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サボテンが倒れそうになる原因は?ぐらぐら傾く時の復活方法も

倒れる柱サボテン サボテン

大事に育ててきたサボテンが倒れそう。付け根もぐらぐらして傾いてる。土を足しても支柱をしても改善しない…。

サボテンを長く育てていると、このような症状に悩まされることがあります。

まっすぐ育って欲しいのに倒れてしまう。水やりしても、土を足しても改善が見られず傾いたまま…。

今回はこのような場合の原因と対処法、サボテンを太く丈夫に育てるコツを紹介します。

この記事を読めば、

  • サボテンがぐらぐらと倒れそうになる原因
  • 倒れそうなサボテンを復活させる方法
  • サボテンを太く丈夫に育てるコツ

が分かるよ!

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この記事を書いた人
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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

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サボテンがぐらぐら倒れそうになる原因

  • 根元がしぼむ、柔らかい、変色する等して倒れそうな場合➡根腐れの疑い
  • 部分的に細長い、縦方向にばかり伸びて倒れそうな場合➡光線不足の疑い
  • 鉢ごと倒れる場合➡鉢が合っていない可能性が高い

サボテンが倒れそうになる原因①根腐れ

倒れそうなサボテン

サボテンが付け目から倒れそうになっている場合、根が弱っている可能性が高いです。

倒れる柱サボテン

箸や棒などで株元をつつき、柔らかいようなら根腐れが進行しています。

この場合、土から取り出して腐敗部分を取り除かなければ、地上部まで腐ってしまうことが多いです。

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サボテンが倒れそうになる原因②日光不足による徒長

ひょろ長く伸びたサボテン

サボテンは観葉植物と違って、耐陰性(少ない光で生きる力)がほとんどありません。

そのため、日光が足りない状態が長く続くと光を求めて縦方向にばかり細長く間延びし、傾いたり倒れたりします。

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サボテンが倒れそうになる原因③鉢が合っていない

屋外に置かれた柱サボテン

サボテンの重さに対して鉢が軽すぎたり、浅すぎたりするとサボテンが倒れやすくなることがあります。

緋牡丹

特に、柱サボテンやバニーカクタス、ウチワサボテンなど比較的高さのあるサボテンの場合、鉢が浅すぎたり軽すぎたりすると、鉢ごと倒れる恐れもあります。

サボテンの直径に対してひとまわり大きめのものがベスト。高さのあるサボテンなら鉢もやや深さのあるものが倒れにくくておすすめ。深すぎる場合は鉢底石を多めに入れて。

 

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倒れそうなサボテンを復活させる方法

サボテンの根っこ

根腐れや光線不足で根元が傷んだり、形の乱れたりしたサボテンは、「胴切り」で仕立て直すことができます。

準備するもの

オーソサイド(殺菌剤)

  • 清潔で切れ味の良い刃物
  • 殺菌剤(オーソサイド等)
  • 園芸用グローブや新聞紙、トングなど
  • 水はけの良い清潔な土

手順①適期は春か秋

やや傾き気味のサボテン

根元が傷んだり、形の崩れたりしたサボテンを胴切りで整える場合、適期は春か秋です。

湿度の高い時期や極端な暑さ、寒さに晒される時期は失敗しやすいので避けます。

手順②カット

サボテンの胴切り

トングやねじった新聞紙などを駆使し、まっすぐ伸びた部分を切り取ります。

トングが無い場合、下写真のように新聞紙をねじって巻き付けると、株に直接触れずに済みます。

鉢からサボテンを取り出す

でも、トングがあった方が作業しやすい。100均で探してみてね。

手順③殺菌剤を塗る

サボテンの断面に殺菌剤を塗布

筆や刷毛などを使って、断面にまんべんなく殺菌剤を塗ります。

殺菌剤を塗ることで、雑菌の侵入や二次感染などを防ぎます。

手順④1か月~3か月ほど乾燥させる

胴切りから3日後のサボテン

そのまま1か月~3か月ほど乾燥させます。

うまくいけば2か月くらいで断面の中心あたりから、新しい根っこが出てきます。

手順⑤土に植えつけ、直射日光を避けた明るく風通しの良い場所へ

十分に乾燥させたら、水はけの良い清潔な土に植えつけて発根させます。

根腐れ気味だった場合は、サボテンに対して丁度いいサイズの鉢をチョイスし、水はけの良い清潔な土を使います。

光線不足によって徒長気味だったなら、置き場所の見直しが必須です。

気温が許す限りは屋外で育てるのがおすすめ。室内なら植物育成LEDライトを使うのもアリ。

 

 

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サボテンを太く丈夫に育てるコツ

胴切り後のサボテン

気温が許す限りは屋外で育てるのがベスト!

サボテンを太く丈夫に育てたいなら、十分な日光と風通しが不可欠です。

気温が許す限りは屋外で育てることで、より太く丈夫な株に育てられます。

ただし、蒸れに弱いので雨ざらしは×です。

サボテンは雨の当たらない軒下等に置き、真夏は直射日光を避けて管理しよう。0度~5度以下になるようなら室内へ移動。

1~2年に1回の植え替えで根の健康を保つ

サボテンの植え込み中

サボテンはできれば1年に1回、最低でも2年に1回の植え替えが必要です。

植え替えないままだと土の粒が崩れ、鉢内が蒸れることで根を傷めてしまいます。

サボテンの健康を保つためにも、1~2年に1回は植え替えで土を新しいものに交換しましょう。

サボテンは成長がゆっくり。基本は同じくらいのサイズの鉢を使えばok。

室内の場合は南~東向きの窓際に置くこと

サボテンを移動中

サボテンを室内管理するなら、南~東向きの窓際に置きます。

その際、窓から離れた壁際や部屋の隅などに置くと、日当たり・風通しが制限されてしまうので注意します。

 

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サボテンが倒れそうな時によくある質問

支柱を立てて傾きを修正しても良い?

サボテンが傾くなら支柱を立てて倒れるのを防ぐのも一つの方法です。

ただ、根本的な解決にはなりません。あくまで応急処置といったところでしょう。

根が傷んでいるなら腐った部分を取り除く必要もあります。

株を安定させるために土を足しても大丈夫?

サボテンの植え替え中

土が少ないかも…と感じるなら、水はけの良い土を足して様子をみるのも良いでしょう。

ただし、根腐れを起こしていないか確認してください。棒で株元をつついて茶色く腐っているようなら、放っておくと腐敗が全体に拡がってしまいます。

保水性の高すぎる土(草花用の土や観葉植物用の土など)を足すと、根元が蒸れて腐る原因になるため注意します。

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大きめの鉢を使って多めの土に植えれば安定する?

傾くサボテン

サボテンに対して鉢が大きすぎると、根腐れを起こしやすくなります。

理想的なサボテンと鉢のバランスは下写真のような感じです。

かわいい玉サボテン

サボテンに対して土が多すぎると、その分、土に水分を余分に溜め込むことになり、根が蒸れやすくなります。

直径は丁度いいけど深さがあり過ぎる…って場合は、鉢底石を多めに入れてみてね。

植え替え後、なかなか根が張らない…

植え替え後のサボテン

十分な日光と風通しさえ確保できていれば、植え替えから1か月くらいで根がはることが多いです。

根っこは土が乾燥している時によく成長します。

ただ、サボテンは成長がかなりゆっくりなので、焦らず見守ることも大事です。

サボテンは全体の約9割が水分。焦って水を与えすぎると根腐れを起こしやすいから注意。

どこまで埋めるべき?

植え替え後のサボテン

サボテンがぐらつかない程度に植えればokです。

あまり深く植えすぎると株元が蒸れ、腐ってしまうおそれがあります。

 

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まとめ

  • サボテンがぐらぐらと傾いて倒れそうになる場合の原因には、「根腐れ」「光線不足」「鉢が合っていない(土が少なすぎる等も)」などがある
  • 根腐れ、光線不足が原因でサボテンが倒れそうな場合、春か秋に切り戻して発根させることで、育て直すことができる
  • サボテンを太く丈夫に育てたいなら、「気温が許す限りは屋外で育てる」「1~2年に1回の植え替えで土を更新する」「室内なら南~東向きの窓際に置く」などを押さえておく

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