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ポリシャスの育て方を徹底解説!失敗を防ぐコツとは?

斑入りポリシャス 観葉植物

フリルのように揺れる繊細な葉が美しいポリシャス。アフリカから東南アジア、ポリネシアなどが原産の美しい常緑樹です。

そんなポリシャスは明るく暖かな場所を好む植物で、室内で育てられる観葉植物としても高い人気を誇ります。

今回は、そんなポリシャスを観葉植物として育てる方法をくわしくご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。小原流華道初等科修了。現在は自宅で約100種類の多肉&観葉植物を栽培中。365日植物を観察しまくり、失敗と成功を繰り返す中で導き出した「初心者でも植物を枯らさないコツ」を発信中!

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ポリシャスの育て方・水やり方法

窓辺のポリシャス

ポリシャスの水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと与えるのが基本です。しかし、気温が下がる冬場は土を乾かし気味にする必要があります。

目安となるのが天気予報です。最低気温をチェックし、15度以下になってきたらポリシャスの生育も緩慢になります。

生育が緩慢になると同時に弱まるのが、根が水分を吸収する力です。

ポリシャスの生育がさかんな春~秋の水やり(最低気温が15度以上)

  • 土の表面が乾いたタイミングで鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと与える

ポリシャスの生育が緩慢になる秋~冬の水やり(最低気温が15度以下)

  • 表土が乾いてさらに2~3日経過したら、土の約1/3が湿る程度に常温の水を与える(月1~2回程度)

あわせて読みたい「ポリシャス 冬の管理方法のコツ3つを分かりやすく解説します!」

 

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ポリシャスの育て方・置き場所

植え替え後のポリシャス

室内で育てられるポリシャスですが、寒さや空気の乾燥により葉が傷みやすいです。エアコンの風が直接当たる場所に置いおくと葉がしおれてしまいます。

明るく風通しのよい、暖かい場所を好むため、窓を閉め切る時期はサーキュレーターを使って空気の流れを作りましょう。

ポリシャスの生育がさかんな春~秋の置き場所(最低気温が15度以上)

  • 南~東向きの窓際
  • 夏場は西日で葉が傷むこともあるため注意
  • 直射日光は葉焼けを起こしやすいため避ける

ポリシャスの生育が緩慢になる秋~冬の置き場所(最低気温が15度以下)

  • 最低でも10度は確保。窓際に置いている場合は夜になったら窓から1~2m程離して冷えを防ぐ
  • 冷気は低い場所に溜まりやすいため床に鉢を直接置かない方がよい

あわせて読みたい「ポリシャスの葉が茶色くなる原因とは?対処法も解説!」

 

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ポリシャスの育て方・植え替え

ポリシャスの根鉢

春から秋にかけてはよく根を張ります。そのため、1~2年に1回はひとまわり大きめの鉢に植え替えるのがおすすめです。

鉢の中が根でいっぱいになると葉が黄色くなったり、生育が悪くなったりします。さらに放置していると根腐れを引き起こすこともあるため、定期的な植え替えが必要です。

ポリシャスの生育がさかんな春~秋の植え替え(最低気温が15度以上)

  • 1~2年に一度、春から秋の暖かい時期に植え替える
  • 根詰まりしている場合はひとまわり(今の鉢より直径プラス3cmほど)大きめの鉢に植え替える

ポリシャスの生育が緩慢になる秋~冬の植え替え(最低気温が15度以下)

  • 寒さで弱りやすいので植え替えは基本避ける

 

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ポリシャスの育て方・肥料の与え方

ややぐったり気味のポリシャス

ポリシャスは春から秋にかけての暖かい時期に生育がさかんになります。そのため、肥料も春から秋の暖かい時期に与えるのがよいでしょう。

天気予報をチェックして、最低気温が15度以下になったら肥料は控えるのがおすすめです。

逆に、生育が緩慢な冬場に肥料を与えると、逆に根を傷めて肥料焼けを起こしてしまう恐れがあります。

※肥料焼けとは?…過剰な施肥により根が傷み、葉や茎が変形したりしおれたりするトラブルのこと

ポリシャスの生育がさかんな春~秋の施肥(最低気温が15度以上)

  • 水やりと同時に、水で規定量に薄めた液体肥料を与える(ハイポネックス等)
  • 植え替え時に元肥としてマグアンプk等を混ぜ込んでおくのもよい
  • 土の表面に置くタイプのプロミック等を使用するのも手軽でよい

ハイポネックスハイポネックス原液(液体肥料)

※効果をすぐに実感したいという方には液体肥料がおすすめ。長く穏やかに効果を発揮するのが土に混ぜ込むタイプや土の表面に置くタイプの肥料。

ポリシャスの生育が緩慢になる秋~冬の施肥(最低気温が15度以下)

  • 基本的に肥料は不要

 

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ポリシャスの育て方・病害虫

茶色く変色したポリシャスの葉

ポリシャスに付きやすい害虫にはおなじみのハダニやカイガラムシ、アブラムシなどがあります。

これらの害虫がポリシャスに付くと、吸汁によって葉を変色させます。放置しているとそのまま枯らされてしまうこともあるため、見つけたら確実に取り除いてください。

ちなみに、発見した害虫を取り除く際、霧吹きで軽く水を吹きかけた程度では取り切れないことが多いです。綿棒や使い古しの歯ブラシ等を使って確実に取り除きましょう。

捕獲したコナカイガラムシ

※カイガラムシやアブラムシは、口針を植物に差し込み葉や茎に張り付くようにして寄生していることが多いため、水を吹きかけたくらいでは取れないことが多い。

ポリシャスに害虫がついたときのサイン

  • 葉がべたべたとする⇒カイガラムシが付いている可能性大。ベタベタの原因はカイガラムシによる糖分を含んだ排泄物である
  • 葉や茎に白い粉のようなものが湧く⇒コナカイガラムシである可能性あり。カイガラムシの仲間で、放置していると吸汁により葉が変色していく
  • 葉や茎に蜘蛛の巣のようなものが付着⇒ハダニが寄生している可能性あり。葉が黄色っぽくまばら模様になっていたら要注意

あわせて読みたい「ポリシャスが枯れる原因とは?熱帯地方が原産で寒さが苦手」

 

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まとめ

斑入り模様がおしゃれなポリシャス(タイワンモミジ)

ということで、今回はポリシャスの育て方について項目ごとにくわしくご紹介しました。

基本は暖かく風通しのよい場所におくことです。また、土が乾かないうちに次から次へと水を与えていると、根が呼吸できずに腐る「根腐れ」を起こします。

特に気を付けたいのが気温の下がる秋~冬です。この時期は水のやり過ぎと空気の乾燥に気を付けて管理してください。

暖かく明るい、風通しのよい場所に置くこと。これがポリシャスを長く育てるコツです。

ポリシャスのその他topics

「ポリシャスは育てるのが難しい…?失敗を防ぐコツ3つを伝授」

「ポリシャスの葉がしおれる原因と対処法とは?」

「ポリシャスの葉が落ちるのはなぜ?原因と対処法」

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