マサイの矢尻が伸びすぎてお困りの方。
今回は、茎が伸びすぎて形の崩れたマサイの矢尻の仕立て直し方を紹介します。
時期さえ間違わなければ、カットした茎もカットされた元株も継続して育てられるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
伸びすぎたマサイの矢尻の仕立て直し方
適期は春。4月~5月ころが失敗しにくい
伸びすぎたマサイの矢尻を仕立て直すなら、回復力の高い春がベストタイミングです。
秋でも構いませんが、春の方がより長く生育期間を設けることができるので失敗しにくいです。
高温多湿や寒さに晒される梅雨~真夏、冬は、大胆に切り戻して仕立て直すのは避けてください。
伸びすぎた茎を切る
伸びすぎた茎を切れ味の良い清潔な刃物でカットします。
元株には葉を数枚残しておくと、その後の回復がスムーズに進みやすいです。
水の遣りすぎに気を付けて管理を継続
大部分の葉を失った状態では土が乾く速度も落ちます。
そのため、切り戻し後は水のやり過ぎに注意してください。
水やりは、土が中心部までしっかり乾いてからおこないます。
切り取った茎は挿し芽で増やせる
切り取った方の茎は、下葉を取り除いて乾いた土に挿して発根させます。
土に挿したらすぐに水をやらず、10日ほど経ってから水を与えてください。
切り口が塞がっていない状態で水を与えると、断面から雑菌が入り込んで腐敗のリスクがあるためです。
うまくいけば14日~1ヵ月ほどで発根し、新しい葉を展開させてくれます。
伸びすぎたマサイの矢尻を切り戻して仕立て直してみた!
ここからは、実際に筆者がマサイの矢尻を仕立て直してみた際の様子を紹介します。
伸びすぎたマサイの矢尻にお悩みの方は、よろしければ参考にされてください。
巨大化したマサイの矢尻を切り戻します【2024/5/22】
他の多肉達を押しのけて巨大化したマサイの矢尻。
このままではまわりの多肉達に光が当たらず徒長してしまいそうなので、伸びすぎた部分をカットします。
こんな感じにばっさり切り戻しました。
マサイの矢尻は挿し芽で簡単に増やせます。捨てるのはもったいないので、空きスペースに挿しました。
こんな感じ。元株からも新芽が出てくるはずです。
切り戻しから7日経過。元株から新芽が出てきた【2024/5/30】
切り戻しから7日経過。早くも元株から新芽が出てきました。
また巨大化しそうな予感…。想像以上に生育旺盛なので、別の鉢に移動させた方が良いかもしれません。
上写真は挿し芽にした方ですが、7日前とほとんど変化ありません。
葉がだらんとしなびてきたので、そろそろ水を与えようかと思います。
ということで、こちらはまた随時更新します♪
伸びすぎたマサイの矢尻の仕立て直し方【まとめ】
- 春(4月~5月ころ)に伸びすぎた部分を切り戻して仕立て直す
- 切り取った茎は下葉を外し、乾いた土に挿して発根させる
- 切り取られた元株は水のやり過ぎに注意しつつ、新芽が出てくるのを待つ