サボテンは乾燥に強いし、霧吹きでシュッとするだけでOK?
サボテンを霧吹きだけで育てていませんか?
実は、サボテンを霧吹きだけで管理した場合、少しずつ弱って枯れてしまうことが多いです。
今回は、サボテンの正しい水やり方法と葉水の必要性、サボテンを育てる時の必須アイテムについて紹介します。
この記事を読めば、
- サボテンは霧吹きだけで育てられる?正しい水の与え方
- サボテンに霧吹きでの葉水は有効?
- 霧吹きはNG!サボテンを育てる時の必須アイテムはこの3つ
が分かるよ!
サボテンは霧吹きだけで育てられる?正しい水の与え方
サボテンは霧吹きだけでは育たない
サボテンは霧吹きだけで育てることは基本的にできません。
霧吹きだと十分な量の水分が根に行き届かないどころか、過剰な湿度により根腐れや病気を引き起こす恐れもあります。
サボテンの水やりは土が乾いたらたっぷりとが基本
サボテンは乾燥を好むため、水やりは適度に行う必要があります。
通常は、土が乾いたら水を与える程度で十分です。過剰な水やりは避けるようにしましょう。
土が濡れている時と乾いている時のメリハリが大事!
時期によって水やりのタイミング、量は異なる
- 生育が盛んな春・秋…土がしっかり乾いたタイミングで、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与える
- 生育が鈍る梅雨~夏・冬…土が乾いてさらに3日~4日ほど経ったら、土の約1/3が湿るくらいの量で水を与える
土は中心部まで乾いてから与えよう。
サボテンに霧吹きでの葉水は有効?
サボテンに霧吹きで水を吹きかける「葉水」は避けた方が無難
サボテンは乾燥した環境を好む多肉植物であり、過剰な水やりや湿度はサボテンの根腐れや病気の原因となる恐れがあります。
よって、サボテンに霧吹きで水を吹きかける葉水は避けた方が無難です。
サボテンは葉から水分を吸収しない
サボテンは多肉植物であり、葉水を吸収して栄養を得る植物ではありません。
むしろ、葉水を与えるとサボテンが根腐れや病気にかかるリスクが高まる可能性があります。
サボテンに霧吹きで水を吹きかけるのは控えた方が良さそう。蒸れると腐敗の原因にもなるよ。
霧吹きはNG!サボテンを育てる時の必須アイテムはこの3つ
注ぎ口が細いジョウロ
サボテンに水を与える際、株に水がかかると蒸れて傷む恐れがあります。
注ぎ口が細いジョウロであれば、サボテンと鉢の間に注ぎ口を差し込めるので、サボテンに水をかけずに水やりできます。
水やりチェッカー
サボテンの管理で重要となるのが、水を与えるタイミングです。
水やりチェッカーを土に挿しておくことで、土の乾き具合を色で知ることができます。
- 土が湿っているとき…青
- 土が乾いているとき…白
ポットフィート(鉢を浮かせて鉢底の通気を確保)
ポットフィートを使って鉢を浮かせることで、鉢底の通気を良くすることができます。
サボテンを育てる上で重要なのが風通しです。
どんなに気を付けて管理していても、風通しが悪いと鉢内が蒸れて根腐れを起こすリスクが高まります。
サボテンの鉢は受け皿や床に直置きせず、鉢底を浮かせるような工夫をするとうまく育つことが多いよ。
結論:サボテンを霧吹きだけで育てるのはNG。水を与えるときはジョウロを使うのが基本
- サボテンは霧吹きだけでは基本育たない
- サボテンの水やりは霧吹きではなくジョウロでおこなう
- サボテンは乾燥を好むため葉水によって蒸れると腐る恐れがある
- サボテンを育てるときにあると便利なアイテムは、「注ぎ口が細いジョウロ」「水やりチェッカー」「ポットフィート」の3つ