配合
が分かるよ!
サボテンに適した土の条件は?
サボテンに適しているのは以下の条件をすべてクリアした土です。
水はけの良い土
サボテンは蒸れるのが苦手なため、水はけの良い土を好みます。
よく水を通し、いつまでもじめじめ湿っていない土がベストです。
保水性の高すぎる土だと、根が蒸れて傷む恐れがあります。
通気性に優れる土
サボテンの根は通気性に優れる土を好みます。根が蒸れて窒息しないよう、土壌内の空気の循環が重要です。
通気性の高い土壌を使用することで根の健康を維持し、サボテンの成長をサポートします。
弱酸性の土
サボテンは通常、弱酸性~中性の土壌を好みます。
pHが適切でないと根が健康に育たない可能性があるため、自分で土を配合する場合は注意が必要です。
栄養分の少ない土
サボテンは栄養分が豊富な土壌を好まない傾向があります。
過剰な栄養分は根腐れや病気の原因になる可能性があるため、養分を含まない無機質の土をメインに配合した土が適しています。
サボテンは鹿沼土だけでも育てられる?
鹿沼土は酸性のため、単体で使うのはおすすめしない
サボテンに適した土の配合
室内で育てるときにおすすめの土の配合【例】
屋外で育てるときにおすすめの土の配合【例】
サボテンの土に関するよくある質問
観葉植物用の土でも大丈夫?
観葉植物用の土は一般に保水性が高く、サボテン用の土に比べると排水性が低いです。
サボテンは蒸れを嫌うため、観葉植物用の土では水が溜まりやすく、根腐れを起こすリスクが高くなります。
観葉植物用の土をサボテンに使う場合、鹿沼土(細粒)や赤玉土(小粒)、パーライトや川砂、軽石(小粒)などを半分ほど混ぜ込んで、水はけが良くなるようにしてみて。
100均の多肉植物用の土はどうなの?
例えば、100均「セリア」さんのサボテン・多肉植物の土の配合は、ココナッツファイバー・パーライト・堆肥・赤土・炭・軽石細粒です。
水はけの良さを維持するためのパーライト、軽石細粒などが含まれてはいますが、実際に使ってみた感想としてはかなり保水性が高いです。
屋外なら風通しが確保されているため蒸れにくいと思いますが、室内で使う場合はパーライトや軽石細粒などをさらに半分ほど混ぜ込むのがおすすめです。
室内でサボテンを育てたい。虫が湧きにくい土はある?
虫が湧きにくい土は無機質の土を多く含む土です。
逆に、虫がわきやすい土は養分豊富な土で、腐葉土や堆肥を多く含む土です。
室内でサボテンを育てたい場合、無機質の土を多く含む土がの方が虫が湧きにくいのでおすすめです。
結論:サボテンの土は水はけの良い土がベスト。ただ、鹿沼土だけの使用は避けた方が無難
- サボテンの土は水はけ重視の配合にすることで根腐れを防ぐことができる
- サボテンの土に鹿沼土だけを使うのは避けた方が無難。鹿沼土は酸性の性質が強いため、弱酸性の土を好むサボテンにはあまり向かない
- サボテンを室内に置くか屋外に置くかで土の配合を変えるべき
- 室内でサボテンを育てるなら水はけ重視の土の配合にするのがおすすめ
- 屋外でサボテンを育てるなら保水性にも重きを置いた土の配合にするのが良い
☆★サボテンを室内で育てるときにおすすめの土↓↓
☆★サボテンを屋外で育てるときにおすすめの土↓↓